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水乃小路飛鳥

みずのこうじあすか

水乃小路飛鳥とは、『うる星やつら』の登場人物であり水乃小路飛麿の妹
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プロフィール編集

氏名水乃小路 飛鳥(みずのこうじ あすか)
CV1981年版アニメ:島本須美/令和版アニメ:M・A・O
一人称
性別
家族構成父、、兄(飛麿)

概要編集

水乃小路飛麿の妹。

面堂家と水乃小路家の和解のための政略結婚を前提としたお見合いが初登場。

兄の飛麿と同じく、キラキラとした一番星のような瞳をしている。


水乃小路家の方針により、15歳まで西洋の甲冑を着せられて男性と隔絶されたまま育てられたため男を見たことがなかった究極の箱入り娘

(「汚れを知らぬ純粋培養」をスローガンとしているとのことだが、その結末はイケメンと落書きの区別もつかない男性顔面偏差値認識能力の破綻である)。

その徹底ぶりは実兄の飛麿ですら存在を知らない状態だった。

不運な事に、最初に出会った「男」が諸星あたるであり早々に襲われたために、極度の男性恐怖症となってしまう


その後あれこれあって、「男は危険で怖い生き物だが、『お兄様』とは優秀で信頼できる別種の存在」という嘘も方便な認識が植えつけられ、更に危ない輩から兄である飛麿が自分をずっと庇って守ってくれたことに感動したことで飛麿を異様に慕う超弩級の重度のブラコンと化してしまった。

飛麿がいる風呂場に堂々と入ったり、同じ布団に潜り込んだり、抱きついたりと、まるで恋人に対するような態度を取るため、母からは変態の烙印を押されていて、令和版アニメでは兄とまとめて「このヘンタイ兄妹!」と罵られているが本人はあまりに箱入りのため何が悪いかよく分かっていない。

飛麿からも「そういうことは好きな男とせねばいけない!」と諌められるが、それに対しても「わたくしお兄さまが好きです!」と返してしまう始末である。


兄と対照的に小さい頃からの猛烈な特訓により非常に高いレベルの身体能力を誇り、ギャグ描写込みとはいえ、かなりの怪力揃いの本作キャラクターの中でもパワーはトップクラス。

彼女の圧倒的なパワーに抱きつかれた飛麿や終太郎は胸部を骨折、悶絶し気絶するまでがお約束となっている(なお、終太郎の部下たちは「丈夫な若のこと、すぐに目を覚まし、お元気になられるだろう」とまったく心配していなかった。また飛麿も鼻血で全身の2/3の血液を失っても肋骨が全壊してもすぐに復活している)。


基本的にとても気が弱く、また、先述での重度の男性恐怖症により、あたるや男の姿を見ると「きゃ~っ!男~!」と悲鳴を上げながら力の限り暴走してしまう。その後は大抵、象の大群が暴れたかのような破壊の限りを尽くされた有様になっている。なお、これでも水乃小路家最強ではない


通う学校は当然女子校

単行本32巻収録「潔癖の要塞」で人間以外のオスであっても排除する潔癖女子中学に通うようになる。

だがその矢先、友引高校の体力テストがここで行われる事となってしまう。ターゲットとなる腕章を丁度飛鳥が身に付けており、男子生徒達に追い回される羽目に。

逃走中に校長から物が遠く見える眼鏡を譲り受けた。これを掛けている状態で男性が至近距離に居ても遠くに居るように見え、恐怖を感じなかった事から、恐怖の度合いに距離が関係しているのが分かる。

水乃小路家に仕える女性は全員眼鏡っ娘であったが、この件で飛鳥本人も眼鏡っ娘となった。

このエピソードは昭和・令和共にアニメ化されなかった。また、水乃小路家のエピソードで飛磨が登場しない唯一の回でもあった。


家族以外の「おにいさま」編集

彼女には実兄の飛麿以外にも「兄だと思い込んでいる」存在が2人いる。


2人目のおにいさま編集

面堂終太郎のことはお見合いでのドタバタの末、終盤で現れた面堂了子が終太郎のことを「お兄さま」と呼ぶのを聞いたことで、飛鳥も彼を飛麿と同じく自分の兄だと思い込んでしまい、以後「面堂のお兄様」と呼び慕うことになる。

「兄という存在は自分と結婚できないが故に自分を襲わないので怖くない」という認識である為、結局終太郎との見合い話は破談になっており、原作終了まで特に進展もなく婚約には至らなかった(ラムからは許嫁だと認識されていたが)。

しかし、その後も男性恐怖症克服の為のデートに付き合ってもらったり、飛鳥が(暴れる)危機に陥った際は終太郎が率先してフォローに向かおうとするなど良い関係は築けている。


3人目のおにいさま編集

誰か素晴らしい男性に巡り合わせたい母からの言いつけで、初めてのお使いとして友引高校に潜入した際には、男子生徒から逃げ惑っている途中で藤波竜之介と遭遇。男子にしか見えない竜之介に恐怖し、彼女を突き飛ばして逃げ出してしまう。

男扱いされたことで怒って追いかけてくる竜之介から必死に逃げていたが、その後自分を怖がらせないように努めて優しく(女であることをなんとか認めさせようと)近付いてくる竜之介に対し、段々と胸がドキドキ…もといぎっちょんぎっちょんと高鳴るまでになっていたものの、最終的には彼女の「サラシを巻いた胸元」を目撃し、それが「自分が抱きついて重傷を負わせた飛麿の胸の包帯」と様子が似ていた為に竜之介のことも自分の兄だと誤解することとなった。


ああ、おかあさま、いったいわたくしにはなん人のおにいさまがいるのですか!


余談編集

次回作のらんま1/2のヒロインである天道あかねのモチーフの一人で、序盤の男嫌いや「許嫁」設定は飛鳥からの踏襲。

あかね

また、中の人は先立って劇場版ビューティフル・ドリーマーで謎の少女役で出演しており、後番組のめぞん一刻ではメインヒロインである音無響子を演じている。


令和版で彼女を演じるM・A・O氏は過去に海賊戦隊ゴーカイジャーゴーカイイエローを演じており、後に兄の飛麿役の梶裕貴氏も機界戦隊ゼンカイジャーガオーンを演じているため、令和版水乃小路兄妹の中の人は戦隊のイエローを演じたことになる。


関連イラスト編集

水乃小路飛鳥センシティブな作品

正月絵。


関連タグ編集

うる星やつら 水乃小路飛麿 面堂終太郎

箱入り娘 女子力(物理) 目がしいたけ 眼鏡っ娘  ブラコン 水乃小路兄妹



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