ラブライブ!シリーズでは公式で明言されていないが、新しいシリーズがはじまるごとに初代から恒例化している要素が出てくるのもお約束。
知名度を上げるメディアミックスの影響力の都合上、そのほとんどがアニメ版が起源になっている他、全てのシリーズにあてはまっているわけではないのでご注意。
登場人物
認められない系生徒会長
主人公がスクールアイドル活動を始めるにあたっての最初の関門。スクールアイドル活動を制限する権限がほぼ生徒会長と理事長にしか無いゆえにこうなる。
加入すると大体ポンコツになるため「かしこそう」と言われることが多い。
ミュージカルでは生徒会長は登場せず、理事長が関門になった。
蓮ノ空では初めて友好的な生徒会長が登場した。
主人公大好き幼馴染
主人公の幼馴染で、劇中のスクールアイドル活動はほぼ主人公と幼馴染から始まる。
例外:ようちかなん、かのちぃ
果南と千砂都は初期メンバーではない。
アニメ版では大好き過ぎて一期11話で必ず何か良からぬ事が発生する。
ピアニスト
現実の作曲家が作曲時にピアノを使う事が多いように(一番の理由は「音階が一番多い楽器」だからであろう)、主人公側スクールアイドルの楽曲制作の要となっている。三代目は表舞台には参加せず、四代目はギター作曲1人だったのが追加メンバー2人がピアノ経験者なので担当が交代した。
外国人スクールアイドル
現在のところ主人公サイドはロシア、アメリカ、スイス、スペイン、中国、ライバルサイドはオーストリアの血を持つスクールアイドルが登場。全員が日本語が第一言語または日本語を完璧に習得済(知らないのは風習や諺や若者言葉くらい)で、カタコトなのは唐可可のみ。その地の外国語が口癖として出てくる。なお正確には外国系であって、純粋な外国人は2人しか居ない。
コミックリリーフ
メイン画像。何かと悪運体質な本編のギャグ担当でいじられキャラ。全員ぶりっ子かナルシストでもある。初代以外呼ばれたくない呼び名があり、三代目を除きいずれも本編序盤の出番も少ない。そして必ず正体を隠すためにサングラス(とマスク)姿で潜伏するシーンがあるためグラサン(マスク)枠とも。また何故かくじ引きを引かされ、少なくとも最初はハズレを引く運命にある。
大食い枠
出てくるたびに何か食ってる奴。共通しておっぱいがでかい。
特訓大好き体育会系
基礎体力が高いため根性だけで何でもこなしちゃう愛すべき脳筋バカ達。ただしそれに巻き込まれる元凶を作るのは他の人物なこともある。走らせるな危険。
『スクスタ』ではそういう奴らが知り合い意気投合してしまったせいで、限界への挑戦を繰り返す最悪のスパイラルを生み出している。
ドルオタ枠
スクールアイドルになりたい夢は大抵スクールアイドルへの憧れから始まるので、ユニットの中にはこの人とこの人とこの人を筆頭に熱狂的なスクールアイドルオタクのメンバーも混じっている。
シニヨンスタイル
二代目以降必ずシニヨンを結った髪型のメンバーが登場している。
主人公サイドの家族
アニメ化すると妹達や姉達、母親の存在も話題になる。何かと豪華声優陣が多いのも特徴。また、声こそつかないが容姿のみという形で父親、または弟が出てくる場合も。二代目以降は姉妹揃ってスクールアイドルをやっているケースも定番化している。
同級生の名モブ(神モブ)
主人公サイドをサポートする優秀なモブ。二代目までと四代目は名前が数字に由来している。三代目では不特定多数存在するため割り振られていないが、高咲侑や焼き菓子同好会の3人が近いポジションである。
アニマルキャラ
必ず哺乳類をメインに登場。初代はアルパカ、二代目は犬、三代目は猫、四代目はコノハズクが目立つ傾向にある。声は判明している限りすべて麦穂あんなが担当している。
ライバルスクールアイドル
主人公グループの前にライバルが立ち塞がるのもお約束。三代目は同好会のメンバー同士が仲間でライバルという設定でありゲームとアニメで解釈が異なるが、主に鐘嵐珠がライバルポジションとして扱われている。
