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デート・ア・リリィ

でーとありりぃ

「デート・ア・リリィ」とは、スマホアプリ「アサルトリリィ Last Bullet」で開催されたイベント。正式名称は「デート・ア・リリィ 狂三フレンド」。
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概要

アサルトリリィのスマホアプリ『アサルトリリィ Last Bullet』のコラボイベント第3弾であり、『アサルトリリィ』と『デート・ア・ライブⅣ』のコラボイベントである。

『ラスバレ』のコラボイベントは、以前も2回(1回目は『魔法少女リリカルなのはDetonation』、2回目は『戦姫絶唱シンフォギアXD』とのコラボ)開催されていたが、いずれも大好評の意見が多かった(特に『シンフォギア』のコラボは、『XD』でアンサーイベントとして『My_Guardian_Angel』が開催されている)。そのため、次のコラボイベントを期待していた人も多かったが、3回目のコラボイベントは数多くのユーザーで大きな衝撃を受ける出来事になった。

下記で説明するが、Twitterでも大きな騒動が起きたこともあり、(現在は少しずつ再評価されているが)一部の人からは賛否両論になっているコラボイベントの一つである。恐らく、ソシャゲのコラボイベントの中で最も賛否両論が激しくなったイベントの一つである。


騒動

2022年に入り、コラボイベント第3弾が開催されることが判明され、『アサルトリリィ』とコラボする作品が『デート・ア・ライブⅣ』になったのだが、コラボが決定した時から、Twitterにてアサリリファンから不安の声が広がり、運営に意見が殺到した。

今まで開催された『なのは』『シンフォギア』、そして後述するが、その後に開催された(及び開催予定である)コラボイベントでコラボの対象先になった『ガールズ&パンツァー』『劇場版 Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ Licht 名前の無い少女』『劇場版魔法少女まどか☆マギカ』『結城友奈は勇者である-大満開の章-』『とある科学の超電磁砲T』は女キャラが主人公である。それに対して、元々『デート・ア・ライブ』は、男キャラである五河士道が主人公であるという理由がある……と思われるが、2023年10月31日に開催される予定であるコラボイベント第9弾の『Re:ゼロから始める異世界生活』では、男キャラのナツキ・スバルが主人公である作品であるのにもかかわらず、特に不評な意見が存在していなかった。それを考えると、『デート・ア・ライブ』は、2023年10月現在判明されているコラボイベントでラスバレとコラボした8作品とは異なり、ハーレム要素があったということが起因しているからだと思われる。一応、アサルトリリィも、アニメ版に登場した高松理事長代理のように、決して男性キャラが登場していないことはないし、舞台でも男性の声が使われないことはない。ミニアニメでも、違和感が多くて賛否両論になったが、ブシロードのミニアニメとしては『少女☆寸劇オールスタァライト』第5話以来となる男性プロレスラーが登場した話がある(※)(ちなみに、蛇足だが、『オールスタァライト』の原作となった『スタリラ』でも、『Steins;Gate』とのコラボイベントで男性キャラである岡部倫太郎が登場した事例がある)。また、設定上では、男性のリリィ(媒体によってはCHARM使い)も存在した(現代ではとある事情でまったく戦力にならないため存在しない。)。そのため、この騒動は百合厨の暴走が原因で広がってしまった可能性があると推測する人もいる。

しかし、そもそもアサルトリリィ自体が百合をテーマにした作品であり百合好きがいるのは当然のことで百合厨などという蔑称を使われる筋合いはない。またハーレムジャンル内で『百合キャラ』と設定されているキャラが最終的に男の主人公に惚れるという展開が起きることは珍しいものではなく(『デート・ア・ライブ』でもそういった例が存在する。)そういったジャンル間の確執により過剰なまでの拒否反応が出てしまうのも無理はないだろう。

