ブラック・ウィドー
ぶらっくうぃどー
カプコンによるプロレスを題材とした対戦アクションゲーム『マッスルボマー』シリーズの登場人物。
シリーズ3作目『スーパーマッスルボマー』のプレイアブルキャラ。
頭部は目元まで、上下肢は手首足首まで、ほぼ全身を覆ったボディスーツを身に纏う。
そのリングネームの由来と思われる毒蜘蛛「ブラックウィドウ(クロゴケグモ)」の如く、素早くしなやかな動きで闘う。
試合中は合成加工された声でしゃべる。理由は後述。
エンディングでは実はプロテクターを身にまとった女性であることが判明。
尚負けたときはかなり損傷しているのだが、女性であることはばれなかった。
他のレスラー達を「鍛え抜かれた肉体で闘う男達ってちょっぴりカッコイイかもね!」と評価している。
所謂オーバーボディを利用して性別を隠した(偽った)キャラなのだが、素は割と可愛げのある彼女ではあるが、作中で200㎏近い体格の男性を軽々と投げるのでかなりの筋肉娘。
流石にザラゾフやコルトには及ばないが、素の姿でもミステリアス・ブドーやエル・スティンガーよりガタイがいい。
技に癖があり密着した戦いよりもある程度間合いを取った戦いを得意とする。
ちなみに彼女は四つん這いでクモみたいにシャカシャカと手足を動かすしゃがみ歩きも可能。
…EDで彼女の正体を知った後に素の姿でこの動きをしている場面を想像するとなかなかシュールである。
ボルテクスフォール
ブラックウィドーのフェイバリット・ホールド。
相手の腰を背後からか抱えて垂直にジャンプし、その後キリモミ回転を加えながら相手の頭をリングにたたきつける飯綱落とし風の投げ技。
この技で相手をKOすると、相手の上半身が埋まる。
2017年に『MARVEL vs CAPCOM INFINITE』のDLC追加キャラとして「Black Widow」の名が挙げられ(該当ツイート)、MARVELキャラクターのブラック・ウィドウとどちらのキャラなのか混乱する人もいたとかいないとか。ちなみに採用されたのは本キャラではなく、MARVELキャラのブラック・ウィドウ。
…知名度で言ったら向こうの方が高いしねー…。
また、裏設定としてストリートファイターZEROの三作目に登場したレインボー・ミカの師匠であるハルマゲドン陽子の最後の対戦相手で、ヒールレスラーだった陽子はこの試合で腰を痛めたことで引退したらしい。
マリーザ(ストリートファイター):ストリートファイター6に登場したブラックウィドーをも上回る体格を持つ、パンクラチオンの使い手。素は意外に乙女なところも共通。上記の通りストリートファイタ―シリーズとマッスルボマーシリーズは世界観を共有しているので、マリーザが彼女のことを知っていてもおかしくはない。