曖昧さ回避
アサルトリリィにおける同名称のカップリング
→千瑤を参照。
概要
『ラブライブ!サンシャイン!!』に登場する、高海千歌と渡辺曜のカップリング。 主に、ようちか・よーちかと呼ばれている。
なんと公式で「お互いに一番近い存在」だと明言されている組み合わせである(アニメオフィシャルbookの第8話の監督コメントより)。
君のこころは輝いてるかい?のPV、漫画版、TVアニメ版、いずれもクラスメイトで席が隣同士に描かれている。
身長とバストが同じ、2人ともみかんが大好き、トリオユニットCYaRon!のメンバーで学年も一緒、など共通点が多い。
G's連載においては企画当初はただのクラスメイトだったが、後にすぐ幼馴染設定が追加された。君ここでの描写もあってか、明言される前から幼馴染と思っていた人も多かったようである。
実際にアニメ化以前からG's以外の媒体(PVやドラマCD)では既に昔から仲がいいと思われる描写が多く、中の人からも「ずっと一緒」と言わしめている。
G's連載が最初に公表されたため真相は不明だが、もしかしたら初期からこの2人が幼馴染ということは決定していた可能性もある。
ちなみに16年近く一緒に生きて来た幼なじみとのこと。
TVアニメ版第1話終了時点でのメンバーはこの2人のみ。前作の初期メンバーも第1話で揃っており
この2人も第11話でAqoursの初期メンバーと明言された。(ただしμ'sと違い、楽曲での初期メンバーは梨子を加えた3人であり、さらに初代Aqoursというと果南、ダイヤ、鞠莉のことを指すので検索、タグ付けに注意)
千歌の実家である旅館に曜は昔から立ち寄るようで、
千歌の姉である志満から
「あら曜ちゃん、あいかわらずかわいいわねぇ」などとすっかりかわいがられている。
最終バスが行ってしまった後には軽トラで曜の家まで送ってもらう、千歌の家には曜専用のマグカップがあるなど家族での付き合いも深い。
ちなみにイメージカラーがお互いの補色(簡単に言うと互いを引き立てあう色)になっている。上記の通りサイズが近いこともあって、特にイメージカラーの衣装で並んだり対になるとかなり見栄えがいい。
後述の通り関連商品では学年やユニット物でなくても繋がりを持たせられることが多いほか、セガコラボカフェやリスアニTVでは何度か日直として描かれているなど、地味にG'sやアニメなどのメディア以外でも積極的に絡みがある。
大まかな絡み
原案が絡むとアホの子コンビとして描かれることが多い。今でも隙を見ては海に飛び込もうとしたり、お祭りで血が騒いだりするらしい。
幼いころはよく2人で遊んでいたようだ。
原案以外の媒体では大幅に絡みが増え、ほとんどの媒体ではかなり重要な関係になっている。(詳しくは「公式での絡み」及び「アニメ」参照)
一方で長年の付き合いゆえにお互いに踏み込めない部分も強調されており、そういった要素は今までのラブライブ!の幼馴染ではあまり見られなかったものでもある。
そしてラブライブ!では珍しい(おそらく最初の)『嫉妬』が描かれたことのあるカップリングである。
2人の関係は非常に親密であり、監督からは言葉にしなくても相手の行動パターンがわかるとも言われている。しかし相手の本心がわかってしまうが故に逆に本音を待ってしまい、うまく本音を伝えられないこともあった。
実際に声優アニメディア2016年11月号では梨子役の逢田さんは
「仲が良すぎるからこそ踏み込めない部分があったのかも」と評している。
実際に2人から本音をぶつけられ、2人の関係に大きく関わった梨子(役)だからこそ言える言葉であろう。
またそのインタビューにおいては
千歌役の伊波さんが「(曜ちゃんは千歌にとって)違うからこそ大切な存在」「そういう意味では(千歌と曜は)両思いなのかな」
などと発言したほか、曜役の斎藤さんからも2人の関係に触れた発言が飛び出した。
特に千歌→曜についての発言は本編で分かりづらい事もあって貴重なので、ぜひ一読してみるといいだろう。
関連イラスト
それぞれの担当声優の伊波杏樹さんと斉藤朱夏さんも仲が良く、ニコ生などでの2人の様子をようちかに置き換えたファンアートも多い。
関連タグ
