「私も…… いつか会えますようにって…… ずっと思ってたから……」
「お願いします! 無理を言ってるのは分かってる! でも……
みらと一緒に目標を…… 夢を追いかけたい!」
概要
星咲高校に通う3年生(劇中3年目)で、地学部の3代目副部長。
幼い頃から星を眺めることが好きな女の子。
幼い頃にキャンプ場で木ノ幡みらと約束した「アオ」という新しい小惑星を見つけること。みらのことを忘れないよう鞄にクジラのマスコットをつけている。
そして数年が経ちあおは高校に入学、そして天文部と地質研究会が合併した地学部に入部するため部室を訪れたところでみらと再会する。
劇中1年生の時に森野真理(モンロー)と桜井美景(桜)が卒業した後は春休みに木ノ幡家に引っ越し、木ノ幡みさの空き部屋に入居し、みらとの同居生活を始めている。
プロフィール
誕生日 | 2001年5月25日(ふたご座) |
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身長 | 158cm |
学年 | 1年生(1巻~3巻) → 2年生(3巻~5巻) → 3年生(5巻~6巻) |
所属 | 星咲高校地学部 天文班 |
役職 | 部員(1巻~2巻) → 2代目会計(2巻~4巻) → 3代目副部長(4巻~6巻) |
誕生石 | エメラルド |
CV | 山口愛 |
容姿
幼い頃は髪型と服装、そして名前などがボーイッシュな恰好だったため、みらからは男の子と勘違いされていた。
現在はガーリッシュという扱いで、執事服を着たいと鈴矢萌(すず)に言ったことがあるが、彼女からは「あおは可愛いから」と断られて、挙句に可愛く弄られてしまっている。「私もあっちがいい」
ただし、2年目の文化祭の時には執事服を着用している。
体格はスレンダーながらも、すず同様に猪瀬舞(イノ)からは彼女達の水着を見て大人っぽくで素敵と羨ましく思われていた。
また、温泉回では髪を結おうとしてボサボサにしてしまい手先の不器用さを露見した。
人物
口数は少なく、大人しい性格で、落ち着いた振る舞いをするが、趣味である天文関連のことになると早口になったりする。
一方、みらと一緒に考えなしに4月の川に飛び込もうとしたりするなど、みら程ではないにしろ、思考的にやや問題点がある。
みら曰く、幼い頃は今よりもハキハキとしていたが、とある言い間違いで恥ずかしい思いをしてからはキャラが変わり現在の引っ込み事案な性格になった。
最初の内は言い間違い等を気にして上手く接することが出来なかったが、すずのアドバイスや自らの思いを伝えたいという気持ちからの行動により段々とみらと打ち解けていった。
よく怒る桜と違って滅多に怒らないが、とある回において桜がみらを地質側に引き込もう的な発言をした際は珍しく明確な怒り(もしくは強い敵対心)を放ち桜を怯えさせた。
大胆な行動を見せることがあり、父親(名称不明)が転勤することが決まり、引っ越すことになった際に母親・詩織に上記の台詞を熱意を込めて伝えたり、「きら星チャレンジ」の書類選考通過で落選してしまうが、諦めらきれないあおはすずにバイト代の前借りをしたり、モンローと桜に飛行機の手配を手伝ってもらい、石垣島へ向かうみらと先生である遠藤幸を追いかけるように単独で乗り込んでいる。そして、きら星チャレンジ会場で見学させてもらえるよう熱意を込めた結果、主催・廣瀬直也から特例で見学者として認められた。
また、あおと真中夫婦と別々に暮らすようになっても、たまに帰省している様子。
父親はあおがいないと流石に寂しいようで、あおロスに陥っている。その際に詩織は「また遊びに来てね」とメールを送られている。
勉強は苦手ではない様子だが、前日に見ていた星の印象が強かったらしく名前の欄にそれ(真中アンタレス)を書いてみらと一緒に追試を受けたりとどこか抜けていたりもする(該当項目も参照)。
面白いものを見ると吹き出す癖がある。また、みらが用意した砂糖5本分のコーヒーにもあまりの甘さに噴き出しており、ブラックコーヒーを要望している。
きららファンタジア
2020年3月13日のイベント「奇跡が生まれる星」からみらと共に参戦し、★4炎属性まほうつかいとして実装された。
みらのキャラクターシナリオからエトワリアの世界でも、みらと一緒に小惑星を見つけるという夢は健在のようだ。
期間限定ではホワイトデー衣装の★5土属性ナイトと七夕衣装の★5月属性そうりょとして実装されている。
また、七夕衣装の進化後は幼い頃のようにボーイッシュな見た目になっている。
余談
会報の名前決めの際は星と石の共通点を見つけ「KiraKira」と名付けている。
この名前はアニメのミニコーナーにも採用された。
関連イラスト
関連タグ
木ノ幡みら 猪瀬舞 桜井美景 森野真理 七海悠 桜井千景 遠藤幸
関係者
誕生日タグ
カップリング
以下、ネタバレ注意!
