※アストロ本来の意味やそれにまつわる他キャラクターは「アストロ」の記事を参照。
概要
「弱い奴に教える肩書きもなければ 弱い奴にみせる顔もない!
そんなに知りたければ実力で知るがいい!いつでも挑戦は受ける!」
カプコンによるプロレスを題材とした対戦アクションゲーム『マッスルボマー』シリーズの登場人物。海外名はThe・Scorpion。
初代ではラスボスを務める。
闇プロレスリーグであるスBWA(ブラッド・レスリング・アソシエーション)の総帥兼トップレスラー。
身長が188cm、体重が102㎏であることは素勝は一切不明だが、フルフェイスのヘルメットから垣間見えるシルエットはかなりのイケメン。
プロレスラーとしてはやや小柄(実際主人公のアレクセイ・ザラゾフや本作のケンポジションのラッキー・コルトと背丈は数センチ低く、体重に至っては20Kgも軽い)でありながら、研ぎ澄まされた肉体から繰り出される連撃は凄まじく戦い方も容赦ないため作中でも屈指の強さを誇る。
「強さこそすべてで弱さは悪」という冷徹な心情の持ち主で、格下相手にもリングに上がってきた以上は一切の容赦はしない。また、強さを競うといいながら様々なルールで保護された中で闘うレスラーたちを軟弱と軽蔑している。
一方でヒール集団のボスでありながら(威力はとんでもないものの)鍛え抜かれた自身の肉体に誇りを持ち徒手空拳スタイルを貫くストイックな戦い方をする。武器使用などの反則技やだまし討ちなど上等のヒールレスラーのトップでありながら彼自身はそれらを一切せず、なんだかんだいってリングに上がった以上はルールは守るなど妙に律儀な部分がある。反則技ナシで組織の頂点に立つ彼は部下から”アストロ様”と畏敬の念をもって従われ、正統派プロレス集団であるCWAを応援する観衆「アストロだけは別格」と評価する者も少なからずいるほど。塩試合にせずちゃんとプロレスとして魅せる事は意外に心得ているようだ。
『マッスルボマーDUO』にてアレクセイ・ザラゾフに優勝を阻まれ、しかも「強者として君臨を信条に戦っていたはずなのに、今回の戦いで相手と闘うことそのものが楽しく思えた」ことに動揺したアストロは、己の信条を回復するため『スーパーマッスルボマー』にて、「今回はそちらのルールに付き合ったのだからこんどはこちらの提案したルールで戦うべきだ」と「場外無し、ロープエスケープ無し、KO制3本勝負」の条件を要請。周囲が困惑する中伝説級のレスラーであるヴィクター・オルテガがなぜかそれに同意し、各レスラーは様々な思惑を抱えながら新たな戦いに身を投じるのであった。
性能
リングコスチュームや構えなどはカンフーを彷彿とさせる。
端的にいえばプロレス版豪鬼。通常技や必殺技にスキが少なくパワーもあり、さらに言えばフットワークも軽い。一方で防御はやや弱め。
より自分の格闘スタイルに合った戦いである『スーパーマッスルボマー』ではそのすきの少なさから、「ラスボスのオルテガよりも強い」と評価されることも。
タイガーファング
前進しつつ回し蹴りを3連続で出す。スキが少ない。
デススパイラル
片手で逆立ちして、脚を開いた状態で横回転してダメージを与える技。
K3
上昇しながら連続蹴りを放つ技。スーパーにて解禁。
ディメンジョンスティール
スキの少ない瞬間移動。やっぱり豪鬼だ・・・
ピラミッドクラッシュ
相手を肩で抱えて大ジャンプした後、相手を両手で持ってキリモミ状態で落下してマットに叩き付けるアストロのフェイバリットホールド。
これで相手をKOすると、相手の全身がリングに埋まる。