……ともかく、『アサルトリリィ』に男性キャラが登場するということもあり、多くのユーザーから不安な声が多くあった。

後日の情報で、士道の参戦は『精霊しか通れない結界(=ケイブ』により、元の世界で留守番するという設定(立ち絵もボイスも無い)で登場しないということが判明された。これにより、一部のファンからは安堵の声が聞かれた。

……だったのだが、やはり予想外なコラボだったということもあり、ユーザーの心に大きな影を残したのは事実である。加えて、士道を登場させなかったことについては「流石にやり過ぎ」と苦言を呈するユーザーもいた。そのため、ラスバレのイベントの中でも、開催直前の評価では賛否両論が強いイベントになってしまった。その一方で、意外なコラボということもあって、イベント終了後も、メイン画像の様に、『アサルトリリィ』と『デート・ア・ライブ』をコラボしたイラストを描く人もいる。

しかしながら、このイベントの騒動に加えて、(詳しくは後述するが)メインストーリーのフルボイス消滅による騒動なども発生し、多くのユーザーの、ラスバレ運営に対する信頼の減少が止まらなくなったこともあって、ついには2022年6月にブシロードが運営・開発から撤退し、一時的にラスバレの今後に対する杞憂なども多く生じてしまった。

以上の騒動もあり、このイベントの開催決定の1日前に公開されたとある特撮作品と共に、当時は賛否両論が激しいイベントになってしまった。


※:但し、『少女☆寸劇オールスタァライト』の男性プロレスラー登場回が賛否両論になったのは、その前の話である第4話『トップバッターは誰だ!?』の出来が非常に悪く(特にリュウ・メイファン夢大路栞キャラ改悪は目に余るほど酷い出来になっている)、炎上問題が起きてしまい、その後の第5話でも、第4話のフォローになっていなかったため、不評な意見が存在していたということは追記しておく。


評価点

……とはいえ、ラスバレは評価が高いイベントが目立つソシャゲなので、このイベントも評価できる点が(一応)存在している。その中の一つとして、このコラボイベントでは、グラン・エプレがメインとなるイベントになっている。今までのコラボイベントは一柳隊がメインになっていたのだが、今回はグラン・エプレがメインになっているため、この点としてはかなり貴重であった。アサルトリリィのメインとなる一柳隊以外のレギオンをメインにしている点(※)は評価点になることが多い(ただ、その評価点に至っても……(後述))。

※:そもそも、前にラスバレで配信された『アサルトリリィふるーつ』は、全13話中9話が一柳隊の話であり、ヘルヴォル&グラン・エプレの話が2話ずつということもあって、一柳隊が完全に優遇されているという不満もあったこともあって、コラボイベントも、大抵は『スタリラ』と同じように、アニメ版でも活躍していた一柳隊がメインになると思われた可能性もあったと推測していた人もいる。


もちろん、ストーリーとしても面白く、『デート・ア・ライブ』の精霊に出会ったグラン・エプレとの話が見れるので、いつものコラボイベントとして考えるなら問題なく楽しめる話である。ラスバレにとって、(コラボイベントを含めた)イベントストーリーは、様々なキャラの面白い特徴が見れるという利点があり、このイベントも例外ではない。

多くの人にとって、ストーリーはよく気にする人が多く、例えば、ブシロード関連作品だけでも、『少女☆寸劇オールスタァライト』のキャラ改悪スクスタストーリー第20章(2ndシーズンストーリー)炎上問題)、ラブライブ!スーパースター!!アニメストーリー炎上問題のように、ストーリ―関係で炎上問題が起きていた事例が何度も発生していた。その一方で、このイベントの場合は、ストーリーに至っては、前述したように、普通のコラボイベントとして考えるなら、リリィと精霊の出会いや合流が丁寧に描かれている関係もあり、初報が出された時よりも批判的な意見は(一応)少なくなっている(特に、とある作戦での紅巴狂三の作戦は大きな注目点であり、実際にイベント終了後では、紅巴と狂三を共演したイラストがpixivに存在している)。

