概要
1958年1月1日生まれ、静岡県出身。本名は望月寿城(もちづき としき)。妻は漫画家の西家ヒバリ。
1977年に多摩美術大学デザイン科グラフィックデザイン専攻に入学。漫画研究会に所属し、喜国雅彦、祖父江慎、しゅりんぷ小林らが同期であった。
1981年にキリンビールに入社。「一番搾り」や「ハートランド」等のマーケティングをしていた。この頃から漫画を描き始め、36歳の時に退社し漫画家として独立。現在は漫画のほか、アートや映像表現の分野でも活動している。
非常にラフで書きなぐったようなタッチ、強烈なデフォルメなど一見ヘタウマな画風で知られるが、手塚治虫はしりあがり寿の才能を見抜いており、「この人は実は絵が物凄く上手い人だ」と評している。
人によっては1990年代の小学館の任天堂公式ガイドブック(ファイアーエムブレムシリーズなど)に大抵掲載されていた謎の漫画を描いていた人といえばわかるかもしれない。
主な作品
- ヒゲのOL薮内笹子シリーズ(竹書房→エンターブレイン)
- 真夜中の弥次さん喜多さん(マガジンハウス)
- 弥次喜多inDeep(エンターブレイン、上記の続編)
- ジャカランダ(青林工藝舎)
- 双子のオヤジ(青林工藝舎)
- 懊悩!マモルくん(マイクロマガジン社、原作・手塚治虫)
- 地球防衛家のヒトビト(朝日新聞夕刊掲載)