概要
2019年7月26日に配信された、「少女☆寸劇オールスタァライト」第4話。
しかし、この話では、かなり劣悪なキャラ崩壊が酷い話であり、スタァライトファンにとってはかなり評判の悪く、さらには炎上問題に発展してしまった悪名高い話である。
また、劣悪なキャラ改変以外にも、スタリラ本編から見た場合不自然な部分も目立っているため、多くのスタァライトファンでも相当評価が低い話にもなっている。
あらすじ
シークフェルト音楽学院VS聖翔音楽学園のレヴューが開幕した。
絶対に負けられないシークフェルトのトップバッターを飾るのは栞? メイファン?? どうする晶!?!?
問題点
前述したように、この話は、メイファンと栞の性格改変など、多くの人が批判を呼んだ展開が見られ、一時期炎上問題に発展してしまった。
どういう内容なのかというと、前述のあらすじで説明したように、栞とメイファンがトップバッターの候補になるが、この時にメイファンが栞に対して弱いと見下し、それを言われた栞が怒って、お互いに酷いことを言うだけの言い争いをするという、栞やメイファンが好きなファンにとっては大きなショックを与えかねないレベルの酷い内容になっている。本来メイファンと栞は優しい性格であり、酷いことを言う性格ではないのだが、ここに来て、まさかの(キャラ改悪に近いレベルの)キャラ崩壊をしてしまったのだ。
それ以前の話を見ても、第2話でえるが子供のように号泣したり、第3話で大場ななが原作としては有り得ない行動をしたりと改悪に近いキャラ改変が見られたことから、本作の出来を怪しむ人も多く、第4話でもキャラ改悪が起きる可能性が高いと予想していた人も多かったが、第4話でその予想が当たってしまった。
このようなキャラ改悪が起きてしまった理由としては、当初配信開始してからまだ1年も経っていなかった時期にオールスタァライトが配信開始されたため、スタリラで登場する舞台少女の情報量が少なく、制作者が舞台少女の関係などをつかめていなかった事情もあるかもしれない。しかし、今回の話は『シークフェルト総合病院』、つまり、栞とメイファンの関係が描かれたイベントが開催された後に配信された話である。それにもかかわらず、お互いに優しい性格のメイファンと栞に対して酷いことを言い合うだけのキャラ改変をしてしまった(恐らく脚本家は『シークフェルト総合病院』のことを知らなかった可能性もある)ということもあり、多くの人から批判を呼ぶことになった。
一応、時系列が栞の気高き君加入直後という可能性も無くはないが、その場合も、無課金で読むことが出来るスクールストーリーで、晶が認めた栞の実力をメイファンも認めているという場面が存在している(参考)ため、栞とメイファンのギスギスはあまりにも違和感を感じさせてしまっている。
栞とメイファンのキャラ改変については、一部のファンでも、かなり問題視されており、
- 「仮にも公式媒体がそこらへんの下手な二次創作より下劣なものを生み出して申し訳ないと思わないの?」
- 「監督と脚本変えた方が良い」
- 「凛明館メイン回が不安」
- 「今までも酷かったのにさらにワースト更新しにくるなんて思わないじゃん……」
- 「栞とメイファンをあんなにした奴ら許せない。笑えなかった」
という感じで批判的な意見がかなり多く、この話と同じく、キャラ改悪がかなり酷かった話の一つである「きかんしゃトーマス」の「エドワードのしっぱい」と同じレベルで多くのファンから酷評されている状態である。
この他にも、後に別のブシロード関連のソシャゲで発生することになる炎上問題と同様、オールスタァライトの脚本を担当していた堀雅人や、アニメーションディレクター&音響監督を担当していた山元隼一に対する批判的な意見が出るようになってしまった(参考①、参考②)。
また、X(Twitter)のポストの中には、この話が原因で体調を崩したファンも存在していたとか……。
また、それ以外にも、じゃんけんに良い思い出のない晶が「じゃんけんだ!」と言っている場面が不自然だと感じたファンも存在していた(参考)。
『★4 織姫 鳳ミチル』の絆ストーリー「実践練習」では、織姫の台詞を誰に任せるのかということでミチルがじゃんけんで勝負しようとした際に、晶が「ミチルとのじゃんけんには、いい思い出がない」と発言(その後にミチルが「晶の癖読んで、 いままでの勝率から逆算した手を出すだけじゃん!」と言っているが、それに対して晶は「それが問題」と言っていた。)してコイントスで勝負をする場面があったのだが、それと矛盾している台詞(前述の「じゃんけんだ!」が該当)に対して一部のファンが不自然だと感じていたこともあった(ちなみに『★4 織姫 鳳ミチル』が実装されたのは2019年7月4日であり、最近実装されたばかりのはずである)。
このようなことから、あまりにも劣悪なキャラ改変や不自然な台詞もあり、主にスタァライトファンを中心に批判的な意見を持つようになった。そして、それに影響し、それ以前の話から既に評価が低かったオールスタァライトの人気は、さらに下降していくことになる。
その一方で、この話で晶の台詞「すまん、聞いてなかった!」が登場した話であり、それに対して面白いと感じたファンも少なくない。しかし、前述したように、栞とメイファンのキャラ改変が劣悪レベルということもあり、面白かったという意見よりも、この話の栞とメイファンのキャラ改変で指摘しているファンもかなり多かった(そもそも「面白かった」という意見のポストの殆ども、どの部分が面白かったのかという点が書かれていないポストが少なくないため、あまり参考になりにくい)。
さらに、その次の話である第5話も男性プロレスラーが登場するという、ヒーロー不在のアニメにとっては違和感の大きいレベルの強引な展開の話になってしまい、それに加えて、明らかに4話でキャラ改悪の被害を受けてしまった栞とメイファンに対するフォローになっていない展開になってしまった。結局第4話&第5話が影響して、オールスタァライトから見限った人も多くなってしまった。そのため、多くのスタァライトファンにとっては、オールスタァライトのことを黒歴史扱いにしている人も非常に多い。
以上の批判点もあり、スタァライトファンにとっては大不評になっている話の一つになっている。
関連タグ
少女☆歌劇レヴュースタァライト 少女☆寸劇オールスタァライト
キャラ崩壊 キャラ改変 キャラ改悪:まさにこの話における最大の問題点。
エドワードのしっぱい:『きかんしゃトーマス』第10シーズンの話であり、こちらも栞やメイファンと同じように、とあるキャラが突然性格を悪くされてしまい、そのエピソードが低評価になってしまった。