狂三さんと紅巴🐾センシティブな作品


だが、上記の騒動を起こしたということや、そもそも『アサルトリリィ』と『デート・ア・ライブ』の作風が全く違うという点、上記の騒動が影響して、ラスバレの評価に影響したという点、一時的にラスバレでコラボイベントが開催されていなかったという点もあって、現在でもそのイベントが苦手である人も存在している可能性もあり、ラスバレのイベントの中では、最も賛否両論が強いイベントになっているという点も意識しなければならないだろう。

また、『デート・ア・リリィ』でプレイアブルキャラになった『デート・ア・ライブ』のキャラは、レギオンリーグやギガント級ヒュージ討伐イベントで参加させることも可能である(その点は他のコラボ作品のキャラも同じである)が、『デート・ア・ライブ』のキャラに対して苦手意識を持つ人がレギオンに入っている場合もあるので、『デート・ア・ライブ』のキャラを使いたい場合は、その点にも注意が必要である。


ちなみに、関連タグで紹介する『剣姫エンゲージ』やこのイベントの騒動など、コラボイベントではいろいろな騒動を起こしてしまった、コラボ対象の『デート・ア・ライブⅣ』であったが、アニメ版の評価では、

  • 第3期までとは構成・表現技法が変化していて、特に戦闘時の3DCG作画の技術が向上された。
  • 上記が大きな評価点になったのか、ニコ生アンケートでも、残念ながら1の評価が75%~80%の状態になっていた且つ最大値が第1期第11話(84.0%)よりも下回る82.6%になったものの、第1期や第3期(第2期は一挙放送限定であるため除外)と比べると1の評価が60%以下の話(=評価が低い話)が全く存在していないという感じで評価の上昇が見られ、一挙放送の場合に至っても、1の評価が歴代のアニメの中で最も最大の値である87.3%を記録。
  • 放送後には『デート・ア・ライブⅤ』の制作決定も発表された。
  • 2022年10月28日には『精霊クライシス』の日本語版が配信されることが決定(しかしあちらでも士道の立ち絵がないという……(一応『デート・ア・リリィ』とは異なり、CVは含まれているのだが))

など、少しずつ人気が高まっている状況である。恐らく、上記の騒動によって、『デート・ア・ライブ』を知りたい人が多くなったことが起因になったとされ、それが理由で評価が良くなったと考えられる。

また、ラスバレとのコラボイベントからおよそ1年半後の2023年9月25日には、ファンタジア文庫作品共にD4DJとのコラボイベントが開催され、出雲咲姫時崎狂三新島衣舞紀夜刀神十香のコラボカードが登場した。なお、それが発表された当初、ラスバレとのコラボイベントとは異なり、「神コラボ」などのように、好評な意見が多かった。


余談

何故グラン・エプレと『デート・ア・ライブⅣ』がコラボすることになったのかというと、同作品のOP曲『OveR』の歌手を、グラン・エプレの定盛姫歌を演じている声優が担当しているためだと思われる。

恐らくこのイベントの開催理由は、そのOP曲がメインキャストの声優繋がりということを生かした可能性が高いということになるかもしれない。その結果が上記の騒動に繋がってしまうのだが……。


余談であるが、『デート・ア・リリィ』の一ヶ月前に開催された、同じくグラン・エプレ(と御台場女学校)がメインとなったメインストーリーのイベントである『双璧の戦乙女』でも、メインストーリーのイベントなのに、ボイスが消滅したということで騒動になったことがある。

さらに蛇足だが、グラン・エプレのリーダーである今叶星声優は、前述でも紹介したが、同じブシロード作品であり、『デート・ア・リリィ』の開催から1年5ヶ月前にTwitterなどで騒動になったスクスタストーリー第20章炎上問題を起こした経験を持つスクスタ桜坂しずくを演じている声優でもある(しかもしずくはその際に、虹ヶ咲学園スクールアイドル部に移籍した経験を持っているため、同じく移籍した経験を持つ果林栞子程ではないが、彼女も裏切り者と呼ばれることがあった)。流石にあちらよりは炎上のレベルが若干酷くなかったが、やはりTwitterで騒動になっていたこともあり、あちら(……というよりも、スクスタのメインストーリーの2ndシーズン(第20章~第30章)全体)と同様に賛否が分かれていた(なお、スクスタは2ndシーズンの失敗が原因で2023年6月30日にサービス終了してしまった)。


