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「女の人はいたわらねばなりませんから」


人物像

CV:神谷明(1981年版) / 宮野真守(2022年版) / 三木眞一郎(パチスロ版) / 子安武人(パチスロ(アニメ版))

代々武家でとてつもない財力(原作は500億、アニメでは5兆、新アニメでは5兆ドル)を持つ面堂財閥の跡取り息子。プライドが異常に高く尊大で傲慢な態度をとるので男子生徒からの評判は悪いが、女性には優しいので女子生徒からは人気。そんなわけでクラスの男子とは基本敵対(特に初期)しているが同じ目的のためには組むこともあり(負けが確定すると直ちに敵への生贄として差し出されてしまうこともあったが)、連載が進むうちに馴染んでいった。


頭脳明晰で容姿端麗な御曹司。だけど本性は?

ラムが持ち込んだ宇宙の星占いであたると同じレベルのアホと登場2話目で確定。聞いていた男子生徒の1人は「面堂から金と権力をとると、あたるになるのか」と評した。また友引高校の保険医を勤めることになった巫女のサクラに対して脈絡なく「結婚してくださいっ!!」と言い出し同じくサクラ目当てで保健室にいた同類から「このごろ面堂、あたるに似てきたな」と言われてショックを受けた。女好きは家族も周知の事実らしく、妹の了子から女に対する執念はどちらがすごいか聞かれて「諸星の方がすごいっ!!」と答えたら、父親はソファーごと後ろに倒れ「ウソをつけ!」と信じず、母親は刺繍枠を落とした程である。了子は「すてきっ!それならどんなことをしてでも私に逢いに来てくださるわね!!」と喜び、父親は軍隊の出動を許可した。サクラからは「色ガキの双璧」としてあたると全く同列の扱いを受けている。


フォローしておくと、躊躇なくセクハラする上に釣った魚に餌をやらない本能の赴くままに生きているあたるに比べるとまともなのも確か。公衆の全面での口づけは躊躇するし(あたるにもってかれて後に理性を憎んだ)校庭に建てた建物の中での子作りに最後まで抵抗して、あたるの「愛があればどんな状況でも契れるはずだ!」という文句に「愛があるのと恥を知らんことを混同するな!」と発言しており、社会的常識は持ち合わせている。またサクラ(偽物)といざ二人きりになると目も合わせられず頬を染めて手を握っていいか訊ねてそろそろ手を握るなどしており、奥手なとこもある様子。女生徒からも「面堂くんは理性があるもん!」「本能だけで生きてる諸星くんとは違うわよね~」と言われている。

とはいえ所詮根本はあたるの同類なので、スタミナ強化薬を誤って飲まされた際には、あたるがゲストキャラやしのぶを襲っている横でラムを襲い唇を奪ってラムを泣かせたり(理性を失っているせいかラムが電撃を浴びせ続けても抱きついて離れなかった)サクラが何度も来るなと言ってるのにあたると追っかけて泣かせる(海中で水着を取られた状態と知った上での行動。後にサクラから2人そろって報復を受けたがまったく反省はしていない。面堂に好意を寄せてるしのぶすら「顔のみわけがつかなくなるまでやればよかったのよ!!」と非難した)などなど時たまセクハラに走る。


高貴な生まれ故の不自由もあり、庶民の祭りにでる「夜店」やカープラーメンなどに強い興味を持ち、長年の憧れだったカップラーメンを目前にした際など感涙し、サングラス部隊も若がカップラーメンを食べれることに泣いて喜んでいた。


「男は顔」と公言しており自分より上を行く美男子の前には絶望してしまう。ラムの元婚約者レイを見た際は相当のショックを受けた後、「男は…男は…金だ~っ!」と言い出した。ラムの幼馴染のぴぐもの場合は無言で教室の窓から出ようとして、しのぶたちに止められた。


髪型は常にオールバック。かなりのこだわりを持っているようで幼少からずっと同じ髪型である。髪が乱れた時には常備している櫛と鏡を使って整えている。あたるはこの髪形も内心馬鹿にしている様子が見える。何故か普通の学ランではなく白ランを着用しているが誰も突っ込む様子はない。