ラブライブ!レポーター
大会のラブライブ!の司会者は全て同じ外見と声の人物が担当している(CV:高森奈津美)。初代~二代目はアキバレポーター名義で、これが最後の出演かと思われていたが、四代目では見た目もCVもそのまんまのシブヤレポーターが登場。改名した同一人物なのか見た目が瓜二つの血の繋がった別人なのか議論になっている。地味に歴代アニメ版ラブライブ!シリーズでは最も長い歴史を持つ。
男性が皆無に近い
レギュラー格どころかモブキャラのレベルですら男性がほとんど登場せず、作を重ねるにつれこの傾向はさらに増長。男と思しきキャラが描かれるだけで騒がれるほどになっている。
理由として考えられるのは所謂「9・18事件(可能性を生み出しただけでアウトなんだよ!!)」の影響であろう。逆に言うと、原作がギャルゲー(男性向け)ではない『アイカツ』や『プリティーシリーズ』にそういう傾向は無い。
キャラクター
主人公が攻略体質
幼馴染を最初に同級生からどんどん無自覚に攻略してしまう上、ほとんどがたらしであるため気付けば大規模なレズハーレムに発展することも…
内気なのに人運が強すぎる一年生
お世辞にもコミュ力が高いと言えないにもかかわらず早いタイミングで相性のいい陽キャラや似た価値観の相手と友達になったおかげで本編開始時点でぼっち回避に成功した強運の持ち主。色々と覚醒してしまったためか二代目以降は友達の力を借りなくとも無意識に攻略する側に回る恐ろしい性質を持っている。
めんどくさい三年生
本当は「スクールアイドルをやりたい」ことを認められなかったり本音を素直に言えなかったりメンドウなヒト達。そのためどのシリーズも三年生の加入が最後になる。初代~二代目は全員に当てはまったが、三代目は明確にそう言えるのは一名のみ。四代目はそもそも三年生がいないが、それ抜きにしても性格が原因でアイ活を拒んでいたメンバーは一人もいなかった。
クール枠はポンコツ
主に二年生と三年生が該当し、特に三年生は全員専用記事まであるほどの定番。
演出
画面の端から生えてくる
必ず画面の端からニョキッと生えてくるメンバーがいる。OPにも登場するがないシリーズもあり、一作品に一人だけとも限らない(二代目に至っては二年生全員に生えてくるシーンがあるなど)。
顔芸
アイドルがやっちゃいけないトラウマ級の変顔をやってしまう。何故か特定キャラに偏りがちだが、初代が色々酷すぎたせいかこれでも大分自粛した方。
猫口
必ず一人はいる。
裏切り妄想
メンバーの怪しい独断行動に自分たちを裏切るんじゃないかと実際に裏切った時の姿を邪推してしまう場面が定番となっている。
現実ではないライブシーン
アニメ内で流れるライブMVはシリーズの大きな特徴だが、現実ではないイメージ的なライブもあり、それもまたお約束として許容されている。
最初のMVであるススメ→トゥモロウからして、その時はまだ反対していた海未まで笑顔でライブを行っており、また走行中の車を避けるなどの突っ込みシーンもあり、穂乃果の願望込みの想像と思われる。
未来予報ハレルヤ!はその時は敵視されていた恋が入っており、かのんの想像からも外れている。
Happy maker!やWONDERFUL STORIES、僕らの走ってきた道は…は誰かの想像とも考えにくく、アニメ2期全体のED、劇場版のOPのような位置付けと思われる。
アニガサキではライブ自体は現実であるものの、その場にあり得ないステージや装飾が湧き出てきており、視聴者からは領域展開などと言われた。
設定
オレンジヒロインは自営業
パーソナルカラーがオレンジ系のメンバーは実家が和菓子屋、旅館、鉄板焼き屋、喫茶店と自営業をやっている。二代目までは主人公という法則があったが三代目で崩れ、四代目で再び主人公になった。
理事長の娘はスクールアイドル
