「ブッ可愛がってやるよ!」
「歴史を感じたかい?」
プロフィール
出身地 | 不明 |
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誕生日 | 9月26日 |
身長 | 203cm |
体重 | 122kg |
職業/所属 | ジュエリーデザイナー |
血液型 | 不明 |
好きなもの | 強い対戦相手、オッソブーコ、美術品 |
嫌いなもの | 高いところ |
好きな食べ物 | オッソ・ブーコ、カポナータ、バルバレスコ |
嫌いな食べ物 | 冷えた食べ物 |
CV | 斎賀みつき |
概要
コリント式の兜を彷彿とさせる赤髪ボブカットが特徴的なレスラー風の女性。女性プレイアブルキャラクターとしては歴代でもダントツの体格を誇り、見た目通りのパワータイプ。立ち振る舞いも笑顔もとにかく豪快。
強敵との戦いを心から楽しみ、勝敗に関わらず最後は笑って相手に敬意を表する。勝利画面では倒れた対戦相手を優しく抱きかかえるなど、勝負への姿勢は非常に真摯。
見た目からは想像しづらいが実は新進気鋭のジュエリーデザイナーであり、その豪快さの裏には繊細な審美眼を併せ持つ。また高いところが苦手だったりと、色々ギャップのあるキャラクター性が魅力の1つでもある。
自らを古代ギリシャ闘士の末裔であると語り、幼少期にコロッセオの全盛期を幻として見たことがあるという。ギリシャに強い拘りがあるようだが、トレーラー内の登場場面がイタリアだったり、好きなものの中にミラノの郷土料理(=オッソブーコ。オッソ・ブーコとも)が含まれていることから、出身地はイタリアだと思われる。
ワールドツアーでもイタリアにいる。
Outfit2ではスーツとサングラス、Outfit3ではウエディングドレスを着用する。
各種ストーリー
ワールドツアーでは初めてメトロシティ以外の場所に行って出会うキャラであり、プレイヤーにペットのライオンをけしかけることで一歩踏み出す勇気を教えた。
また、シナリオでは凄腕のジュエリーデザイナーという本業を遺憾なく発揮している。
アーケードモードでは自身のストーリーの他にマノンとザンギエフのストーリーでも登場。
ザンギエフのストーリーでは半ば冗談で「コロッセオにてパートナー募集(ただし結婚の意思があるものに限る)」という広告を打ちだしたらザンギエフが「パートナー募集」の部分のみを観て「コロッセオでタッグマッチのパートナーを募集している闘士がいる」と勘違いし、マリーザに勝つも求婚に動揺し逃げ出す、という割とコミカルなストーリー。なお、マリーザ的にはザンギエフは大いにありらしい。
これはこれで彼女からライバル視されそうだが…。
マノンのストーリーでは苦悩を抱えながら戦うマノンの悩みを豪快に笑い飛ばすという役割を担っている。
マノンの悩みがかなりシリアスなだけに、マリーザの豪快さが救いとなるストーリーとなっている。
戦闘スタイル
使用武術はパンクラチオン。
ライオンと素手で取っ組み合うほどのパワフルなファイトスタイル。
飛び道具こそないが、その筋骨隆々な体格と、そこから生まれる長いリーチを見事に活かした強烈な一撃を繰り出す。
技はボタンをホールドすると攻撃性能が上がる「グラディウス」、上半身のアーマー判定で攻撃を受け止める「スクトゥム」、前方へ踏み込んで強烈な前蹴りを繰り出す「クアドリガ」など。レベル3のスーパーアーツ「アポロウーサ」は強力な突進で相手をひるませた後、渾身の一撃で相手を壁にたたきつける。
SA3のボイスである「歴史を感じたかい?」やCA時の「これが! あたしの愛だぁ!」はスト6屈指の人気セリフである。