暗所恐怖症で閉所恐怖症

「わ~ん!!暗いよ~狭いよ~怖いよ~!!!」


幼少時代の体験が元で発症。対策を試しているうちに腕力がついて釣鐘割りという必殺技を身に着けてしまった。恐怖症は原因を探りに過去へ行った際に自らやってしまったことが原因の正に身から出た錆である。女性同伴だと平常を保てるのだが、近くに女性がいてもその女性が目隠しされると発症する。了子にロッカーに閉じ込められて情けない姿を晒してしまった際は、男子からは笑われたが女子からは「すてき!」「母性本能くすぐられるわ!」「守ってあげたい!」とむしろ好評であった。


また、男装少女で江戸っ子口調であるためか藤波竜之介では効き目がない、このために彼女を怒らせてしまったこともある。


対人関係

女性

当初からそのと財力を武器に女子からの人気をほぼ一手に引き受ける存在であった。

ラムを本命とした経緯は原作、アニメ共に特にきっかけがあった訳ではなかったが新アニメ版では初めて電気ショックを受けた時の感覚が忘れられなくなり気になり始めたという描写が追加されている。


恋愛観として、美人でスタイルの良い女性が好きなのはもちろんだが、彼の場合は加えてどこかエキセントリックな…「普通じゃない」女性を好む傾向がある。

登場して間もないころの面堂は、三宅しのぶに振られてショックを受けているあたるに

「世俗を超越した僕と違って…凡人の彼は、普通の女の子が好きなのでしょうね」

と言っている。現に美人だがバレーをするときだけ不細工になる女子バレー部キャプテンに対して、あたる達がバレーをやめてくれと思う中で唯一「自分の周りにいなかったタイプ」だと気に入って男子バレー部に入部したことがある。

つまり面堂にとってしのぶは「自分に好意を寄せる普通の女の子の一人」でしかなかった。

ただし、しのぶも類いまれなる怪力少女であり、十分普通の女の子の範疇外であり、タイムスリップした際に幼少期の終太郎はしのぶに「気に入った、そちを妻にするぞ!」と言っている(なお、直後にラムにも同じ事を言っている)。水乃小路飛鳥との見合い当日に見た夢など、ウエディングドレスを着たラム、しのぶ、サクラ、クラマ姫、おユキランから自分と結婚して欲しいと言われる夢を見ていた。


竜之介の事は性別を知ってからは女性として扱ってはいるが、上述のように暗所恐怖症を我慢できない、バレンタインデー自分の3倍はチョコレートをもらう、自分の何倍も女性からラブレターをもらう姿を目にして落ち込むと、どこか女性として見ていない節はある。


水乃小路飛麿の妹・飛鳥とは見合いをした仲。まだ婚約していない。当初は水乃小路家の娘との見合いに乗り気でなかった上に甲冑で全身を覆っている姿を見て「鉄の嫁」と絶望。悪夢を見たが、ラムの「かわいい娘」発言に中身があったと気づき、俄然乗り気になった。彼女はあたるが原因で男性恐怖症となり、極度のブラコンになってしまったが「おにいさま」と誤解されているため男で唯一怖がられていない。常軌を逸した彼女の怪力にビビることはあるが、友引高校にやってきた時にはすぐ保護せねばと案じ、彼女が通ってる潔癖女子中学校に潜入する体力テストでは飛鳥さん、ぼくが守りにまいりますと真面目な顔で刀の手入れをして、アバラが粉々になる(体験済み)と分かっていながら躊躇せず抱きとめようとしたり、潔癖女子中学校の校長に中止を求めにいったりと気にかけている。


男性

同級性のあたるとは、当初ラムとしのぶを挟んだ四角関係において互いに強い敵意を持ち合う犬猿の仲だったが、連載が進むうち腐れ縁となり、鼻を明かすためだけに家に招き入れた結果、2人で遭難するような事もあった。


幼馴染の飛麿とは「永遠のライバル」な間柄。トンちゃん、終ちゃんと呼び合っている。武家出身の面堂家と公家出身の水乃小路家は長年仲が悪く、2人も幼い頃から争ってきた。ある日、飛麿と野球をして勝利(勝因はボールよりバットの方が破壊があるから)以降、飛麿は野球に専念する為に山に籠り、年に一回試合をしているが、決着はつかないまま現在に至っている。2人とも妹から厄介な愛を向けられて苦労しているが、互いに「トンちゃん(終ちゃん)なんかに妹は渡さん」と思っている。


