真田小次郎
さなだこじろうまたはさなだかおり
「零番隊組長 真田小次郎・・・、参る」
※以下は月華の剣士の第二幕で「真田小次郎」名義で発表されたプロフィールである。
真田小次郎は同作に2名おり、ここで主に解説するのは第二幕の真田小次郎である。
非常に中性的な顔立ちをしており、キャライラストでは分かりにくいが、ゲーム中のグラフィックでは胸部に不自然な膨らみが確認でき、その正確な性別がわかる。
本名は真田香織であり、本物の真田小次郎の妹。亡き兄の名前と服を借りて変装している。
第一幕PS版に登場した真田小次郎は新撰組零番隊の隊長であり、元・新撰組隊士である紫鏡により殺害されている。
香織は兄の死去により存在を疑問視された零番隊の存在意義証明と、兄の仇である紫鏡を討ち果たすため地獄門への調査に向かう。
第二幕稼働当初は「真田小次郎」が「真田香織」であることは伏せられており、そのため「小次郎」名義で発表された公式プロフィールでは性別が「男」とされている。
このプロフィールであるが利き腕が「右」となっているがゲーム中のドットでは、通常キャラ本来の姿となる1P側で鞘の位置や突き等がどう見ても左利きになっているため「プロフィールは兄の小次郎と妹の香織の情報が混在している」とも考えられる。
もっとも利き腕については公式イラストでは鞘の位置も刀の持ち方も右利きとして描かれており、またドット絵での描写の都合上1P側ではなく2P側がキャラ本来の姿・利き腕となるケースはたまにある。
公式からは何も言及されていない以上真田香織が左利きなのか右利きなのかはわからない。
なお、兄の小次郎のデータはほとんど公開されていない。PS版攻略本から小次郎の刀銘も「百舌」であり、流派も天然理心流「百舌」であることがわかるのみである。
本物の小次郎と同作に登場する鷲塚慶一郎は親友で、香織とも面識あり。
また、端々で香織が小次郎に扮している事に気が付いているような描写がある。
小次郎(香織)も天然理心流の剣士にふさわしく、鷲塚同様突き攻撃を中心とした通常技、必殺技を持つ。違いとしては鷲塚の必殺技が溜め技に対し、小次郎(香織)はコマンド技と咄嗟に出せることである。このため、鷲塚とは違って積極的な連続技やラッシュ攻撃をかけていくのが得意。
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士道残影
もともとは、『幕末浪漫第二幕 月華の剣士 月に咲く華、散りゆく花』のノベライズのために書いたもの。というと商業用の原稿のように聞こえるが、実際には、ノベライズの企画が通るだろうと勝手に決めつけて書き始めたものの、編集部から「無理です。やっぱり和風のゲームのノベライズは売れないんですよ」と企画自体却下されたため、使いどころがないまま10年以上放置していた原稿の一部である。しかし、『第二幕』のノベライズはあくまでゲームのストーリーをなぞる予定だったため、新キャラを出すのなら刹那、黄龍が最優先であり、どのみち小次郎の出番はほぼありえず、企画が通ったとしてもまるまるカットするはめになっていただろう。 個人的には、『サムスピ』とはまた少し軸の違う伝奇テイストのあるシリーズなので、たとえば舞台を現代に移した続編を作ることもできるような気がしないでもない。6,314文字pixiv小説作品