また、上記のような騒動が起きた『デート・ア・リリィ』&『双璧の戦乙女』の影響もあるのか(またはグラン・エプレの声優が有名な声優が多く、収録がなかなか出来なかったという理由もある)、『デート・ア・リリィ』の開催後は、2022年9月に『すれ違いのティーガーデン』が開催されるまで、グラン・エプレのイベントが一度も開催されていないという事態になってしまった。

(一応その前に、エイプリルフールイベントである『眠れぬ夜の殺意』や、グラン・エプレのリリィが活躍する『フェス!フェス!アイドルリリィ』も開催されていたのだが、前者はヘルヴォルのリリィが、後者は水着イベント且つ他のレギオンのリリィも登場している関係で、グラン・エプレがメインとなるイベントとして数えられない(=前者はヘルヴォル&グラン・エプレのイベントであり、後者は一柳隊&ヘルヴォル&グラン・エプレのイベント扱いになる)場合もある)


なお、このイベントの次のイベントは、一柳隊二水ミリアムがメインとなる『アーセナルジェラシー』(復刻開催)、そしてその次のイベントは、六角汐里が登場したイベントである『まごころを留めて』であった。こちらについては不評ではないが、両方共に一柳隊(余談だが、この二つのイベントは、両方共に楓と二水がメインとして活躍するイベントであった)メインのイベントであったこともあり、(一応イベント自体は好評だったが)上記の騒動で心に大きな影を落とされた一部のグラン・エプレのファン(と『慟哭のクリューサーオール』以降、ヘルヴォルがメインのイベントが開催されていないこともあり、新たなイベントに期待していたヘルヴォルのファン)は、2回も続いた一柳隊のイベントに対して、(前述のメインストーリーのボイスを消滅させられた御台場女学校や、フルボイス消滅が確定的になってしまっていた私立ルドビコ女学院のリリィのファンも含めて)さらにやきもきさせられる形になってしまった(恐らく前述のイベント『眠れぬ森の殺意』がグラン・エプレ&ヘルヴォルメインのイベントだったからなのだろうか)。結局、次のグラン・エプレがメインのイベントは、前述の『すれ違いのガーデン』まで待つことになる。


なお、このイベントの開催からちょうど一年後の2023年3月31日に、グラン・エプレ(+生徒会防衛隊のリリィ4名)がメインとなるイベント『マルチカラード・ティアーズ』が開催されている。このイベントでは、メインストーリー第三章のイベントであり、こちらについては、一部のファンから「劇場版になってほしい」という意見があるほど、大好評になったイベントになった。


ソシャゲのコラボイベントの今後

この点については、『ラスバレ』はもちろんのこと、他のソシャゲのイベントでも同様のことが言えるのだが、そもそも、『デート・ア・リリィ』を含めた、ソシャゲでの他作品とのコラボイベントは、他作品との知識がない場合、ソシャゲをプレイしている人にとっては、そのコラボ作品が原因で作品の世界観が合わないor崩してしまう(今回の『デート・ア・リリィ』に至っても、男性キャラが参戦するという点で世界観が崩れてしまうという懸念から騒動に発展した)ということで不評意見が起きたり、炎上問題に繋がってしまったりするという諸刃の剣とも言えるイベントでもある。

