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桜蘭高校ホスト部

おうらんこうこうほすとくらぶ

『桜蘭高校ホスト部』は、葉鳥ビスコ作の少女漫画作品。またそれを原作としたアニメ・実写作品。
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概要編集

LaLa』(白泉社)で2002年9月号から連載されていた葉鳥ビスコ原作の少女漫画。またそれを原作とした、ドラマCDアニメテレビドラマ実写映画舞台劇ミュージカルもある。当初は読み切り作品だったが好評につき連載化、そして2010年11月号で最終回を迎えた。

pixivでは省略した『ホスト部タグも多く使われている。


作風編集

上流階級の子息らが運営する「ホスト部」を舞台に繰り広げられる庶民美少女とのラブコメ作品。

上流階級の視線、庶民の視線故にぶつかり合いながらも互いに成長していく姿が描かれている。

また、宝積寺れんげや猫澤梅人らをはじめとする個性豊かなキャラクターたちが登場するのも特徴である。


作品あらすじ編集

上流階級の子息ばかりが集まる桜蘭高校特待生1年の藤岡ハルヒは、勉強ができる静かな場所を求めて第三音楽室に辿り着く。そこは「暇をもて余す美少年が、同じく暇をもて余す女生徒をもてなし潤すホスト部なる集団が営業する場所となっていた。

とある事件がきっかけで800万の借金を背負うことになるが、借金帳消しの条件として、100人の指名客を集めるノルマを課せられ、ホスト部員としての第一歩を踏み出す。しかし、実は地味な見た目のハルヒは女の子だったのである。


主な登場人物編集

※CVに関しては前者がアニメ化前に付録や全員応募者サービスでドラマCD化した際のキャスト、後者がアニメ化及びアニメ化以降のドラマCDのキャスト。


ホスト部編集

藤岡ハルヒ

本作の主人公。普段は地味な雰囲気だが、実は美少女。

一人称は「自分」。成績優秀につき特待生として桜蘭高校に入学。学園の生徒からは特待生として一目置かれ、尊敬されている。

ホスト部には割ってしまった花瓶の損害800万円の返済のため入部した。誰に対しても物怖じしない性格。


須王環

指名率7割を誇るホスト部部長。

一人称は「俺様」。「キング」を自称している。


鳳鏡夜

ホスト部副部長兼店長で、何事も理知的に計画を進める知性派。

裏では(他の部員曰く)部の実権を握る「陰のキング」。度の強い眼鏡を着用。愛読書は「橋のない川」。一人称は「私(わたくし)」。


💙🧡

禁断の兄弟愛とシンメトリーが売りの双子。前髪(光・右分け、馨・左分け)と服装以外はほぼそっくりだったが、後に光がヘアスプレーで髪の色を変え、見分けやすくなった。

一人称は共に「僕」。


ハニーせんぱい

メンバー最年長組だがロリショタ系ポジション。実は色々とすごい人。

一人称は「ボク」。

見た目は幼いが、快活な好青年。


銛之塚崇(モリ先輩)

長身のワイルド系で口数も少ない。ハニー先輩とは家族ぐるみの付き合い。

一人称は「俺」。



準レギュラー編集

自称ホスト部マネージャーで、オタク腐女子

一人称は「アタシ」。


その他脇役編集

ハルヒ・光・馨・れんげのクラスの副委員長。ホスト部常連で、ハルヒのファン。

一人称は「わたし」。


ホスト部常連で、ハルヒのファン。

一人称は「わたくし」。


ホスト部常連で、環及びハルヒのファン。

一人称は「あたくし」。


極道一家の跡取り、根はかなり良い人で、ホスト部員以外で唯一ハルヒの秘密(女子である事)を知る。というか、ハルヒが女子である事を初めて知った時には「ま゛!」と叫んでしまった。

一人称は「オレ」。


黒魔術部部長。何かとホスト部に絡んで来たり、ホスト部員を自らの黒魔術に巻き込んだりする。

一人称は「ワシ」。


ハルヒの父親。「蘭花」という源氏名を名乗っている。

自覚あるバイセクシャルだが、女は生前の妻・琴子以外は愛さないと誓っている。

娘のことを溺愛しており、ホスト部の一同にも友好的に接するが、ハルヒを押し倒した環だけは「娘を奪う敵」と見なして徹底的に暴力を振るう。


各種メディアミックス展開編集

テレビアニメ編集

2006年4月から9月まで、関西地方以東の日本テレビ系列局のごく一部にて、全26話が放送された。

原作が連載中だったため、第25話、第26話はオリジナルキャラクターが登場して最終回を迎えた。


スタッフ編集

監督五十嵐卓哉
シリーズ構成・脚本榎戸洋司
キャラクターデザイン高橋久美子
音楽平野義久
アニメーション制作ボンズ

主題歌編集

オープニングテーマ「桜キッス」作詞 - 渡辺なつみ / 作曲 - M.RIE / 編曲 - shinya / 歌 - 河辺千恵子

エンディングテーマ「疾走」作詞・作曲 - 安斉龍介 / 編曲 - LAST ALLIANCE / 歌 - LAST ALLIANCE


各話リスト編集

話数サブタイトル
第1話今日から君はホストだ
第2話高校生ホストのお仕事
第3話身体検査に御用心
第4話女子マネージャー襲来
第5話双子ケンカする
第6話小学生ホストはやんちゃ系
第7話ジャングルプールSOS
第8話太陽と海とホスト部
第9話ロベリア女学院の挑戦
第10話藤岡家の日常
第11話お兄ちゃまは王子様
第12話ハニー先輩の甘くない三日間
第13話不思議の国のハルヒ
第14話噂のホスト部を取材せよ
第15話軽井沢さわやかバトル
第16話ハルヒと光の初デート大作戦
第17話鏡夜の不本意な休日
第18話チカ君のハニー打倒宣言
第19話ロベリア女学院の逆襲
第20話双子があけた扉
第21話いつかカボチャになる日まで
第22話モリ先輩に弟子入り志願
第23話環の無自覚な憂鬱
第24話そして鏡夜は出会った
第25話ホスト部解散宣言
第26話これが俺たちの桜蘭祭

テレビドラマ編集

2011年7月から9月にかけて、TBS静岡放送で放送されたが、その後順次他のTBS系列局でも放送されており、最終的にはすべてのTBS系列局で放送されている。また、これをベースとした映画が2012年の春休みお楽しみ映画として公開された。出演者には特撮出身者が多く、特に映画では戦隊レッドが3名もいるという一般映画では珍しいものだった(ただし竜星涼はこの映画の後にキョウリュウレッドを演じたというパターンだが)。


ミュージカル編集

2022年1月に歌劇『桜蘭高校ホスト部』のタイトルで天王洲銀河劇場で上演。

同年12月には続編、歌劇『桜蘭高校ホスト部』fが天王洲銀河劇場と大阪市のサンケイホールブリーゼで上演。

2023年12月には歌劇『桜蘭高校ホスト部』Fineが東京都内の劇場で上演。


関連イラスト編集

無題ほすと部!


関連タグ編集

ホスト部 ホスト 葉鳥ビスコ


カップリングタグ各種編集


評価タグ編集

ホスト部100users入り ホスト部500users入り ホスト部1000users入り

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