公式での絡み
(※以降PV、ドラマパート、アニメなどのネタバレ注意)
G'sマガジン
・2015年10月号 アイ活のために千歌が曜に釣りをさせる。
・2016年2月号 千歌が海で曜が持っていたイカ焼きにかぶりつく。(曜の手を握りながら)
・2016年3月号 Aqours集合絵で曜が千歌に寄り添う。
・2016年6月号 果南のセリフより『すぐに海に飛び込めるのもいいけど、そんなことしてるのは千歌と曜くらいかも?』
・2016年7月号 ノリノリでプール掃除をする千歌と曜。
・2016年9月号 特設Q&Aコーナーにて曜が「千歌ちゃんと昔やった遊びは?」という問いに、いくつかの遊びを挙げた上で『結構肉体派だよね、私たち』『海から上がると千歌ちゃんの家でよくスイカをごちそうしてくれたな♡』
・2016年9月号 ダイヤのセリフより『曜や千歌みたいにやたらめったら、何かのきっかけを探しては海に飛び込んだりするようなまねはしないけど』
・2016年11月号 秋のお祭りでは、いてもたってもいられなくなって血が騒ぎだすタイプだと自称する曜が、『Aqoursにはこのタイプの人が約2名いて、それは──。もっちろん、この私と──千歌ちゃん~♡』『中学生まではいつも子供みこしを一緒に担いでから、お昼には出店の焼きそばとトン汁を食べて──遊びに行ったっけ』
・2016年12月号 自販機で一番人気のコーヒーミルクを買ってきた曜に対して千歌が、『やった♡ これ甘くておいしいの――♪ ありがとう曜ちゃん!!』 設定上は千歌の嫌いな食べ物にコーヒーがあるが、曜からもらったコーヒーミルクは嬉しそうに飲んでいる。(牛乳が入っていたからという説もある)
・2017年8月号 浴衣を着た2人が表紙を飾る。なぜか一つのりんご飴を2人でシェアしている。
PV
1stシングル『君のこころは輝いてるかい?』
・曜が隣で寝ている千歌を起こす。
・梨子に勧誘を断られて落ち込む千歌を見て、苦笑いする曜。
・余談だがPV中で曜は果南と同等の扱いを受けており、この時点で既に幼馴染と言うことが決定していたのかもしれない。
2ndシングル『恋になりたいAQUARIUM』
・千歌が梨子と仲良く話していることに表情を曇らせ、悲しそうに去る曜。
・曜がいなくなってしまい、皆で懸命に探す。千歌は目の前で居なくなったことで1番動揺していた。
・曜がもたれかかったクラゲの水槽の光が水色からみかん色に変わる。
・曜を見つけることができず、千歌が柵にもたれかかり項垂れるほど落ち込む。
・落ち込む千歌のことをうちっちーの着ぐるみを着て隠れる曜が悲しげな表情で見つめる。・千歌が着ぐるみ(の中にいる曜)のことを不思議そうに見つめる。中に曜がいることは誰も知らないはずなのだが……。(ちなみに他のメンバーは着ぐるみに無反応)
・びっくりして着ぐるみの曜がずっこけ、被り物が外れて顔が見えた瞬間千歌が曜を抱きしめる。 そのまま離すものかと曜のほっぺたにすりすりしていた。
・1人で寂しそうにしていた梨子に2人で駆け寄っている。
・2番サビで背景のアクアリウムがミカン色(キャスト曰く友情ヨーソローだから)に変化する
スクフェス
千歌から曜への誕生日セリフ | 曜から千歌への誕生日セリフ | |
2016年 | 「曜ちゃん、誕生日おめでとーーー!!私、曜ちゃんと一緒ならどんな航海にも行けそうだよっ」 | 「千歌ちゃん、誕生日おめでとう!!これからも長いつきあいになると思うけど、仲良くしてね~」 |
・幼馴染らしくメインストーリーでも積極的に絡みがある。イベSR以外のサイドストーリーでも互いの名前が出てくることが多い。
・第28回SCORE MATCHのSR報酬がこの二人。[お手伝い編]と銘打たれており、覚醒前及びサイドストーリーではバンダナにエプロン姿で旅館の掃除を手伝っている。
覚醒後は一転してテーマであるはずの「お手伝い」からは大きくかけ離れており、どことなく『想いよひとつになれ』を彷彿とさせるお揃いの衣装になっている。
・曜の覚醒後のセリフ
「ちーかちゃん! 私にも旅館の手伝いやらせてよ♪ 2人でやればきっとすぐに終わるから、頑張ろ!」