面堂家

タコの家紋

代々タコを大事にしてきた家柄で、邸内には多数のタコが飼育され、1匹1匹名前がつけられておりちゃんと識別できるばかりか会話までできる。ただこのことは竜之介の父からは評価が高い反面、あたる、竜之介、ジャリテンからは馬鹿にされておりネタ扱いされる。ちなみに終太郎にとってタコは食の禁忌であり、見ている前で食べようものなら激怒させてしまう。


ヘリ通学

普段の通学には巨大なヘリコプター(見た目はMi-12に近い)を使いパラシュートで降りてくる。しかしヘリ以外で通学している様子もある。また、通学用ヘリが故障した際にはタコに引かせる車に乗って通学という、普段から見せている極度のタコ溺愛ぶりからは考えられない方法を使ったりもしていた。


武家出身ゆえか日本刀を所持しており学校にまで持ち込むのだが処罰される様子は無い。さらにあたる等数名には実際に斬りつけているが全て真剣白刃取りされてしまう、さらにその多くは反撃を喰らっている。また、刀は事あるごとにしょっちゅう折れるほど脆く、最初はロッカーまで取り出しに行っていたが、その後どこからともなく取り出せるようになりクラスの男子から数度ツッコミを受けている。

能力的にはかなり強い方に分類されるはずなのだが、猪突猛進一択の戦闘スタイル、周囲に敵を作り過ぎる、逃げ足が早く悪知恵の働くあたるとの相性が絶望的に悪い等から基本的にやられ役で、勝てるのはモブか温泉マークが相手の時くらいである。


家族と部下

家族は祖父と両親と妹の了子がいる。祖父と父親もイタズラ好きだが、了子からは命に関わる過激なイタズラを何度も仕掛けられており、終太郎も刀を向けた事はある。あれほどの仕打ちを受け続けているのに大切に思っているようで、あたるや飛麿、面堂家の御庭番・真吾などが近寄る事を嫌がる交際を大反対する。自身と水乃小路家との見合いを断固反対していたのに、了子が自分が飛麿と結婚すると言うや即刻見合いを承諾したりと妹想い。原作者曰く、了子にとって飛麿と兄は一番いじめて楽しかった相手。本人はコミュニケーションのつもり。あたるを誘うのもお兄様が嫌がるから。それぞれのリアクションを楽しんでいた。


了子のイタズラにあたるやクラスの男子が介入しようものなら必ず了子の味方になり、面堂家花火大会など兄妹喧嘩に呆れつつも「面堂の悪口を打ち上げるのも悪くない」という理由で協力した。多数打ち上げられてサングラス部隊から「若、日頃の人間関係がうまくいっていないのでは?」と言い放たれてしまった。しかも了子の部下の黒子は後述のサングラス部隊と違って非常に優秀なためほぼ確実に終太郎が負ける。

部下として無数のサングラス部隊がいる。基本的に終太郎には忠実に従うが、仕事中にナンパしたり、あたるに「どえらい連中雇っとる」と言われる程のアホばかりで、そのために何度となく恥をかかされているばかりか、自らがおちょくられることさえある。


女体化

あたるともども作中で女性に変えられてしまったこともある。あたるが胸が大きくなる以外外見が変わらなかったのに対し、どういうわけなのか不明ながらこの時は髪が伸びて着ているものも女物に変わってしまっていた。さらに不思議なことに男に戻ると髪や服も元に戻っていた。ただ中身は変わっていない。この女体化している時の終太郎は終子と呼ばれ、pixivにも女体化しているイラストがあり面堂終子タグまで存在している。ただし作中での登場した公式の呼称ではなく一部ファンが勝手に命名したのが始まり。みんな見ている前で女体化してしまったのだからわざわざ別の名前を名乗る必要も無かったのだろう(一応、アニメ 211話にてあたるが命名している)。