コラボイベントが炎上してしまう理由については多種多様になっていて、今回の『デート・ア・リリィ』のように世界観が崩れるという懸念から騒動に繋がった事例もあれば、知識不足が原因で、コラボキャラが完全にキャラ崩壊を起こしてしまった事例も存在していたり(特に妖怪ウォッチぷにぷに仮面ライダーとのコラボの際に起きたあの事例もその一つであり、多くの仮面ライダーファンでも賛否両論になった)、コラボ先の作品に登場するキャラの扱いがかなり悪くなったり(同じブシロード作品であるスクフェスコードギアス 反逆のルルーシュルルーシュ・ランペルージの扱いなど)、ついにはスペシャルコラボが発表された途端に炎上問題が発生したり(実際に『グラブルフェス2023』でホロライブとのコラボが発表された際には炎上問題に発展した)……という感じで、コラボイベントは何度も不評や炎上問題を経験している。


そして、『デート・ア・リリィ』の騒動の反省もあるのか、それとも、上記のコラボイベントに関係した騒動が何度も発生していたということもあるのかは定かではないが、ついには、アサルトリリィと同じく百合をテーマに含むバトルものの作品である『トワツガイ』のアンケートでは、もし、『トワツガイ』が他作品とコラボするなら、どの作品とコラボして欲しいのかという質問に加えて、なんとコラボして欲しくない作品は何かという質問も追加されている(参考①参考②)。コラボイベントが開催された際に生じる上記のような問題点に対する懸念が、他のソシャゲのイベントにも少しずつ影響しているのである。

ちなみに、『トワツガイ』のアンケートに書かれていた、コラボして欲しい作品/コラボして欲しくない作品は以下の作品になっている。なお、この内、ラスバレとのコラボ経験がある作品を太字で記する。



※ちなみに、アサルトリリィが入っていないのは、恐らく作風がアサルトリリィと共通している点や共通キャストが多い理由もあるかもしれない。


既にラスバレでコラボイベントを実施している作品の内、『トワツガイ』のアンケートでコラボして欲しい作品/コラボして欲しくない作品に含まれていないのは、『戦姫絶唱シンフォギアXD』と『劇場版 Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ Licht 名前の無い少女』、そして上記の騒動の引き金になってしまった『デート・ア・ライブ』の三作品であり、それ以外はコラボして欲しい作品/コラボして欲しくない作品に選ばれている。なお、当然のことながら、戦闘向けの作品ではない作品(『BanG_Dream!』や『D4DJ』、『ラブライブ!シリーズ』、『ホロライブ』など)は含まれていない。

しかし、コラボして欲しい作品については、確かに少し改善されたものの、異形の存在「魔獣」&その最たるもの「災禍の魔女」(ラスバレでの敵キャラで例えるならヒュージに近い)に立ち向かえるのかどうか分からない作品(特にスパイアクション重視の作品である関係上、「災禍の魔女」に対して最も戦いにくいと思われる『リコリス・リコイル』など)が、それらに立ち向かえることが出来る『アサルトリリィ』や『戦姫絶唱シンフォギア』を差し置いて存在している点もあり、選出については疑問符になっている部分も存在している。

コラボして欲しくない作品をアンケートに入れるという点は、一部の『トワツガイ』のファンにとっては賛否両論になっているのだが、上記の騒動(特に『デート・ア・リリィ』の騒動)のことも考えると、やはりコラボして欲しくない作品をアンケートに入れなければならない程、コラボイベント自体が炎上問題になりかねない諸刃の剣の状態になっているといっても過言ではないだろう……。


『デート・ア・リリィ』以降のコラボイベントの動向

このイベントを最後に、上記の騒動の影響もあるのか、『ラスバレ』の最新のコラボイベントの開催が一度もない状況が続いていた(ちなみに、『デート・ア・リリィ』の開催までは、コラボイベントについては4ヶ月毎に1回開催されていた)が、2022年10月31日に『ラスバレ』と『ガールズ&パンツァー』のコラボイベントである『リリィズ&パンツァー』が開催され、さらに52日後には『劇場版 Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ Licht 名前の無い少女』とのコラボイベントである『シスターズ☆カラミティ』、さらに2023年になると、『劇場版魔法少女まどか☆マギカ』とのコラボイベントである『マギカ☆ワンダーワールド』が開催された。その後も、『結城友奈は勇者である-大満開の章-』とのコラボイベントが開催され、2023年8月31日では、ヘルヴォルがメインとなる『とある科学の超電磁砲T』とのコラボイベントの開催が判明された。

