概要
1993年7月にカプコンからアーケードゲームとして発表された、プロレスを題材とする対戦アクションゲーム。アメリカ版でのタイトルは『Saturday Night Slam Masters』(サタデーナイトスラムマスターズ)。
タイトルの「マッスルボマー」は、登場人物の一人であるヴィクター・オルテガの必殺投げの技名でもある。
キャラクターデザイン担当に『北斗の拳』などで有名な原哲夫を迎えたことや、同社の人気作『ファイナルファイト』シリーズでお馴染みのマイク・ハガーがプレイヤーキャラクターとして登場していることから当時話題となった。
シリーズ作品
1993年12月に2作目『マッスルボマーDUO -HEAT UP WARRIORS-』が稼働。
タッグマッチ専用になり、同キャラクター対戦が可能になった。ゲームシステムの変更に伴い、バランスにも調整が施されている。
1994年9月には3作目『スーパーマッスルボマー』が稼働。
純粋なプロレスゲームから、一般的な対戦格闘ゲームに近いシステムに変わった。単体の作品としてはそれなりに人気はあったものの、過去作のシステムを期待していたファンからの反応は必ずしも良いものではなかった。
登場キャラ
CWA側
- 「赤い獅子」アレクセイ・ザラゾフ
- 「フロリダの荒馬」ラッキー・コルト
- 「白面の悪魔」ミステリアス・ブドー
- 「最強最後の巨人」タイタン・ザ・グレート
- 「アカプルコの殺人蜂」エル・スティンガー
- 「市長」マイク"マッチョ"ハガー
- 「迷える羊」シープ・ザ・ロイヤル
- 「失われた知性」"ミッシングIQ"ゴメス
- 「メタル・ブルスト」ブラック・ウィドー
- 「マスター・オブ・マッスルボマー」ヴィクター・オルテガ
BWA側
- 「荒ぶる巨鯨」キマラ・ザ・バウンサー
- 「褐色の閃光」アストロ