概要
オーストリアの発祥のコーヒーの飲み方のひとつ。コーヒーの上にホイップクリームを浮かべたもの。逆に、カップに入れたホイップに熱いコーヒーを注いだものもそう呼ばれる。
ここで言う「ウィンナー」とは、オーストリアの首都ウィーンにちなみ「ウィーン風の」という意味で名付けられた(日本風に言うなら『ウィーンなコーヒー』という事)。
↑なので当然、こういうものでもない。
しかしネット上では「ウィンナーコーヒー」で画像検索するとこの手の画像がわんさかと出てくる他、実際にウインナーソーセージを入れて出した猛者も居る。
なお、実際のウィーンにウィンナーコーヒーなる飲み物は存在しない。たしかにウィーンはクラシック音楽に次いでカフェ文化も盛んであるが、実際に日常的に多く飲まれているのは、エスプレッソと温かいミルクを加えた上にミルクの泡を載せた「メランジェ」という、どちらかというとカプチーノに近い飲み物である。このメランジェのミルクの泡の代わりにホイップクリームを載せた「フランツィスカーナー」と呼ばれるものが日本でいうウィンナー・コーヒーに近い。
ナポリにナポリタンが存在せず、天津市に天津飯が無いような物である。
関連タグ
ウインナーコーヒー (表記揺れ)
メランジェ (現地語)