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「オレは女だ〜っ!」


CV:田中真弓(1981年版)/くまいもとこ(CRうる星やつら2、CRうる星やつら3)/高垣彩陽(2022年版)

概要

うる星やつら』に登場するヒロインの一人。所謂男装の麗人である。

意外と背は低く他の女子とほぼ同じ。胸に巻いた純白のサラシ+学ランがトレードマーク。

コミックス15巻から登場し、ほぼ1巻半作品を乗っ取り、その後も登場するたび、あたるやラムを脇役に追いやった。作者の高橋留美子氏は後に「竜之介とオヤジを出したことで「うる星やつら」の連載が1年半伸びた」と語っている。


家は浜茶屋海の家)を代々経営している。

当初は諸星あたる面堂終太郎も男だと思っていたが、美少女であると判明して以降は基本的に女子として扱われるようになった。

しかし作中では男よりも女にモテている。

周囲から男扱いされると「オレは女だーっ!」と切れて殴るのがお約束である。


男として育てられたため、一人称は「オレ」、二人称は「おめえ」「てめえ」、口調も男性語よりもさらに過激で荒々しいヤクザ口調男装で普段から通しているが、セーラー服ブルマーに憧れと執着を持っており、女子であることを認めようとしない父と毎度のように大ゲンカをくり広げている。

初見で「女子」と見破ったのは正体があれ潮渡渚だけであり、初対面の相手には、ほぼ100%の確率で男子と間違われる。

本人はこれを非常に嫌がっているのだが、直そうにも本人の男らしさと父の徹底した妨害にあい効果が全く無いままである。

ちなみに、似たような男勝りキャラクターである弁天とは銭湯で知りあい、どっちが女子らしいのか勝負をしたこともあるが、やはり決着は全くついていない。


胸はかなり大きいため、そのまま男装するには無理があるのか、普段はサラシを巻いている。

一度サラシ無しになったこともあり、この時は初対面の相手にもちゃんと女扱いされて感動していたが、巻いていることに慣れ過ぎたせいで「腕ブン回す時邪魔」らしい。本人はブラジャー着用に憧れるが、オヤジがいる限り絶対不可能だろう。


作中における「男扱い」は定番表現であり、(原作では)女物の衣服を着たことが無い。

  • 旧アニメ版ではオリジナルストーリー内でドレスやセーラー服を着たエピソードがあるが…。

靴箱に入りきらない大量のラヴレターが毎朝届き、おまけにバレンタインには山積みのチョコレートを送られるが、送り主は女子生徒ばかりなので本人は快く思っていない。また、ミス友引の1人に選ばれたのだが、得票数の大半が女子生徒からの票だった。

彼女に母性を目覚めさせようと、あたるから冗談交じりに催眠術をかけられた時には見事にかかり、テンに「オレは母ちゃんだ」と叫びながら千本ノックを浴びせている。その荒々しさにラムから「父の厳しい愛を見ているようだっちゃ」と突っ込まれるほど、うる星キャラの中でも屈指の男らしさを誇っている。

また面堂の暗所閉所恐怖症は女性同伴なら何とも無いはずだが竜之介ではダメで、このために竜之介を怒らせてしまった。

これらの事情を勘案すれば、竜之介に対して本気で女性扱いしてくれているのは諸星あたると潮渡渚しかいないと考えられる。


ちなみにあたるや面堂らの協力により、セーラー服を一度手に入れる事ができたが、「オヤジを倒してから着る」と誓ったために、結局着ずに終わった。


恋愛観・性的嗜好

同性愛者…ではない(本人談)

女の子らしい女の子に強い憧れを抱き、ランから女の子らしさを学び取るためにデートを申し込み、クラスの男子達が竜之介の性的嗜好を確認するために面堂に竜之介を口説かせたが、竜之介は「男には興味がない!」と言うばかりであった。


初恋の相手は小学校時代の先生(女性)で、回想してみると生まれてこの方好きになった相手が全て女性だったことに気づいて愕然としているシーンがある。


しかしあくまで「自分より弱い男は男として見られない」だけであり、本人いわくノーマルである。(竜之介は同性愛に対して「良くないこと」と認識している節があり、なんだったらあたるより知識が偏っている傾向がある。)


好みのタイプの男は本人曰く「海みたいに荒々しくて、男らしくて、オレよりケンカが強い男」とのことで、「それって(竜之介の)オヤジのことじゃないのか?」と、あたるに言われてショックを受けたことがある。


潮渡渚が現れて竜之介の未来は安心…なのか?


