概要
アサルトリリィLast bulletにおける劇場版魔法少女まどか☆マギカとのコラボイベント。アニメの制作会社が同じシャフトだからこそできたコラボである。
まどマギ側の時系列はパラレルであり、本編及び劇場版とのストーリー上での繋がりはない(一部ゲーム媒体に近い設定となっている)。
問題点
はっきり言えば全体的にこれまでのコラボイベントに比べてあまり評価は高くない。主な理由としてはコラボキャンペーン自体は他のコラボと同じなのだがストーリーのボリューム不足と言う点。これまではリリィの世界にコラボ先のキャラがなんらかの理由で迷い込むと言う話なのだが今回はその定番から外れて両方が違う世界に迷い込むと言う内容(リリィもレギオンでの登場ではなく梨璃と夢結、叶星と高嶺が選抜されている)。だがだからと言って魔女が出る訳ではなく出てくるのはヒュージのみ。キュウベェに関しては(一応)作品の顔ではあるのだが登場するのはメモリアとガシャのコラボキャラ排出演出のみ。そのためまどマギ要素はほぼないためぶっちゃけ今まで通りで良かったのにわざわざこの方式にした意味が分からない。
せっかくのシャフト作品繋がりのコラボと言うこともあり期待値が高かったのも要因の一つだろう。
ちなみに、ファンから評価が高くないラスバレのコラボイベントは、これ以外にも、コラボイベント第3弾であり、「デート・ア・ライブⅣ」とのコラボイベントになった「デート・ア・リリィ」も存在している(あちらは男性キャラ関連でアサリリファンから不安の声が広がり、運営に意見が殺到するほど、一部のファンでも賛否両論が激しかったコラボイベントとして有名)。ただこちらは現在は再評価されつつあるため、正直比較して良いのかは曖昧。
運営もこのコラボイベントのあまり高くない評価を気にしていたのか、その次に開催された「結城友奈は勇者である-大満開の章-」とのコラボイベント「煌めき満ちる勇花」以降は、ストーリーのボリュームが改善されている。まあゆゆゆコラボに関しては正直やりすぎて他のコラボ以上に格差を感じるが。
評価点
まあまあボロクソ言ったが当然悪い部分だけでなく良い部分もしっかりある。ボリューム不足とは言えクロスオーバー自体はしっかりしている他、デート・ア・ライブコラボ以来にたかなほがコラボ出演しているのは評価できる部分である。また、2024年時点で唯一メモリアストーリーがあるコラボメモリアが実装されているのも長所と言える。
余談
ちなみに、2024年6月にディザーPVが公開、同年7月から事前登録受付が開始している『魔法少女まどか☆マギカ Magia Exedra』の開発・運営は、このコラボイベントを開催したラスバレと同じくポケラボが担当している。