主役グループの所属する学校の理事長の娘は全員スクールアイドルになっている(浦の星女学院の理事長は鞠莉だが、実質的な経営者は彼女の父親)。四代目は理事長ではなく設立者の娘がスクールアイドルになっている。『ミュージカル』のW主人公はどちらも主役として初の理事長の娘。
本編開始前に存在したスクールアイドル系の部活
主人公グループが結成される前に、主人公グループに属する一部メンバーによってスクールアイドル系の部活が生まれ、本編開始時点では何らかの事情あって廃部または廃部同然の状態になっている。四代目は新設校なのでまずないだろうと思われていたが…
制服にニーソックス(黒タイツ)
必ず一名はニーソックスを履いてるメンバーがいる。
黒タイツも定番化しているが、こちらは夏になると履かなかったり設定変更で消滅したりする。
制服のスカートが長いメンバー
本作に限らずギャルゲー等ではよくある話だが、殆どの娘がかなり短いマイクロミニスカートを履いている中、最低一人は長めのスカート(と言っても十分ミニスカートなのだが)を履いているメンバーがいる。基本的に清楚系キャラであり、クール属性。
何かと印象の強い練習着
メディアミックスでは制服の次に描かれる機会が多いためイラストも多い。ほとんどの世代で少数ながらスカート枠もいる。
練習場所が校舎の屋上
部室が満席、他に練習場所がないなどの理由で屋上が使われるのも定番となっている。三代目は最初は屋上だったが、同好会復活後は部員が二倍に増員したのもあって様々な場所を使用している。四代目では再び屋上がメインとなる。
幼少期の姿
本編内で幼少期の姿が登場するのもお約束。ただし三代目はほとんど登場していない。
パン
劇中ではやたらパン好きなキャラが出てくる頻度が高い。一概にパンを食べるのが好きという意味ではなく作るのが好きなメンバーもいる。初代からランチパック、のっぽパン、コッペパンと全部ジャンルが異なる。また、三代目の某メンバーのキャラクターアイコンは食パンである。大食い枠とは微妙に異なり、初代が主人公に代わり、三代目はパンを作る側もいる他、それ以外の場面でもコッペパンが猛プッシュされる。
金髪キャラはナイスバディ
二代目以降は全体的にスタイルがいいメンバーばかりなものの、金髪キャラはグループの中でも特に背が高くスタイルが際立って良い設定で描かれやすい。この共通点は外国人との混血に限らず、金髪設定の日本人メンバーでも該当する。またスタイルの良さへの絶対的自信の表れか、ステージ衣装以外でもへそ出しを好む傾向も強い。
6月生まれは巨乳
三代連続でB87以上とかなりでかい。四代目は明確な数字はないが、水着姿では大きめに描かれる傾向が強い。
プライベートでは眼鏡をかけているメンバー
視力が悪いのか、プライベートでは眼鏡をかけているキャラが必ず一人はいる。
ほくろ
艶ぼくろや泣きぼくろの他、鎖骨にほくろを持つ者もいる。
初代は主役スクールアイドルではなく、その母とライバルスクールアイドルにいた。
理系女子
二代目以外はかならずおり、医学部志望者、情報処理学科、科学部がいる。
エピソード
アニメ一期3話はファーストライブ
主人公含めた同じクラスの同級生だけを集めたメンバーでファーストライブが開催される。劇中で入部希望者が増えるのもこのエピソードがターニングポイントになる。ただし三代目はソロ活動がメインのためキーパーソンの復活ライブとなり、四代目では初めて主人公が組んだ相手が幼馴染ではなくなった。
メンバーが全員揃うのは夏
現在のところ、プロジェクト初期に発表されたメンバー全員が揃うのはいずれも夏で統一されている。三代目だけは廃校とは無縁な背景と物語開始からすでに夏のためか揃うのが異様に早い。
アニメ一期10話は水着回
三代続けてお約束になっている。二期以降の再登場は学年限定になったり、妄想の中だけの登場になったりとムラがある。四代目は5話とかなり早い段階に繰り上げられた代わりにグループの中の3名とライバル2名という変わった形での水着解禁となった。
