reverse_trap
りばーすとらっぷ
海外で発祥し、主に 4chan などの画像投稿・議論サイトで使われていた言葉である。
定義文で明確に述べたが、これは、まんが、アニメ、ゲーム等の登場人物で、「人物設定によって決まる架空のキャラクターについての概念」で、現実の人間とはいっさい関係がない。
キャラクターの設定において、少年・男性だと思われていた人物が、実は女性であった場合、このようなキャラクターを reverse_trap(逆トラップ)と呼ぶ。
この例と反対の場合が、少女・女性だと思われていた人物が、実は男性であった場合である。このようなキャラクター設定で、英語圏では「女だと思っていたのに騙された、罠(トラップ)に嵌められた」という印象を持つ読者がいるので、このようなキャラクターを「罠=トラップ(trap)」と呼んだ。少年・男だと思っていたのに、実は女だったというのは、先の「罠=トラップ」と、反対方向であるので、これを「逆の罠」つまり reverse_trap と呼ぶ。
「trap」は日本語での「男の娘」とほぼ同じ概念であるので、reverse_trap は、「リヴァース・トラップ」あるいは「逆男の娘」というような言葉になる。
日本語では、「娘」という文字を「こ」と読む習慣があるので、「男の娘」は「おとこのむすめ」ではなく「おとこのこ」という読み方が自然になるので、「男の娘」という言葉が成立したが、その逆は、こなれた表現が難しい。しいて造ったのが「雄んなの子(おんなのこ)」であるが、あまりしっくりした言葉ではない。しかしこれが「逆トラップ」にほぼ対応する言葉である。
LGBTに関しては、日本では、おおよそ二千年前から現在に至るまで、男女の同性愛や、男装・女装について、私的・公的に、村八分にするとか、差別・迫害するとか、牢獄に入れるとか、死刑に処するとか、そういう例は皆無である。(欧米はそうではなかった)。
もしそうでなければ、1970年初頭に発刊された『薔薇族』『アドン/#6』『さぶ』などのゲイ雑誌、それに対応する百合雑誌や、『JUNE』などの少年愛雑誌、『百合姉妹』『百合姫』などの少女愛雑誌の興隆は説明が付かない。
同性愛にしても、男装・女装にしても、社会的に許容されている範囲はきわめて広く、フィクションと現実を混同しなければ、何の問題もない。男女の登場人物を監禁凌辱するフィクションはあるが、それを実行に移せば、間違いなく犯罪になる。LGBTについても、同様のことが言えるのである。
『性別:』シリーズ 女体化 おっぱいのないイケメン 雄んなの子 女の息子 おまおん
ボクっ娘/俺女:「一見男の子に見える女の子」の項目のキャラ大半があてはまると思われる。
reverse_trap を演じている声優:
江口セーラ(咲-Saki-阿知賀編episode of side-A)
怪盗X(魔人探偵脳噛ネウロ)※基本的に性別は自在だが出生時の性別が女
日下チヒロ/日下部チヒロ(バトルスピリッツ覇王)チヒロショック参照。)
枢斬暗屯子(極虎一家)※Reverse_trapの魁とも言うべき人物。
スリーライツ(美少女戦士セーラームーン)※原作のみ。アニメは「普段は男だが変身すると女になる」設定。
叛乱の騎士姫アンネロッテ(クイーンズブレイドリベリオン)※ユイットにとって
ヒルドラキュラ(仮面ライダーX)※GOD悪人軍団としての正体
吹雪丸(映画クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望)※男として育てられた
ファンロード用語・「君は女!」の元ネタ
ヘルムート・マルクス・フォン・バッベル/ヘルミーナ(軍靴のバルツァー)
マリア(奴隷エルフと商人)
真中あお(恋する小惑星)※幼少期のみ。高校での再会時は女性らしくなっている。
桃河美里(ウダウダやってるヒマはねェ!)
疑惑のあるキャラクター
長名なじみ(古見さんは、コミュ症です。)※公式では性別は関わらないが、アニメ版ではとある疑惑が有る。