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花田十輝

はなだじゅっき

日本の脚本家、ライトノベル作家。ファンからの愛称は「十輝兄」。
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概要編集

1969年生まれ、誕生日不明、本名同じ。

日本脚本家ライトノベル作家あかほりさとるの主催する「SATZ」に所属している。

祖父は作家・文芸評論家の故花田清輝氏。


「SATZ」所属である(しかも所属脚本家の中でも特にあかほりとよくつるんでいた)ため、あかほりの弟子的に見られる事も多いが、実は「ぶらざあのっぽ」出身であるため小山高生の弟子にあたり、あかほりとは同門の兄弟分にあたる。

この事から『セイバーマリオネットJ』において漫画版のプロット・シナリオやTRPG版の文芸主筆を務めている。

また、あかほりプロデュースによる電撃系の読者参加企画『お嬢様特急』の主筆(原作者)でもある。


主にアニメ脚本を担当し多くのアニメでシリーズ構成として活躍。元のシナリオがデータであったとしてもコピーアンドペーストをせず一字一句をきちんと自分の手で打ち込むという信条を持っている。2015年頃から「シリーズ構成担当するアニメは全編脚本手がける」という作品が殆どとなっているが、これは本人曰く「全編自分で描いていたら、後でやり直したい描写が出た時に修正しやすく、作品の完成度が高まるから」としている。


熱心な広島カープファンであり、Xではよくカープの話題を呟いている。


評価編集

デビューした当時は周囲から「筆が速いだけ、コネがあるから、ゴミシナリオばかり」と批判されたと振り返っている。

ベテランとなった現在でも評価はひっくり返っていないと感じているが、何十年も同じ評価を言われ続けたことで慣れたらしい。

とはいえ、担当作品には評価が高いものも多く、現在は単純に腕がないと言う評価を下されることは少ない。


数多くの著名作の脚本を手掛けるが、その評価はかなり激しく上下にブレる傾向がある。

名作と呼ばれるアニメを多数担当する一方で、それと同じくらい駄作の烙印を押されてしまったアニメも多く担当しており、典型的な「当たればデカいが外すと目も当てられない」タイプであると言える。

これについては「得意ジャンルと苦手ジャンルの差がはっきりしすぎている」「作品や監督との相性がモロに出てしまうタイプ」「執筆作品に合わせて重視するポイントを変える執筆スタイルの影響」などの理由が考察されている。

なお本人は「自身の脚本のキャラクター描写について話の都合で動かしてしまっていると思う瞬間が多い」と欠点を自己分析している。

また、参加したアニメにおいて想定外の展開やファンが物議を醸すことも少なくはないため、アニメファンの間で好き嫌いが分かれる時もあるが作品は1人で作ってるわけではない事は留意するべきだろう。


主な作品編集


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