!警告! |
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以下の内容は原作第6巻のネタバレが含まれます。本作の根幹に大きく関わるため、原作未読、またはアニメのみの視聴者は、先に原作第6巻まで読んでから下に進むことをオススメします。 |
星空サマーキャンプ(仮)で、地学部の部員やOG達、そして専門家の助言によって、候補とはいえ遂に未知の小惑星を発見することができた。
彼女達の努力や熱心さは、小惑星に届き、本作のテーマ「夢」を掴みとったのだ。
そして小惑星を見つけて7年後、あおは海外で大学院の博士課程としてALMA望遠鏡を使って銀河形成に関する研究をしているようだ。
仕事している中でみらから「小惑星命名認定された」というメールに、急遽帰国。すずのイートインスペースにみらと共に遅れて到着した。
そして、7年前に見つけた小惑星は「Hoshizaki(ホシザキ)」の名前として申請し、認められることになった。
これには新聞部からはツッコミが入ったが、この名前を付けた理由はあおとみらだけでなく「皆に助けられて、皆で見つけた星だから」とのこと。
ただし、大学生の時にみらと共に見つけた小惑星に仮符号が付けられており、軌道決定待ちで今度は「アオ」と申請する予定のようだ。
9年前にあおの教えによって星に興味を持った糸﨑遥が今や地学部員になっており、彼女から天文と出会わせたことに感謝された。
そして夜空にあおはみらに対して……
「出逢ってくれて 夢をくれて 一緒に叶えてくれて どうもありがとう」
……と感謝の意を示した。そしてみらはこちらこそだよと返し、小惑星の次に「今度は何を見つけようか」という言葉で物語の幕を閉めるのだった。
あとがきに書かれている通り、好きな物に夢中になり、キラキラしている様子は正に本作のもう一つのテーマ「恋する」と言えよう。
真の余談
- みらとの初めての出会い
アニメ版のみの視聴者は、みらと初めて出会った場所が町のキャンプ場と思われるが、実は違っており、実際は病院で初めて出会っている。
その時みらからはラッキーセットから貰った「星と星座」の本を読まされる。そのことに星のことを興味を持ち、病院後に図書館に寄って読むのだった。
つまりは星に興味を持ったのはみらの影響だったのである。
ちなみにこの時はお互いあまり認識しておらず、あおの見た目が普通に女の子だったので次に出会ったキャンプ場では覚えていなかったと思われる。
彼女らの出会いは偶然ではなく、運命だったといえよう。
- 偶然
なお、原作6巻発売から間もなく2024年9月に現実世界でも「小惑星あお」が発見される。
作中ではまだ命名化はされていないにもかかわらず、ほぼ偶然一致することになった。
それはまさに、作品が繋いだ奇跡と言えよう。おめでとう。
また、2024年11月26日に作中で見つけた「Hoshizaki」が現実の小惑星にも命名が認定された。どこまで伏線を回収するんだ…。
更に同時に原作者の名前である「Quro」も小惑星として命名が認定されている。