ゲストは大人の女性限定
キャストは小さい女の子限定
こちらはおねロリキャバクラ
お昼休み時間に営業しています
(『まんがタイムきらら』2022年3月号 ゲスト掲載第1話より)
作品解説
「ゲストは大人の女性限定」「キャストは小さい女の子限定」(同人版では「子供の女の子」表記)がコンセプトの「おねロリキャバクラ」(以下キャバクラと表記)での日常を、ゲストの楓とキャストの凛を中心に描いている。
「ロリがキャストのキャバクラ」というかなり過激なキーワードの組み合わせではあるが、基本的にはゲスト(おね)とキャスト(ロリ)のほのぼのとした会話を楽しむ癒し系のおねロリ漫画である。
2017年12月14日に春日沙生氏が自身のTwitterで「おねロリキャバクラという単語が頭によぎったので、備忘録としてツイッターに置いておきますね」(顔文字省略)というツイートをつぶやき、2日後の2017年12月16日に第1話を掲載。以降Twitterやニコニコ漫画等の各種投稿サイトにて不定期に掲載された。
2019年11月24日に開催されたコミティア130にて、これまでの話をまとめた総集編が発行された。この総集編は現在はDLsiteにて電子版が販売されている。
2022年2月9日発売の『まんがタイムきらら』3月号から3号連続でゲスト掲載され、2022年5月9日発売の6月号から連載開始。
2022年7月12日からはニコニコ漫画の『きららベース』での追っかけ連載が毎月第2火曜日更新でスタート。
商業化にあたりストーリーは新たに描き下ろされており、登場人物の設定も一部変更されている。
登場人物
- 楓
本作のメインの一人。フルネームは川上楓。店の常連でいつも凛を指名している。
仕事の忙しい社会人で、仕事の疲れを凛との会話で癒やしている。
商業版では初めて来店するところから物語が始まっている。また名字が川島に変更されており、システムエンジニアであることが明かされた(同人版でも「障害対応」等のSEを思わせる単語を呟いていた)。
- 凛(りん)
本作のメインの一人。キャバクラのキャスト。
天真爛漫な女の子で、楓曰く「尊い、マジ天使」。可愛い服を着てお姉さんの話を聞くだけで特に何もしなくていいこの仕事をのびのびと楽しくやっている。
商業版ではナンバーワンであることが明かされた。また仕事の裏で楓の注文に対して愚痴を述べたり、仕事中でも楓をからかったりするなど、小悪魔的な側面も描かれるようになった。
- みゆり
キャバクラの新人キャスト。
かなりの人見知りで、緊張のあまり楓の前から逃げてしまうが、初めて接客した美波に対し「いやし」を感じ、不安は払拭された模様。
商業版では「おねえさんと仲良くお話できない」と悩んでいたが、美波のおかげで少し自身がついた模様。
- 宮田美波(みやたみなみ)
楓の会社の上司。楓がハマっているという噂を聞いて来店した。
その際にみゆりと出会い、以降みゆりの常連となる。
商業版ではメガネを着用。厳しい上司としての側面を見せている。
ランチをどこで食べようかと探していたところ、なるみに声をかけられた。
商業版
- なるみ
受付や呼び込みをしている女性。「キャストのお世話も私の仕事」らしい。
- 向井穂乃果(むかいほのか)
楓の後輩で、職場ではかなり優秀。
楓がどこでランチをしているか気になり、「最近いつも行っているランチの店に連れて行って欲しい」と頼んで連れてきてもらったが、キャバクラと知り楓が散財しないかを心配するように。
凛曰く「向井さんには“まだ”りん達は必要じゃないみたい」とのことだが・・・
- ノエル
キャバクラのナンバーツーキャスト。ハーフでモデル体型。
凛のことが大好きで、凛を自分の「推し」と断言している。
基本的には「同担OK」のスタンスだが、最近凛が興味を持っている楓に対しては複雑な感情を抱いている模様。
- 奏多(かなた)
おねロリキャバクラのキャスト。お菓子大好きな元気娘。
- 天鞠(てまり)
おねロリキャバクラのキャスト。
余談
同人版には楓から「オーナー」と呼ばれている人物や、キャスト達から「ママ」と呼ばれている人物がいることが明かされているが、なるみが同人版における「オーナー」もしくは「ママ」に当たる人物なのかどうかは不明。
「ママ」に関しても、「キャバクラのママ」なのか「キャストのママ」なのかはぼかされている。