三宅しのぶとの関係(竜しの

竜之介は理想的な女子像については三宅しのぶを名指ししている。仏滅高校の総番の目を誤魔化すために(そして自分のブラジャーを手に入れるために)しのぶのボーイブレンド役としてデートしたこともある。


旧アニメ版にて

旧アニメ版『き・え・な・いルージュマジック!!』の回にて、ラムが作った唇が引き合う口紅をあたるがクラスに持ち込み大騒ぎになった時にしのぶは自分のファーストキスを守るために奮闘していたが、不幸にも同性の藤波竜之介と唇が引き合いキスしてしまう。ゆえに彼女のファーストキスの相手は藤波竜之介である。


…このシーンは昭和アニメ版のアニオリであり、原作にはそのようなシーンは無い。


…旧アニメ放送当時はまだあまり百合関係というものがメジャーではなかったため、二人して落ち込むというギャグ描写だった。


謎の母・真砂子

赤ん坊の頃亡くなったと父に聞かされていたが、実際には死んだのではなく逃げられたという。

親たちの名前を意図的に未設定にしているこの作品らしく、オヤジの名前は明かされていない。

そんな中で母親は「真砂子」という名前が判明しており、名前が唯一明かされている親なのだが作中には未登場。竜之介本人も物心つく前に別れたせいで全く覚えておらず、オヤジもデタラメばかり言って肝心な部分をはぐらかしているため、どんな人物だったのかは全く不明である。

竜之介が父に全く似ていないことからして、恐らく竜之介は母親似であろうという推測ができるくらいである。


父の話によれば母とはアルバイトで知りあい相思相愛になったらしいが、その時に母が着けていた衣装を着ることを父に頼まれた時には竜之介は胸を締めつけられて苦しんでいる。聞けば、そのアルバイトは仮面ライダーもどきのヒーローショーで、父がサザエ怪人、母は仮面ライダーもどきを演じていたという(後述する音無響子似の女性も、このとき、竜之介たちが想像したものである)。

回想シーンでは『めぞん一刻』の音無響子に似た容姿らしき姿だったこともあるが、父は母絡みの話になるとホラを吹いて誤魔化す傾向があるので、これすら実の姿なのかどうかはわからない。なお様々な女性が幼少時代の竜之介を抱いた写真があるが、これは父曰く「母がいないおまえが不憫だから、浜茶屋の客に母役を頼んで記念撮影したもの」であり、その中に本物の母親がいるのかどうかは「忘れた」でトボけられてしまった。

作中で死亡説と生存説の双方が出ているため生死さえ不明だったが、父が帰りを待ちわびている様子は数度描写されており、恐らく生存はしている模様。

ちなみに、竜之介が男として育てられてしまったのは、真砂子に似ていたからという説もある。

あたるの推測では、逃げた女房を思い出すのが辛く、成長とともに(女房に)似ていく竜之介に男装を強いていたのないかとのこと。


関連イラスト

竜ちゃんと渚ブラはなくとも子は育つ


関連タグ

うる星やつら 男装 イケメン女子 男装麗人 ボーイッシュ

オレっ娘 男性語 ヤクザ口調


潮渡渚 竜之介の父 渚竜


日暮とわ:同じ高橋留美子作品の漫画・アニメ『犬夜叉』に連なるアニメ『半妖の夜叉姫』の登場人物。男装の女子であることが共通する。(但し、こちらは竜之介と違い自分の意志で男装をしている。)ちなみに、とわの中の人2022年版のアニメであたるのクラスメイトの「アヤ」という女子生徒を演じている。


江口セーラ:普段から男装しているイケメン女子繋がり。ただし、セーラー服を着るのに憧れている竜之介と違って、セーラー服を着る事にやや抵抗がある


藤崎真菜(おねがいマイメロディ):ボーイッシュかつ苗字の藤繋がり。竜之介と同等以上の男勝りな性格で格闘術にも長けているが、こちらは関西弁口調で女子用制服の着用時にはスパッツを穿いている。あくまでも「可愛いものが苦手な女子」であり、竜之介と同じく性自認は女性なため、周囲から男扱いされるのを嫌っている。

猪野上進太郎(すもももももも):竜之介と同じく、父によって男として育てられてきた少女。ボーイッシュ、男装、男勝り、オレっ娘などと共通点が多い。

青山素子(ラブひな):彼女がさらしをしているのは竜之介のマネらしい。(そもそも「ラブひな」自体高橋留美子作品のオマージュが多いといわれている)

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