天才作家スズ
てんさいさっかすず
主人公、鈴木美鈴は小学6年生の時、あることがきっかけで「天才小学生作家」になった。
そんな主人公スズは、春から中学生になるのだが……。
小説は秘密ファイル・スペシャル・恋愛ファイルの3つに分けられている。
以下ネタばれを含む場合があります。
鈴木美鈴(すずきみすず)
主人公の少女。通称スズ。
松葉学園中等科1年生。小学6年生の時に作家デビューしたが、その作品は双子の美織(オリちゃんとスズには呼ばれている)が書いたもの。両親と4人家族だったが、「青春文学賞」に美織が応募した翌日、三人は事故に巻き込まれ亡くなっている。現在は母親の妹である叔母さんに引き取られ、一緒に住んでいる。結構足が速い。食べる事が好き。鈍感。毎回何かしらの事件に巻き込まれている。欠点は多いが前向きな女の子。小説を書こうと頑張っている。
冬馬戒(とうまかい)
天才的センスをもつサッカー少年。通称カイ。
スズと同じ小学校出身のクラスメート。サッカー部。小学生の時も同じクラスだった。松葉学園にはスポーツ特待の推薦で入学。エース・ストライカー。意地悪なことも言うが本当は優しい。友達のことは絶対に裏切らない。途中転校してしまう。
プランス
プランスはフランス語で「王子」という意味。美少年。通称プランス。
松葉学園中等科2年生。物理部。「物理的にありえない」が口癖。スウェーデン王室の血筋で松葉学園の理事長の息子。大学院まで卒業している天才。
鷲見悠貴(わしみゆうき)
松葉学園のアイドルの1人。美少年に見えるが女子。通称女公爵。
松葉学園中等科3年生。馬術部と剣道部の部長。女子寮の寮長をつとめている。プランスの親戚。一度笑うと長い。スズが「天才作家の鈴木美鈴」だと知っていて、「青春文学賞」にも応募いているが受賞はされていない。作家をめざしている。
創立100周年の名門。幼稚部から初等部、中等部、高等部まであり、エスカレーター式に上がっていける。
高等部が一番有名で、甲子園や吹奏楽などの全国コンクールや大会でよく優勝している。
勉強の方も毎年高等部の卒業生は10人くらいが東大や京大に合格していて、全国的にレベルの高い学校と評価されている。
海外には姉妹校があり、留学制度により、留学生との交流もある。