概要
平沢唯たちが卒業した後の桜高軽音部メンバーの高校生活を描いている。
「まんがタイムきららCarat」にて2011年6月号から2012年8月号まで連載された。単行本は全1巻。
雑誌掲載時の題名は『けいおん!』(まんがタイムきららで同時連載していた”大学編”と共通、感嘆符も1個)であった。
あらすじ
唯たちが卒業して、ただ一人軽音部に残り、部長となった中野梓は、梓を助けるために入部した平沢憂と鈴木純、新しく入った1年生の斉藤菫と奥田直のメンバーで、新バンド・わかばガールズ(命名は山中さわ子先生)を結成、活動をスタートした。
主な登場人物
中野梓(ボーカル、ギター)
「放課後ティータイム」のメンバーで一人、在校生として残り、新しく軽音部部長に就任した。
「唯先輩達が驚くようなクラブにしてやる」と意気込む。
平沢憂(ギター)
唯が大学に進学して一人暮らしを始めるから暇になるという理由で、純と共に軽音部に入部した。
紬に代わり、自分で焼いたケーキや洋菓子などを軽音部のメンバーに振舞う。
鈴木純(ベース)
前作で梓に軽音部に誘われた際、唯たちが卒業して軽音部が梓1人になったら入ろうか、という言葉通り、憂と共に入部した。
律ほどでは無いが、トラブルメーカーな一面を持っている。
斉藤菫(ドラムス)
新しく軽音部に入部した1年生の一人目。
とある理由で音楽室にいたところを梓たちに捕まり、半強制的に入部することに。
日頃のストレスが発散できると理由でドラムスを始める。
奥田直(DTM、PA、作詞、作曲)
新しく軽音部に入部した1年生の二人目。
すべての部活に体験入部してみて、軽音部が一番うまくできそう、という理由で入部した。
しかし、どの楽器もうまく行かず、一度軽音部を去ろうとした所を、さわ子からDTMを教えてもらい、作曲などを任されることになり軽音部に留まった。
前作から引き続き軽音部の顧問を務める。
今年度はクラスの担任を持っておらず、以前より増して音楽室に入り浸っている。
わかばガールズのメンバーのほとんどが初心者なため、放課後ティータイムの頃よりは顧問として指導している事が増えた。