概要
男の娘の対になるべく作られた言葉で、概要は男の娘のほぼそのまんま真逆版。
つまりは「男にしか見えない女」のことである。「ボーイッシュ度が非常に高いボーイッシュ娘」とも説明可能。
外見はどう見ても男の子/男性にしか見えないが、肉体の性別は純粋な 女 性 であることが何よりも重要である。
男性器があるふたなりとは全くの別物。男性器がある場合それは雄んなの子ではない。
例を上げれば新條まゆの「愛を歌うより俺に溺れろ!」の女性キャラ達(参考画像)などが分かりやすい雄んなの子と言える。
「男みたいな女を示す言葉…ボーイッシュでよいのでは?」といった声もあるが、ボーイッシュ娘とされるものにはパッと見すぐに女の子であると判別出来る度合いのものも含むため、同義ではない。
同じ意味の言葉で「女の息子(おんなのこ)」という言葉もあるが、「息子」を「少年」の意味で使うことは一般的でない。
需要と普及率
需要はかなりあるがそもそもこの言葉が作られたのがかなり最近でありボーイッシュ女子と人括りにされる事が多いためあまり普及はしていない
また明確な定義や線引きなども存在しないため、どこまでのボーイッシュ度があれば雄んなの子とするのかは個人の判断に任されることになる。
誰が見ても異論の余地のない「雄んなの子の中の雄んなの子」としては藤波竜之介や八雲都が挙げられる…かもしれない。
活用法
男の娘において男の娘×女の子といった擬似百合シチュエーションが存在しているように、恋愛対象は男性でありながら外見が男性のようであることを活かして擬似BLを展開するというシチュエーション、
同性愛者である雄んなの子が、普通にフェミニンな外見の女性と擬似NLを展開するというシチュエーション、
更には雄んなの子×雄んなの子という「一見BLなのに実は百合」、といったような変わり種のシチュエーションが可能となる。
雄んなの子と呼べる条件
などに当てはまる女性キャラクターを指す。
上記の条件に全て当てはまらなくても、男の娘における概要と同様に「どうみても男にしか見えないが生物学的には女性」であるキャラクターならば、雄んなの子と呼べる存在足りえるだろう。
年齢に関しては現在明確な定義が定まっていない為何とも言い難いが、以上のような条件に当てはまっていれば年齢に上限や下限は無いと思われる。
とりわけ外見がショタ的であるものは「ショタ女」という言葉もある。
間違いとされる解釈と照らし合わせると主に以下のような注意点が上げられる。
- 単に「男装しているだけ」や、「髪が短いだけ」で、一見ですぐに女性だと分かるキャラは含まない。
- 何より「容姿が男のようである」ことが重要な為、振る舞いが雄々しいだけで容姿は女性である男勝りな女性は含まれない。
- 男装の麗人や漢女や筋肉女等はものによっては重なるものもあるが、基本的に似て非なるものだと考えたほうがいい。(これらには外見の男性度が比較的低めなもの、一見で女性であると分かるもの、単に素振りや達振る舞いのみが男らしいだけで外見は普通の女性である等も含むため。)
- 内面よりも外見が重要視される。
- 「外見は男性である」が、「生物学的には女性」であることが重要なため、ふたなり(男ふたなり)とは全くの別物。
- 「熟女のように見えるけど実は男性」「おばあさんのような見た目だが実はおじいさん」といったような比較的高い年齢のそれを男の娘と呼ばず、若めの女性に見える男性に対して男の娘を使うことを考慮すると、雄んなの子も対象となる見た目の年齢は若いと思われる。
現実世界における性同一性障害の当事者に対して出生時/身体の性別を本人に向けて強調したり、本人の望まない性別として扱ったり(三人称に本人の自認する性別に準じたものを使わない等)、本人の意思に反して出生時の性別を第三者に漏らす、秘密を暴露することは強い侮辱・差別にあたるため、断じて行うべきではない。特に最後の行為はアウティングと呼ばれ人権侵害に当たる行為であり、近年LGBTへの配慮・理解の欠如によって起こる問題としてよく取り上げられており、無理解な人物や企業がこのような行為を行うことで事件化に至ったケースもよくある。
精神面も完全に男子な雄んなの子キャラクターに対して肉体の性別を強調した扱いはあくまで二次元だからこそ許される表現だということを常に意識しておきたい。
関連イラスト
関連タグ
類似語
ショタ女 おとこ女 女の漢 女の息子 イケメン女子 イケ女ン だが女だ おまおん
reverse_trap…雄んなの子に該当すると思われるキャラの一覧あり
付属する可能性が高い属性や語句
ものによっては雄んなの子に含めるイラストもあるもの