概要
ミルクも砂糖も入れていないため、コーヒー本来の苦みと酸味の利いた味わいを楽しめる反面、その苦みは人を選ぶ。
色が紅い紅茶の場合も、混ぜ物がない場合はブラックティーと表現される。
日本特有の無糖文化
日本においては無糖のものを指すのが一般的だが、諸外国では砂糖が入っていてもブラックコーヒーと呼ぶことが多い。
例えばウィキペディアでも、
「抽出されたコーヒーに何も加えずそのまま飲むものをブラック・コーヒーあるいは単にブラックと呼ぶ」
「Coffee without creamer or milk(ミルクやクリームが入っていないコーヒー)」
と差異があり、英語圏では単に乳成分の有無のみで定義が分かれている。
水質の違いや、茶請けならぬコーヒー請けと共に楽しむ文化などなど、様々な要因が複雑に絡まって、この差異に繋がっているのであろう。
無論、どちらが正しいなどという議論をするべきものではない。
あなたが一番美味いと思う飲み方こそが、一番正しいのである。海外では緑茶にもたっぷり砂糖を投入するので気にするだけ無駄。