特に強力なのが「グラディウス」で、ボタンホールドで攻撃を1発受けてもひるまないスーパーアーマーが付与され、対空や暴れ潰しにも使えるというべらぼうな性能の上に、新システムのドライブインパクトを貫通するというアーマーブレイク属性を付与されており、更にパニッシュカウンターで大きく相手を吹き飛ばす効果も持つ。画面端に追いつめて攻め立てるのが強いゲームにおいてこの性能は破格である。
ジャンプしつつ上から相手を殴りつける「ファランクス」は弾無敵が付与されており、更に上昇中にアーマーもついていて、打点が低い下段攻撃はすかしつつ殴ることも可能な上にOD版は画面端ヒットすると追撃可能な壁やられになりダメージを大幅に伸ばせる。
更にこの弾無敵はSAすらもすり抜けることから、真空波動拳やソニックハリケーンをもすり抜けつつ殴ることもできる。
OD版にはもちろんアーマーブレイク属性も付与。インパクトで暴れてきた相手をぶち抜いて追撃のコンボが入る。
SA3の「アポロウーサ」はなんとヒット時に確定で画面端で起き攻めというこれまたべらぼうな性能を持っている。
CA時にはダメージが上がり、壁にたたきつけた後に「これがあたしの愛だぁ!」と叫びつつパンチで追撃をする演出が追加される(この時の「あたし」は必聴である)。
なお、顔面パンチからグリっと捩じりフィニッシュという演出なのだが殴った後がハート形になるという小ネタもある。
アーマーが付与された技を大量に持っていることからバーンアウト中も切り返し手段が多数あり、発売当初はマリーザ最強説が飛び交っていた(実際、発売直後に行われたRedBullKumiteではマリーザ使いのBigBirdが優勝している)。
研究が進むにつれて遠距離でやることが無いことから中堅上位程度という評価に落ち着いたものの、ゲージさえあればたとえ体力が満タンだろうとコンボ+起き攻めで終わる可能性がありその火力の高さから「立ち回りで不利が付こうとリターン差で五分に持っていける」というとんでもないキャラである。
ちなみにモダン適正が高いキャラの1人であり、グラディウスが1ボタンで出ることからモダンマリーザは火力が若干落ちるが防御力が高くなっている。
かといって火力が無いわけでもなく、強力なコンボも使えることからシーズン1のプロシーンでもモダンマリーザが活躍した。
シーズン2では弱体化を受けた……と思いきや、なんと先行公開時に「何に使うんだ」とあきれられていた6強Kタゲコンの強化により最大8000以上も減るコンボがあることが発覚。しかも、SAが絡まなくてもCA並みに減る上にロマンコンボかと思いきや画面端の無敵技ガード後や投げスカりなど、実用性も十分にあることも判明した。
これがどれほどヤバいのかというと、SAゲージが3ゲージあるマリーザに画面端に追い込まれた時点で体力が3割減っていればリーサル圏内というとんでもない火力お化けとなった。
余談
公式サイトなどでは『MARISA』表記であり、大体の人は「マリサ」と誤解してしまうため注意。
開発陣の間では「マリちゃん」の愛称で親しまれている。
発売前はあまりに豪快過ぎるビジュアルと言動から賛否両論あったのだが、使いやすい性能と、繊細さと優しさを併せ持つ人柄に触れたプレイヤーからの評価はかなり高い。
ちなみにCVを担当する斎賀氏のキャラの中でも珍しい『純粋に性別が女性のキャラ』である。
その希少性は氏の声で1人称の「あたし」という台詞を聞いて驚いた人が大勢いた程。
初出時の対戦動画ではマノンとの対戦動画だったが、倒した相手をお姫様抱っこで抱える姿に「これはもう、マリーザがスト6のヒロインでは?」と冗談交じりに語られた。
ちなみに、Outfit3はおばあちゃんから贈られたウェディングドレスとのこと。デザイン自体はワールドツアーモードの師弟交流イベントで登場していた。
関連動画
Pankration
ストリートファイター6・マリーザテーマ曲
関連イラスト
Outfit1
Outfit2
Outfit3