特に『リリィズ&パンツァー』は『デート・ア・リリィ』から7ヶ月ぶりとなるコラボイベントであり、そして、実は、長らくコラボイベントがなかったヘルヴォルとのコラボイベントになった。なお、その後、ヘルヴォルは、前述の『とある科学の超電磁砲T』とのコラボイベントで2回目の開催になっている。

(ちなみに、『リリィズ&パンツァー』の前に開催されたイベントは、ヘルヴォルのハロウィンイベントである『トリック・オア・スイーツ』だったので、2回連続してヘルヴォルのイベントが開催されることになった。それを考慮しているのかどうかは不明だが、ヘルヴォルがメインのコラボイベントであるのだが、少しだけ一柳隊のリリィ(ミリアムなど)が登場している場面がある)

『ガールズ&パンツァー』『プリズマ☆イリヤ』『劇場版魔法少女まどか☆マギカ』『結城友奈は勇者である-大満開の章-』『とある科学の超電磁砲T』とのコラボイベント開催が決定された時、前回の『デート・ア・リリィ』とは異なり、かなり好評な意見が多かったため、ようやく元通りのコラボイベントの雰囲気に戻っただろう(ちなみに『ガールズ&パンツァー』の場合は戦車を題材にしている作品であるため、戦車がどのようにしてヒュージに立ち向かうのかということで気になる人や、後述する誤植が気になっていた人もいたが。ちなみに、本当に戦車に乗ってヒュージと戦っている)。


なお、叶星と高嶺は、『劇場版魔法少女まどか☆マギカ』とのコラボイベントである『マギカ☆ワンダーワールド』に登場し、特に叶星に至っては、佐倉杏子と共演しているメモリア『差し出されたお菓子』が登場している。


ちなみに、『ガールズ&パンツァー』とのコラボ予告ムービーでは、何故かコラボ第3弾と誤植されていた。単純にスタッフのミスだと思われるが、『リリィズ&パンツァー』の52日後に『カラミティ☆シスターズ』が開催されたことも考えると、恐らくコラボ第3弾を『リリィズ&パンツァー』、第4弾を『シスターズ☆カラミティ』、第5弾を『マギカ☆ワンダーワールド』にして、上記のような騒動を作ってしまった『デート・ア・リリィ』をコラボイベントとして数えたくなかったというスタッフの気持ちがあったのだろうか……。


なお、上のコラボイベントの開催前に、2022年5月に『魔法少女リリカルなのはDetonation』とのコラボイベントが復刻、2022年10月には『戦姫絶唱シンフォギアXD』のコラボイベントの復刻(これは2022年9月にシンフォギアのキャラクターソングが各音楽配信サービスにて配信決定されたことが理由かもしれない)が実施された。そのため、復刻開催を含めて、2022年に(2023年に開催された『マギカ☆ワンダーワールド』を除いた)全てのコラボイベントが出揃うという結果になった。


ちなみに、2022年10月のラスバレのイベントでは、意外にもコラボイベントが2回も開催されていることになった(1回目はシンフォギアとのコラボイベント(復刻)、2回目はガルパンとのコラボイベント)。


前述したように、コラボイベント第7弾の『結城友奈は勇者である-大満開の章-』とのコラボイベントを経て、コラボイベント第8弾となる『とある科学の超電磁砲T』とのコラボイベントでは、前述の『ガールズ&パンツァー』とのコラボイベント以来となる、2回目のヘルヴォルがメインのコラボイベントであることが判明された。

