サクラ先生
さくらせんせい
本職は巫女であるが、途中より作品の舞台となる友引高校の養護教諭も兼職している。
「〜じゃ」という語尾や「おぬし」という二人称など、かなり古風な口調が特徴。
原作や旧アニメの初期はちぢれたくせ毛の長髪だったが、中盤以降(新アニメ版では最初から)ストレート黒髪ロングとなる。
母親は錯乱坊の妹にあたり、二人は瓜二つの容姿をしている。血筋を全く感じさせない大人の魅力あふれる長身、スタイル抜群(あたる曰く「男受けする身体」)のツリ目美女で、あたるは初めて顔を見た際に「な、なんてきれいなねーちゃんなんだ………」と一瞬たじろいだ。初めは怪我を作ってから保健室を訪れていた男子生徒たちだが、次第に気分が悪いんですと元気いっぱいに押し寄せてたり、悩みがあるという体で殺到するようになった。元気な者や悩みがない者はその度に追い返している。
体質
霊能力者で高い霊力を有しており、霊魂や妖怪などを呼び出したり祓える能力を持つ。
所持している祓串は虫よけ効果があり、紛失してしまうと妖怪が寄ってきてしまい、保健室が本物のお化け屋敷と化したことがあった。
また幼い頃から非常に病弱な体質だったが、あたると出会い、善意でお祓いを開始したら、なぜか病の原因であった妖怪らがあたるへ移ってしまいそれ以降は健康そのもの。
底なしの大食いで、どれだけ食べてもプロポーションが変わらない。食後にフロートマットに乗って沈んだ描写があるので、どうやら一時的にとはいえ体重は増えている。
なお、常人には半端ない大食をしておきながらたくあん一切れ残した程度が母親曰く彼女が食欲が無い状態らしい…なんなんだこの人。
また友引高校の養護教諭に就いた後、しばらくしてから三宅しのぶたちと同様の怪力と格闘能力を発揮しだした。色ガキ共の対処をしているうちに秘められた才能が開花したのだろうか。
あたるは初登場の被害から保健室の養護教諭に就職した登場はサクラを避けていたが、サクラに迫り、サクラが力づくであたるを撃退するのがお約束となったのは『サーフィンSOS』以降。作中で初めて水着で登場し水着泥棒のタコに剝ぎ取られ、それを察したあたると面堂終太郎に追いかけ回されて泣かされた回で(その後、ふたりの顔を殴ったり引っ搔いた)、その夜に「錯乱坊にナシつけてサクラさんの水着を買い取ろう!!」「金に糸目はつけんぞ!!」と反省の色が見られなかった件もあってか、ふたりを色ガキの双璧と認定している。
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