メジャーデビュー曲披露回
アニメ版ではナンバリングタイトルとは別のものがグループの最初の曲として用意されるが、本来のデビュー曲も披露されるエピソードが登場する。アニメPVはデビュー当時から数年経過した最新技術でリメイクされるのが恒例。
オープンキャンパス、文化祭でのライブ披露
新入生獲得のための部活動アピールの一環や文化祭の目玉として、校内で大きめのステージを用意しライブを行う。
二代目は文化祭なし、四代目はオープンキャンパスでのライブ無しを表明、三代目のオープンキャンパスは当時メンバーじゃなかった者が校則違反までしてゲリラで行うなど、多少の例外は毎作ある。
ネットの予選通過グループ発表回で早とちりする
それぞれ夢オチ、エントリーナンバー順を五十音順と見間違える、パソコンがフリーズするというアクシデントが発生。
留学話
普通に義務教育を受けているとほとんど縁がないであろう留学の話が何故かこのシリーズでは頻繁に発生する。初代はフランス(未遂)、二代目はそもそもイタリアに一時留学して帰ってきたアメリカからの帰国子女がおり、四代目では幼馴染をかけてせっかく入った高校を退学してまで留学を決意していたほか主人公のオーストリア留学未遂があった。三代目はゲーム版ではプレイヤーが、アニメ版では逆にヒロインの方が海外留学をした。
廃校話
生徒数およそ3000人の三代目だけは廃校の心配が一切無いが、それ以外は全て主役校の廃校問題が付き纏う。原因は少子化、過疎化、近隣の人気校との入学希望者争奪戦に負けている等。解決策は大抵所属スクールアイドルの活動の反響で学校を有名にし入学希望者の増加を狙うという賭けに委ねられる。
追加スクールアイドル
三代目以降からはアニメ二期になると主人公が所属するグループに新たなスクールアイドルが追加する流れになっている。三代目は3人、四代目は2期では4人だったが3期で更に2人追加される事が発表されている。
ジンクス
ベージュ(グレー)髪が強い
三代続けてアニメ化前に総選挙1位を獲得している。四代目は総選挙よりも先にアニメ化したため例外だが、ベージュ髪キャラが原宿ゲーマーズ看板娘に選ばれるなどやはり別のところで強さを見せてつけている。
B80属
バストが80のキャラクターには一定の法則が発生していることから生まれたネタ。詳しくは関連項目を参照。
真っ赤なエロビキニ
「破廉恥なことが嫌い」などの理由で本来エロとは程遠いはずのキャラが、大胆なビキニを着る版権絵で登場しファンの度肝を抜くのもお約束となっている。何故か水着の色は決まって赤が多い。
2月生まれ
元祖キャラデザイナーに始まり、キャラクターは初代以外、キャストは4代目を除き2月生まれが集中しているため、ただでさえ短い2月は生誕祭関係で慌ただしくなりがち。3代目はキャラが2名おり、2代目キャストに至ってはライバル含め4名もいる。
蟹座と魚座
4シリーズ続けて皆勤賞。メジャーなのもいれば会話をすることすら極稀な組み合わせも含まれているが、たまたまなのか狙ったのか必ず一期の3話以内に劇中で何らかの接点がある。
何故か偏るキャストの出身地
ライバルスクールアイドルやパラレルワールドも含めば東は埼玉(7名)、西は兵庫(5名)出身がかなり目立つ傾向にある。一応出身地順だとその間に東京(6名)も入る。ちなみに事務所の方も二代目以降はソニー・ミュージックアーティスツ系とアミューズ系が目立つようになり、四代目で新たに出てきたApolloBayもアミューズの傘下の映像配信会社「ライブ・ビューイング・ジャパン」の芸能部門にあたる。
韓国・中国系キャスト
初代、二代目通じて日韓系のミックスが存在する。四代目ではバイリンガルの純中国人や純韓国系も登場。三代目は最初は存在しなかったが日中系のミックスのキャストが後に追加された。
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