12cm~50cm用のドール、衣装などを展開しているメーカー。
アニメ作品のキャラクタードールやアゾンのオリジナルキャラクタードール、そしてそれらのドール用の衣装を発売している。
正式には「アゾンインターナショナル」だが、タグとしては「アゾン」が主流。
元となった会社がスカーフ等の染型製販の会社だったため、最初はドール用衣装のほうが主で、ドールは自社製品(ドール衣装)のモデルとして作られたのがはじまり。
当初、ドールは「TAKARA S.A.Jボディ(タカラのジェニー用可動素体)」や「オビツボディ」を使用していたが、オリジナル素体ピュアニーモが開発されてからは、そちらにシフトし、それとともにドールの製造販売により力を入れるようになった。
ピュアニーモボディ
ピュアニーモはいわゆる1/6サイズであるが、オリジナルキャラクターシリーズえっくす☆きゅーとが10代前半~高中生のキャラクターをメインとしているため、大人キャラクター用サイズとしては27cmでなく25cm素体が標準となっている。
AZONE製の衣装にはピュアニーモ間での対応サイズが記載されているが、ピュアニーモはやや脚が太めなので、非ピュアニーモ用の靴下・タイツなどは履けないことが多い。
オリジナルドール
現在販売されているシリーズ
えっくす☆きゅーと
ピュアニーモ素体を使ったドールシリーズ。マスクデザインは「思い当たる」
「えっくす☆きゅーと」と言うメインの7人と、「えっくすきゅーとふぁみりー」と言われるメンバーの家族やお友達、先生で構成されるグループに分かれる。
正式メンバーは最初の5人から2人増えただけだが、ふぁみりーのほうは増えに増えて12人、両方合わせると19人にもなる。
サアラズ・ア・ラ・モード
2000年代前半に発売された「サアラ」シリーズを、ピュアニーモボディを使用したドールシリーズとしてリニューアルしたもの。
ボディはもちろん、ヘッドも新しくデザインされている。マスクデザインは初代サアラと同じ「思い当たる」
えっくす☆きゅーとが、ピュアニーモSボディの中学1年生設定なのと違って、こちらはピュアニーモMボディの高校生と言う設定になっている。
サアラ、マヤ、リセは2代目だが、アリサと柚葉はこのシリーズから新登場である。
メンバー
・サアラ(SAHRA)
・マヤ(MAYA)
・アリサ(ALISA)
・ユズハ(柚葉)
・リセ(LYCEE)
ブラックレイヴン
1/3(50cm)ドールのシリーズ。マスクデザインは「思い当たる」
退魔師リリアとその仲間の4人で構成されている。
ELLEN
1/3(50cm)ドールのシリーズ。マスクデザインは「思い当たる」
ブラックレイヴンと異なり、こちらは従来のお人形さんらしさを前面に押し出した展開になっている。エレンとアリスの2人で構成されている
リルフェアリー
ピコニーモDボディを使用したドールシリーズ。マスクデザインは「ミナ」
リルフェアリー(Lil'Fairy)と呼ばれる小さな妖精達17人で構成されている
アルヴァスタリア
ピュアニーモボディを使用、スチームパンクとファンタジーをテーマにしたドールシリーズ。
マスクデザインは「Ayaka」2019年現在メンバー9名で構成。
キャラクタードール
「ピュアニーモキャラクターシリーズ」や「ハイブリッドアクティブフィギュア」、「アスタリスクコレクション」などの名称で様々なアニメ作品のキャラクタードールを出している。
ドール化された主な作品
・ヘタリア
かつて販売されていたドール
SAHRA(サアラ)、MAYA(マヤ)、LYCCE(リセ)、BELINDA(ベリンダ)、CATY(カティ)
MINAKO(みなこ)、YUKI(ゆうき)、SUZUNA(すずな)、NAHO(なほ)
MANA(まな)、ERENA(エレナ)、Ai(あい)、REINA(レイナ)、REIMY(レイミー)
関連タグ
コトブキヤ:元々はアサルトリリィシリーズ展開に際して同社のM.S.G(モデリングサポートグッズ)シリーズの取扱を開始した事が縁で、アサルトリリィとスケールが近似する同社のプラモデルシリーズ「フレームアームズ・ガール」のスケールドール化改造で脚光を浴びることとなる。
コトブキヤも自社製品の宣伝にアサルトリリィを採用したり、同社制作のアニメ版における学園制服をアゾンの協力によって商品化させたり(1/12スケール)と話題に事欠かない。そしてついにFAガールとアサルトリリィとの公式コラボが実現することとなる。