概要
同じ同人誌即売会であるコミックマーケット(コミケ)との大きな違いは、コミケがパロディや二次創作作品が多いのに対し、こちらはオリジナル作品限定なことである。また、(記念開催を除いて)コスプレ禁止。
オリジナルであればR-18も容認されており、また自分の著作物であれば(たとえそれがアニメ化されて認知度が高くなったとしても)商業作品やその二次創作でも頒布できる。オリジナル雑貨や評論本を頒布するサークルも比較的多い。
各サークルの本がまとめて読める見本誌コーナーや、後日開催の「見本誌読書会」があり、腰を据えて同人誌を堪能できるため、読み手から見れば腰を据えて「発掘」するのに向いているイベントである。
名古屋、関西、新潟、九州、福島、北海道で同名のイベントが行われているが、それぞれ別の団体であり、各団体で協力関係にある。「ティア」と言われれば、だいたい東京のコミティアのことを指す。
漫画雑誌各社が「出張編集部」として持込添削を行なうスペースがあり、コミティアから商業デビューした作家も少なくない。(森薫、こうの史代など)
オリジナル作品限定という性質から他の同人誌即売会よりも多くの120もの編集部が参加しており、内訳も少年漫画、少女漫画、青年漫画、女性漫画、BL漫画、エロ漫画などバリエーション豊か。運が良ければ1日で10近い編集部に持ち込んで原稿を見てもらえる。
現代表は吉田雄平氏。中村公彦氏はCOMITIA142をもって退任し会長に就任している。
コミティアで販売されている「きみぴこグッズ」の「きみぴこ」との関係は不明。
マンガ界を舞台にしたドラマ「重版出来!」(原作は月刊!スピリッツ連載のマンガ)にも登場している。
pixivでは
主に参加告知・宣伝のため、サークルカット・頒布物サンプル・お品書きなどが投稿されている。
また「COMITIA○」(○は数字)タグの使用も多い。
関連イベント
pixivマーケット(COMITIA90と合同開催)
関連タグ
オリジナル 創作 一次創作 漫画 イラスト グッズ 小説 創作小説
外部リンク
※東京のサイト。各地の開催については、リンク先にリンクあり。