また、2023年9月9日に公開された、2023年冬までの今後のロードマップによれば、『シナリオイベント』の2023年秋~冬以降で「新規ストーリーイベントやコラボイベントも続々登場!」と書かれていた。

そのため、『デート・ア・ライブ』とのコラボイベント以来となる、2回目のグラン・エプレがメインとなるコラボイベントが開催される可能性もあるだろう……と思われたのだが、残念ながら、その時期に開催されるコラボイベント第9弾は一柳隊と『Re:ゼロから始める異世界生活』のコラボイベントであることが判明されたため、今でもグラン・エプレがメインとなるコラボイベントは『デート・ア・リリィ』しか存在していない状態が続いていた。

しかし、2024年4月30日に『結城友奈は勇者である-大満開の章-』とのコラボイベント(2024年版)が開催されることが決定(参考)し、メインとなるレギオンがグラン・エプレであることもあって、待望の2回目のグラン・エプレがメインのコラボイベントが開催されることになった。

これによって、『デート・ア・リリィ』のみの状態が続いていたグラン・エプレがメインのコラボイベントも、ようやく『結城友奈は勇者である-大満開の章-』のコラボイベント(2024年版)が開催されることによって、待望の他作品とのコラボイベントが開催されることになった。


…これによって、『デート・ア・リリィ』の利点の一つであった、グラン・エプレがメインの他作品とのコラボイベントという立場がなくなってしまったのだが…。


最後に

前述したように、このイベントのストーリーは面白い内容になっているが、上記の騒動が関係して賛否両論になっていることや、現在も「どうしてデート・ア・ライブとコラボしたのか」と思っている人がいるかもしれないので、このコラボイベントの内容や面白さを話す場合は、場の空気を読んで会話をする方が良いかもしれないだろう。


関連タグ

アサルトリリィ デート・ア・ライブⅣ コラボ


アサルトリリィふるーつ:第12話で男性プロレスラーが登場する話が配信されたのだが、その際にも賛否両論になっていた。『アサルトリリィふるーつ』第12話で生じた賛否両論の意見をフィードバックしていれば、今回の騒動に繋がらなかった可能性も高かったかもしれないだろう……。


悪夢の共演:初報の段階では、ある意味、賛否両論がかなり激しかったということもあり、特にラスバレのファンにとっては悪夢だと感じた人も多いかもしれないだろう。


『デート・ア・ライブ』のキャラが登場した他作品コラボの関連タグ

ファンタジア・リビルド:『デート・ア・ライブ』のキャラが参戦していたスマートフォン向けRPGであり、2020年12月17日よりサービスを開始。フルメタル・パニック!スレイヤーズなどとクロスオーバーしている作品であったが、2021年の同日付でサービス終了と短命に終わってしまっている。


メモリア・フレーゼ:『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』のソシャゲ。『デート・ア・リリィ』開催前、2022年冬に『デート・ア・ライブⅣ』のコラボイベントである『剣姫エンゲージ』が開催されたのだが、こちらは放送延期によって、ネタバレ注意なシナリオになってしまっている。その後に開催されたのが本記事で紹介しているコラボイベントであるのだが、恐らくネタバレ注意のストーリーになってしまった『剣姫エンゲージ』のリベンジも兼ねていたのだろうか?ちなみに、『剣姫エンゲージ』の前に開催されたコラボイベント『剣姫カタストロフ』では、本編内で衝撃的な事件を起こしている。


D4DJ:前述したが、デート・ア・ライブⅣを含めたファンタジア文庫とのコラボイベントが9月25日に開催された。ちなみに、こちらでは好評の意見が多いらしい(そもそもD4DJの場合は、男性キャラも普通に登場しているので違和感はないと思われる)。特に2023年から配信開始された『D4DJショートアニメ』では、普通に男性キャラも登場している。


