概要
元々の語源は「永遠のアセリア」の高嶺佳織とされる。
「外見がキモい妹」と書こうとして間違えてキモウトと書いてしまった事が元となっている。
(あくまでも絵師の癖の問題であって設定上は美少女である。別の絵師の話だが、当時のいたる絵も癖が強すぎて『ONE~輝く季節へ~』が家庭用ゲーム機に移植された際は「ギャルゲーでこの絵は無い」と複数の家庭用ゲーム誌で酷評された事がある)
その後、「Duel Savior」の当真未亜の常軌を逸したブラコンぶりをキモウトと評した事から現在の意味で使用される様になった。
言葉や用法の成り立ちから主にブラコンぶりが常軌を逸した妹を指す言葉の為、シスコンかつキモウトとして(少なくとも公式で)扱われるのは稀である。
大抵は二次設定または妄想的な解釈である。
ヤンデレタイプ
兄への依存や愛情が常軌を逸した、極度のブラコンであるタイプ。
兄の事を男性として見ており、感情が暴走すると兄に好意を持つ女性に対しあからさまな敵意を見せ、妨害を行ったり場合によっては殺害をも企てる。
キモウトと呼ばれるキャラクターは、こちらのタイプである事が殆ど。
代表例
- 野々原渚(ヤンデレの女の子に死ぬほど愛されて眠れないCD)
- ベラルーシ(ヘタリア)
- 当真未亜(DUEL SAVIOR)
- 穂坂七海(テレビの消えた日)
- 簸川樹里(腐り姫)
- 瑞麗(鬼哭街)
- 久世こいぬ(ク・リトル・リトル)
- 司波深雪(魔法科高校の劣等生)
- アリス・スタルジア(俺だけ入れる隠しダンジョン)
- クインティ(Quinty)たぶん元祖。
- 虎視餡子(しかのこのこのここしたんたん)※シスコンタイプ
変態タイプ
兄が好きすぎて変態行為におよぶ妹。
最近はこのタイプも増えていると思われる。
代表例
アホの子タイプ
単純に頭が弱い、または発言が痛いいわゆる「アホの子」のタイプ。
こちらのタイプのキモウトは余りおらず、
またこちらのタイプのキモウトは余り好意的に見られる事はない。
ただ純粋に気持ち悪い妹
兄とかそんなの関係なしに純粋に気持ちの悪い妹。
例)オタクで二次元の妹にハァハァする妹
編集者は約一名しか思い当たらない。
尤も萌えている彼女に萌えるのだが。
ex.もはや気持ち悪いでは済まされないタイプ
ヤンデレをこじらせすぎて完全なる狂気の域まで踏み込んでしまったタイプ。
愛とは狂気の別名であるのかもしれない。
二次創作に於けるキモウト
公式ではキモウトとしての行動を取らない妹キャラの中にも二次創作に於いてキモウトとして描かれるキャラクターも少なくない。
が、これらのキャラクターのキモウト設定は当然ながらあくまで二次創作内のみのものである為、そのキャラクターへのキモウト設定を嫌がるファンも存在する。
使用の際はTPOを考えて使用したい所である。
二次創作にてキモウト設定を付けられやすい例