概要
2023年に開催されたラスバレのコラボイベント第7弾であり『結城友奈は勇者である-大満開の章-』とのコラボイベント。一柳隊と勇者部が主軸となり、友奈、東郷、夏凛、園子がアサルトリリィ世界に迷い込む所からストーリーが展開していく。
内容
白百合の章
ストーリーは先述の通り。ラスバレ側の時系列は不明。ゆゆゆ側の時系列は一応『勇者の章』、『大満開の章』辺りと思われるが、本編とはやや矛盾が生じるため恐らくパラレルワールドだと思われる。前回のまどマギコラボを除いたこれまでのラスバレのコラボイベントと同様にリリィ達が友奈達を元の世界に戻すために奮闘するというもの。
絆の章
勇花が紡ぐ大樹の奇跡
2024年に開催された事実上の続編。過去のコラボイベントの復刻開催を除けばラスバレ史上初の2度目のコラボ。グラン・エプレが主軸となる他、一柳隊も一部登場。また、グラン・エプレとしては2022年のデート・ア・ライブコラボ以来、新生グラン・エプレとしては初のコラボイベントとなる。
内容としては今度は勇者部が迷い込む形ではなく、派遣されるような形でラスバレ世界に来る事になった(別ゲーだが『結城友奈は見習いスパイである』に近い)。因みにゆゆゆいと違って記憶は普通に保持してるので、一柳隊との面識もしっかりある(ゆゆゆいでは、コラボシナリオが終了する際に、全員の記憶が消去される)。
また、勇者システムにクロスオーバーならではの独自設定が増えまくっており、前回のコラボには登場しなかったあのキャラが登場する。詳細は後述。
気合いの入れ様
これまでのコラボイベントもアンサーコラボが開催されたり選択肢が導入されたりされていたがこのコラボイベントだけ原作者同士が仲がいいのかと言いたくなるレベルで異様に気合いが入っている。前コラボがボリューム不足だったことを踏まえても一部ユーザーからはやりすぎと言われるほど。一部を抜粋すると
- コラボ記念キャンペーン
キャンペーン自体はどのコラボイベントでも開催されているがこのイベントは勇者部の活動記録がTwitterで#勇者部出張版の専用ハッシュタグ、しかも書き下ろしイラストありで投稿された(このイラストは後にゲームでも☆4メモリアとして配布された)。更には煌めき満ちる勇花後半、大樹の奇跡ではコラボ記念Tシャツも製作されている。現状コラボTシャツはゆゆゆコラボ以外では作られていない。
- シナリオ
シナリオそのものはこれまでのコラボシナリオと同様であり、特にこれまでと違うところがある訳ではない。だが今まで以上にクロスオーバーが豊富であり、とにかくキャラ同士の掛け合いが豊富。勇者システムの設定等についてもクロスオーバーであることをとことんまで活かしまくっている。更に話数もコラボシナリオ最多の全8話。エピソード数で言うと30話となる(白百合の章、絆の章含めて)。大樹の奇跡を含めれば13話、エピソード数で言うと50話にも及ぶ。
今作は「ゆゆゆい」ではなく「大満開の章」とのコラボなため、システムは基本的に神世紀300年後期型に準拠している(当然、満開の後遺症は発生しない)。
だが、どういう理屈なのか満開ゲージはマギ(アサルトリリィにおける魔力の事)と互換性があるらしく、満開ゲージを用いてのノインヴェルト戦術、続編である『勇花が紡ぐ大樹の奇跡』に至ってはマギ交感の要領で満開ゲージをマギで回復する事までもが可能だという事が判明した。
本来、勇者システムとは規格の違うマギを使ってるため、それによって満開した場合は園子曰く「本来は神樹様の力を借りて力を高めてるけど、神樹様にリリィの扱うマギを加えてるからいつもの満開とは違う」という事らしいが、特に戦闘に支障はなかった(何なら心なしかいつもより絶好調に見える)。同じく「デメリットを補っていると言うか、これなら勝てる!みたいな?」とも語っており(ちなみに、それを聞いていた友奈は何一つ理解できていなかった)、その気になれば後遺症なしで満開を連発できるという事にまでなるため、割と破格な事象であるといえる(まあ流石にマギも有限だし、そもそも後遺症以前にそんなに体力が保つのかが不明なのでそんなポンポンと連発はできないだろうが……まあそれでも大概チートなのには変わりないが)。
また、マギスフィアを身体に取り込む事も可能であり、煌めき満ちる勇花では満開した上からパワーアップし、「大樹の奇跡」では結果的にそれを契機としてまさかの奇跡を起こす事になる。
因みにこれは勇者やリリィ達も想定しておらず、なんか知らんけどできたみたいな感じである。
ちなみに「大樹の奇跡」では、描写から推察するに、友奈達はアサルトリリィの世界へ神樹によって送り込まれたという事らしいが、それはシステムの機能の一つなのか、それとも神樹自身の意志で直接送り込まれたのかは不明(カガミブネがあったゆゆゆいと違い、今作は原作準拠なので後者の可能性が高い)。
なお、これは勇者システムには関係ないがラスバレでは基本的にコラボキャラは固有の強化技が無い場合には原作の名台詞がレアスキル名になるケースがあるが、今回は大満開友奈を除く勇者部メンバーは「勇者部六箇条」がスキル名になっている。加えて、武器の名称については原作の時点でなかったので特に設定はされていなかったが、唯一正式名称があった東郷の愛用武器である「シロガネ」のみは最初こそ無名だったが後から修正された(後にも先にもコラボキャラの武器の名称が修正されるのはここぐらいである)。
ここまでクロスオーバー全開の追加設定は、シリーズとしては極めて稀である。
- メモリアについて
煌めき満ちる勇花では普通であったが大樹の奇跡ではなんとコラボイベントイラストのクリエイターズコラボメモリアが実装。(今後も出る可能性があるため何とも言えないが)現状コラボイベントでクリエイターズコラボが実装されてるのはこれだけ。更に煌めき満ちる勇花のコラボメモリアも復刻に伴い上方修正された。
共通キャスト
※史房はラスバレに参戦してないが担当声優の長妻女史はラスバレ放送局に出演したことがある(厳密にはコラボ回での夏凛役しての出演)。
また、舞台版ゆゆゆの武器、小道具、殺陣、ヘアメイク担当もアサルトリリィのスタッフと共通である。
関連タグ
とある科学の超電磁砲T…両作品とのコラボ経験のある作品。