その他

ブシロード関連作品

スタリラ BanG_Dream!(ガールズバンドパーティ):『デート・ア・リリィ』とは真逆に、前者は『Steins;Gate』のコラボイベントで岡部倫太郎だけ、後者は『ゾンビランドサガ』のコラボイベントで巽幸太郎だけ、つまり、コラボ対象の作品で登場したキャラが男性キャラしか登場しないコラボイベントが存在している。


少女☆寸劇オールスタァライト:前述のアサルトリリィふるーつ同様、第5話で男性プロレスラーが登場し、賛否両論になった(その前の話が問題作になった第4話『トップバッターは誰だ!?』の次の話であり、問題作の次に男性プロレスラーの話を入れるということで火に油を注ぐような感じになってしまい、それで賛否両論になったなど、それ以外の理由はあるのだが……)。


りばあす:こちらも男性プロレスラーが登場する話がある(第50話&第51話)だが、あちらはカードゲーム作品且つ『新日本プロレス』が原作である『Reバース』の参戦作品になっている関係で批判的な意見はない(そもそも、『新日本プロレス』は『Reバース』に参戦していたということもあり、それに加えてマイナー作品になっていたので、意見が少なかった可能性も高いのだが……)。


スクールアイドルフェスティバル:『デート・ア・リリィ』が開催された年に、スクフェスではコードギアスシリーズとのコラボを開催していたのだが、その際に、とあるキャラの扱いが滅茶苦茶になっていた。こちらについてはラブライブ!男性キャラを参照。


スクフェスALL_STARS:前述のスクスタストーリー第20章炎上問題を起こしたソシャゲ。優木せつ菜の正体が考察されていた際に「男の娘」説が上げられていたことがあった。なお、エマ・ヴェルデのキズナエピソードで男の子と出会う話がある(但し、舞台はボランティア先の児童施設であり、特に男の子でなければならない内容でもない)。


他社作品

超ヒロイン戦記:2014年に発売されたゲーム作品。『デート・ア・リリィ』同様、男性キャラが主人公になっている作品でも、その男性キャラを参戦させないという点で共通している。なお、その作品の参戦作品である『戦姫絶唱シンフォギア』は、ラスバレでも『戦姫絶唱シンフォギアXD』とのコラボイベントという形で共演した。


大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL:2018年に発売されたゲーム作品。こちらも男性キャラの主人公差し置いて参戦したファイターが存在している。但し、『デート・ア・リリィ』とは違い、そのファイターのアピールや最後の切りふだで客演している。


ウルトラ怪獣モンスターファーム:2022年に発売されたゲーム作品であり、こちらは『ウルトラ怪獣』と『モンスターファーム』のコラボ作品。『デート・ア・リリィ』同様、こちらも発表当初は想定外のコラボという事もあり困惑する声もあった(実際は怪獣達の愛らしさや開発スタッフのこだわり等が評判を呼んだので、『デート・ア・リリィ』の二の舞にはならず、期待以上の良コラボになった)。


アイドルマスター2:こちらは男性キャラ絡みで大騒動になったことがあった。詳しくは9・18事件を参照。


大天使ミカファールバトルスピリッツに登場するカード。このイベントが開催が決定された時の騒動と同時期に、長らく禁止カードになっていたこのカードが制限カードに戻ったことにより大騒動になった。

  • 捕食植物ヴェルテ・アナコンダ遊戯王に登場するカード。同時期に禁止カードになったのだが、『アサルトリリィ』&『デート・ア・ライブⅣ』とのコラボ決定による騒動やミカファールの制限復帰による騒動により、あちらに話題を取られてしまった(但し、このカードは登場当初から環境に存在し、数多くの相性の良いカードが禁止カードや制限カードになったことで多くの人から反感を抱いていた人も多く、それが理由で騒動にならなかったという理由もあるかもしれない)。

復活のコアメダル:このイベントが開催が決定された時の騒動の1日前に公開され、現在でも賛否両論が激しい作品である、『仮面ライダーOOO』放送10周年記念作品。但し、賛否両論が激しくなった理由は全く異なる。

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