声:田村ゆかり
概要
主人公である孔濤羅(コン・タオロー)の実妹であり、本名は「孔瑞麗」(コン・ルイリー)。
劉豪軍(リュウ・ホージュン)とは婚約者であったが、話が始まる前に瑞麗は豪軍らの手にかかり、脳の記憶を5体のガイノイドに魂魄転写され殺されてしまう。
これを知った濤羅は青雲幇(チンワンパン)の幹部たちを血祭りに上げる復讐の戦いに身を投じる事となる。
イラストなどで多く見かける瑞麗は幼女型のガイノイドであり、その身体には分割された5つの記憶を結合させるプログラムが搭載されている。
濤羅が戦いに勝利していくたびに、彼女も徐々に元の人格へと戻っていく事となる。
なお、結合された魂が不完全なためか、心も外見相応の幼女同然であり、台詞は基本的にすべてひらがなとなっている。
ルイリーの分割された魂が封印されているガイノイド達
媽祖(マーチェ)
樟賈寳(ジャン・ジャボウ)のガイノイド。売春に使われている。
ベネトナシュ(左):朱笑嫣(チュウ・シャオヤン)のガイノイド。
ラースヤ(右):斌偉信(ビン・ワイソン)のガイノイド。
ペトルーシュカ:呉榮成(ン・ウィンシン)のガイノイド。ンが頭脳派で戦闘能力は皆無なため隠し武装が施されている。
瑞麗(左):劉豪軍(リュウ・ホージュン)のガイノイド。生前のルイリーにそっくりに作られており、かかった予算は外装だけで通常のガイノイドの30体分以上の世界一金のかけられたガイノイドでもある。
格ゲーの瑞麗
ニトロロワイアルではなんと彼女は戦わない。戦闘力は一切無いためか、実際に戦うのは兄貴である孔濤羅キャラ名はあくまで「瑞麗」。理不尽すぎるでしょ・・・性能はニトロワで最大のボディサイズを持ち、前方にリーチ、判定ともに優れた技を持つ。 対して打点が全体的に高いため、キャラによってはしゃがまれると当たらない攻撃も多いが、地上の中、強攻撃はかなり大振り。 飛び道具は持っていないため、近・中距離型で、基本的に近づかないと何もできない。 飛び道具を持っているキャラには注意しよう。原作では生身で音速を超えると書いてありこのままだと勝負にならないので能力は抑えている。
そしてエクサムと手を組み、さらにアーケードへと進出し、「ニトロプラスブラスターズ」ではもちろん続投。今作でもプレイヤーキャラとして使える。どうせ濤羅だろうと思っていたが・・・
なんとちゃんと瑞麗が戦うようになっている。中国拳法など接近戦が得意とするキャラとなっている。「男子キャラも出せよ!」と声も上がっているがエクサムの林和磨ディレクターは「今のところ男性キャラを入れるのはどうかなと思っています」とコメントしている。
余談だが、他のキャラのエンディングでは男性キャラがセリフだけ出ている事もあり、一部キャラは3ゲージでトドメを刺すと男性キャラが出てくるのだが濤羅にはそれすらない。アニサマェ・・・
関連イラスト
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俺の妹がこんなに可愛いわけがない ← 2011年のエイプリルフールにて公式でパロディを展開
以下ネタバレ
実は彼女が愛した男は婚約者の豪軍ではなく、実の兄である濤羅である。
しかし、兄は自分を一人の女ではなく「妹」としてしか見ていなく、その事に瑞麗は苦しんでいくようになり、形だけの幸せを手に入れるくらいならと自らを青雲幇の幹部たちに差し出した(つまり自殺同然の行為をした)。
そして物語最終盤において、自らのために戦う兄の姿を見て悦に浸る場面もあるなど、その内面はブラコンどころか重度のキモウト。
つまり「鬼哭街」の物語は言い換えれば、たった一人の「妹」の情欲により二人の男が運命を狂わされてしまった上に、兄の復讐の戦いも全て彼女が望んだことであり、彼女こそがこの物語の黒幕とも呼べてしまうのである。
. -―- . やったッ!! さすが虚淵玄!
/ ヽ
// ', 唖然とするような鬱展開を
| { _____ | 平然とやってのけるッ!
(⌒ヽ7´ ``ヒニ¨ヽ
ヽ、..二二二二二二二. -r‐''′ そこにシビれる!
/´ 〉'">、、,,.ィ二¨' {. ヽ _ _ あこがれるゥ!
`r、| ゙._(9,)Y´_(9_l′ ) ( , -'′ `¨¨´ ̄`ヽ、
{(,| `'''7、,. 、 ⌒ |/ニY { \
ヾ| ^'^ ′-、 ,ノr')リ ,ゝ、ー`――-'- ∠,_ ノ
| 「匸匸匚| '"|ィ'( (,ノ,r'゙へ. ̄ ̄,二ニ、゙}了
, ヘー‐- 、 l | /^''⌒| | | ,ゝ )、,>(_9,`!i!}i!ィ_9,) |人
-‐ノ .ヘー‐-ィ ヽ !‐}__,..ノ || /-‐ヽ| -イ,__,.>‐ ハ }
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補足
彼女の名誉のために補足しておくと、確かに鬼哭街の悲劇発端となったのは彼女であることには間違いなく「キモウト」と呼ばれてもやむなしである。
が、エンディングでの彼女の笑顔を見てもらえればわかるが兄への想いは紛れも無く純粋な愛でありそこに怨嗟やそれに準ずるものは存在しない。(はずである)
また、タオローの回想の通りタオローへの想いで壊れる前の彼女は、大好きな兄の行動で涙するほど喜んだり、拗ねて口をきかなくなったりと接し方を間違えなければ理想の妹であったといえる。
それ故、彼女の純粋な気持ちを信じるファンも存在することも追記しておく。
なお、ブラスターズでタオローがいないのは鬼哭街のエンディング後であるためと思われる。
実際、彼女のストーリーではそれを匂わせる発言をしている。
(そのため鬼哭街をしていないと意味がわからないが、それは他のキャラたちにも言えることである。)