「お相手します」
プロフィール
概要
ストリートファイター6から登場する女性キャラクター。フルネームは「マノン・ルグラン」。ピンクと黒の髪がトレードマーク。
海外で多く大会を制してきた柔道家であると同時にパリコレクションの中心に活躍するスーパーモデル。
常に高い理想を持ち、自分を磨き続ける美の探求者。
世界最強のモデルになる事を志し、ストリートファイトの舞台へとその身を投じる。
性格に関しては相当な変人であるのだが、あまりに突き抜けた変人ぶりで特にワールドツアーモードをプレイした者からの評価は寧ろ高い。モデルなだけあってファッションにはうるさくそもそも出現条件が特定の衣装を持っているか否かであり、指定された服を着てくるようにとお願いされるマスターミッションが存在する。
ファイトスタイルは柔道だけでなくバレエも取り入れ、柔らかく靭やかな攻撃が得意。白鳥を意識したエフェクトも発生する。元々はバレエの妖精になりたかったが、父の方針で半ば強引に柔道を叩き込まれたとの事。ただ本人としては世界一への入口だと思って受け入れたとも語っている。
『メダルレベル』という固有ゲージが存在し、「マネージュ・ドレ」と「ランヴェルセ」の2種類の投げ技を当てることによりレベルが最大5まで上昇し強化されるという仕組み。レベル5で「マネージュ・ドレ」はなんとザンギエフのスクリューパイルドライバーどころかSA3とほぼ同じという絶大な威力を発揮し大逆転の十分に狙えるレベル。ザンギエフのパイルドライバーではだめだが、マノンのレベル5マネージュ・ドレは3回投げればザンギエフだろうと倒してしまう。しかも通常のバトルでは引き下げ要素は一切なくラウンドも引き継がれる。特殊技にもフィニッシュヒット時に引き寄せ効果を持つターゲットコンボを有し、ここから投げ技に組み込む事も可能。
但し、6より実装されたチーム戦ではメダルが引き継がれない。KOF形式のルールにした場合(3on3、1ラウンド、ゲージ引継ぎ)、1ラウンドごとにメダルがリセットされてしまうためマノンは大幅不利となる。
スーパーコンボの「パ・ド・ドゥ」(仏語で二人のステップ)は出が遅い代わりにコンボにも使える掴み技。
掴んだ相手をコマ回しの様に回転させ目を回させた後に連続で投げ、背負い投げ(とは言うが、実際は払い腰)で〆る・・・という物だが、途中で挟まれるバレエシーンで完全にネタ演出と化している。
クリティカルアーツ版の〆め技は空中に投げ上げてから縦回転しつつ地面に叩きつける二段投げ(柔道一直線の主人公・一条直也の身に付ける必殺技の一つ)。ハープの音色をバックにマノンが歌いながら(相手と)舞う姿は、ネタでありながら非常に美しい演出。
余談
格闘ゲームにおいて女子柔道が題材となるキャラクターは、谷亮子をモデルにした出雲良子(ワールドヒーローズ)と嘉納亮子(ファイターズヒストリー)の2名の他、藍原誠(ランブルローズ)や桜庭優花(AsuraCross)などがいる。
また、出身地がフランスでファイトスタイルが柔道という点から、シリーズ過去作の登場キャラであるアベルを想起した人も少なくない模様。しかし、現時点では2人が接点を持つか否かは明かされていない。
豪鬼に敗北すると「武にあらず。舞踊なり。」と言われてしまう。
関連タグ
伊東富士子、ベルッケンス…柔道家であり、前者は元バレリーナ、後者はモデル。