星咲高校地学部
ほしさきこうこうちがくぶ
以下のデータは、5巻時点のもの。
「恋する小惑星」の地学部とは、星咲高校における部活動の一つ。以前存在した、「天文部」と「地質研究会」が合併して誕生。場所は文化部棟の1階。
部内には、旧「天文部」を前身とした「天文班」、旧「地質研究会」の流れをくむ「地質班」が存在する。
さらにナナが入部した際、彼女の希望により「気象班」が設立(?)された。
以下に、班別の概要を記す。
天文班
旧「天文部」を前身とする班。天文部時代は観測会や写真撮影、文化祭のプラネタリウム、合宿、科学館見学などの活動を行っていた。合併直前年度は、モンローの性格的に「セクシープラネタリウム」などのイベントを見る限り、かなりユルい路線だった模様。地学部合併1年目は、こちらが多数派(3人)。部長も天文班のモンローが務めていた。2年目は比率は対等になり、天文班枠は副部長(木ノ幡みら)となった。
地質班
旧「地質研究会」を前身とする班。地質研究会時代は鉱物観察や石採集、合宿、文化祭では研究発表を行っていた。合併直前年度は生真面目な桜の影響か、(文化祭のイベントを見る限り)かなり堅実な路線だった。地学部合併1年目は少数派で、桜は副部長だった。2年目は天文班と同率となり、部長も地質班の猪瀬舞が務めている(後に引退)。
4月:新入生歓迎会(バーベキュー)
夏休み:合宿(3日間)
9月?:文化祭(星咲祭):ジオカフェ、3年生引退
12月:クリスマス忘年会
3月:卒業式
その他、会報作成(3ヶ月ごと)、地域の観望会の手伝い、望遠鏡の練習など
1年目
以前は「天文部」と「地質研究会」がそれぞれあったが、「学校の事情」で「木ノ幡みら」と「真中あお」が入学した年に合併。初代部長は旧「天文部」の「森野真理(モンロー)」、副部長には旧「地質研究会」の「桜井美景(桜)」がなった。顧問は、両部の顧問を兼ねていた「遠藤幸」が受け持った。
しかし、活動内容が全く違う上に、部としての方針(旧「天文部」は「セクシープラネタリウム」などのエンターテイメント路線、旧「地質研究会」は生真面目な展示会など)あるいはモンローと桜それぞれの性格の決定的なの違いがあり、「猪瀬舞(イノ)」の必死の仲介もあったものの、互いにギクシャクした状態で活動がスタートした(班分けされているのも、その流れから)。
その後、みらとあおが入部。何だかんだで、モンローに振り回されながらも、桜は彼女をフォローし、また、モンローの気持ちも新入部員の姿をみて、変化していった(みかまりも参照)。
文化祭を機に、会計だったイノが部長に選ばれた(副部長はみら、会計はあお)。最初は自信なさげだったが、先輩や後輩、みらの友人である「鈴矢萌」の支え、地学オリンピックへの参加などで、これを乗り越えていった。