更にアニオリで追加の女体化した事があり、この時はあたるに襲われかけた。


アニメ

1981年版

11話より登場、ただし11話はいわゆる先行登場扱い(本人も「近々レギュラーになる」などと思いっきりメタ発言をしていた)であり学校に転校して来るのは14話から。

押井守のカラーが強かった時期は、危機的状況においてはしのぶと共に“悪ガキ共の中ではまだある程度理性的”扱いをされて、サクラとも解決策を議論したりする(温泉マークは1980年代日本の視野狭窄的常識人であるため、この状況ではパニック状態になってしまい役立たず扱いが多い)。一方、ラムを手中に収めるためには冷徹な独裁者的一面を覗かせることもある。前者の代表が劇場版『ビューティフル・ドリーマー』、後者がTV第128話・第129話である。


神谷氏のイケメンとギャグキャラを両立させる声色により、はっちゃける時はトップクラスに壊れる。なお、それまでヒーロー的主人公役ばかり演じてきた氏にとっても、彼はその後の声優人生の分岐点ともいえるキャラであったとのこと。


2022年版

登場が2話目ラストからとかなり早くなった都合で、おユキ披露回である「お雪」ではあたるたちと同行している(原作と1981年版では未登場)。

おユキがあたるに迫られてまんざらでもなかった様子なのは、男手の少ない海王星に労働力として残って欲しかったからと示唆されているのだが、「ラムのご主人ももう一押しだったのに残念ね。」と言うおユキの向こうで、海王星の雪女達にいい顔をしたかった面堂はやつれた姿で雪かきを続けていたのだった。


宮野氏と絶妙にマッチし、ファンからは「ただの宮野」キャラとして数えられている。


余談

名前

元々はトラブルシューター役として考案されたキャラであり、それがこの名前の元になったのは有名である。とはいえ本当に解決したのはラム、あたる、しのぶの三角関係くらいであり、結局は当初の想定とは逆であたるに匹敵するトラブルメイカーになってしまう始末だった。

ちなみに妹と名前の頭文字を合わせると「終了」になる。


誕生日

誕生日は4月1日。

幼馴染の飛麿が妹・飛鳥と御簾越しに対面した際の事を覚えていない=物心がついていない段階だった。その後、彼女は15歳で初登場したのだが、一般的な物心の付く年齢が3歳と言われており、父親に背負わされていた体格から、飛鳥と飛麿の差は少なくとも一歳前後と思われる。

 

ちなみに、あたるの誕生日は4月13日である。

この事実から、面堂はあたるより約1年後に生まれ、その差は一歳前後と推測できる。

さらに誕生日が究極の早生まれである4月1日を考慮すると、初登場は1年近く早く生まれたあたるたちのクラスに早生まれの面堂が偶然転入したのではなかろうかと推測が出来る。


現実世界では、1968年4月1日生まれの桑田真澄氏が「あと1日遅く生まれていれば、同期の清原和博氏(1967年8月18日生まれ)を先輩と呼んでいただろう」と述懐していることから、面堂も1日誕生日が遅ければ2年4組ではなく1年に転入することになったと思われる。


モデル

主人公のライバル、白い学生服、日本刀を持ち歩いていることから、『男組』(原作・雁屋哲、画・池上遼一)の登場人物・神竜剛次がモデルであると言われている。

面あたらくがき。



関連タグ

うる星やつら 高橋留美子 御曹司 残念なイケメン フェミニスト

女好き すけこまし ただの宮野 暗所恐怖症 閉所恐怖症


他作品

元々「金持ちでイケメンだが性格に難あり」という面堂との共通点がある。ただし面堂とは逆に連載が進むにつれてまともな性格に変わっていった。ついでにあまり知られていないが中の人繋がりでもある。


面堂と同じく連載が進むにつれてまともな性格に。


4月1日生まれ。また、やはり面堂ほどではないものの、連載開始当初は企業家の息子だった(もっとも、4人兄弟の末弟であったため生家での扱いは良くない)。ただ、高校編の中盤で父親の企業は倒産してしまう。


面堂のパロディキャラクター。ただ、面堂と正反対で明るい広い所が苦手。


自分からミミックに喰われかける真似をして、逆にミミックから遠慮される方。「暗いよ~狭いよ~怖いよ~!!!」が約40年の時を経て同じ雑誌で再び定番のネタとなった。

ミミックに食われかけフリーレン様&面堂


同作者の漫画作品で残念なイケメンの後輩。


中の人繋がり。しかも主人公ヒロイン父親母親の声が、同じように旧声優を使っている。

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