「楽しいなあ! 私、千歌ちゃんと一緒に過ごす時間が、大好きなんだーっ♪」
・曜のサイドストーリー『笑顔が見たいから』
「千歌ちゃんと一緒にたくさん楽しい事ができたらいいなって思ってるんだ Aqoursをはじめた理由もそれが大きいかな♪」
など説明不要なほどアニメでも触れられた曜の千歌への思いが垣間見れる発言が多数存在する。
・千歌の覚醒後のセリフ
「旅館の手伝い、曜ちゃんが助けてくれるって! やっぱり曜ちゃんは私の救世主なんだなぁ♪♪」
当然だが”救世主"という表現は他のキャラに向けて一切使われた事が無く、嬉しさがあふれ出た口調からもいかに千歌が曜を頼りにしているかが窺える。
・千歌のサイドストーリー『曜ちゃんとお手伝い』
最初は旅館の手伝いをすることに不満な様子だったが、手伝いに来ていた曜の事を「心強ーーい助っ人だよ!!」と嬉しそうに話してくれる。
その後は曜が自分と違って何でもできちゃう事、昔から助けてもらってばかりだったことなど、ややコンプレックスを抱いているかのような発言が続くものの、
「スクールアイドルをはじめようってなったときも、曜ちゃんが手をあげてくれてすっっっっごく嬉しかったんだぁ♪♪」
「いつか私も頼りがいのあるかっこいい女の人になって、曜ちゃんをたくさん助けてあげたいなぁ」
とそれも含めて曜への想いに満ち溢れたものになっている。
ちなみにラストのセリフには「曜ちゃんと一緒にμ'sのDVDを見て疲れを癒すんだぁ♡」と語尾に♡付きである。
曜以上に相手について語っており、アニメ本編では間接的に触れられるだけだった千歌からの想いがよく分かるものになっている。
ドラマパート
基本的に終始絡みっぱなしなので主な部分のみを記載する。
2ndシングル『恋になりたいAQUARIUM』
☆ お互いを呼んだ回数 千歌:3 曜:4
・2年生組ドラマパート冒頭にて千歌が梨子に、曜のことなら何でも知っているかのように、曜がみんなで何かやるとなると少しテンションがハイになることを教えた。
・そして息ぴったりで淡島マリンパーク! テンションがハイな曜に合わせてあげる千歌。
・曜は千歌のダジャレ全部にツッコミを入れてくれる。ちなみに、説明しなくて良いから…と3回も言っている。
・梨子を振り回す千歌に曜はまるでお母さんかのように制止する。
・曜が飛び込みをすることに期待していた千歌。
・完全に千歌に押されている梨子に今度は曜が千歌のことなら何でも知っているかのように、「千歌のことは慣れて」と言う。
ユニットシングル 『元気全開DAY!DAY!DAY!』
☆お互いを呼んだ回数 千歌:11 曜:7
・千歌がお金のためにアイドルをしていると勘違いした曜が千歌を叱る。
・千歌の妄想の中で、怪物に1人で立ち向かおうとする曜を信じて涙を浮かべながら先へ行く千歌。
・最後の怪物に立ち向かう千歌とルビィの元に曜は千歌の言う通り戻ってくる。(全て千歌が妄想したというところが重要。つまり千歌の中では自分と曜は強く信じあっており固い絆で結ばれていることになる)
ユニットシングル 『strawberry_trapper』
☆お互いを読んだ回数 千歌:1 曜:4
・千歌の行動に呆れる曜に「曜ちゃん、私何が悪かったの?」と質問を投げる。
・甘えるように聞いた千歌に怯まず、されなれているかのよう冷静にツッコミ。
・千歌がアイデアを考えたと言うが、本当に大丈夫か心配する。
BD全巻購入特典 『Aqoursのグルメレポート』
・千歌から曜に「私を見て」「見た後は食べて」と言った発言が飛び出した。順番待ち中にグルメレポートの練習をする際、千歌をかき揚げうどんに見立ててという状況だが
・最終的に千歌と果南に煽られた曜が「いっただきま〜す」と叫ぶところで終わるため、千歌がどうなったかは不明。
その他
・セガコラボカフェの黒板にはAqoursのメンバーから二人が日直として名前をかかれるのだが、この二人の時には相合傘まで書かれていた。(しかもキャスト限定の営業日。この日以外は相合傘はつかわれていないため、相合傘はこの2人にしかつけられていない)
・Aqours仕様の淡島マリンパーク連絡船(通称Aqours丸)にあるキャストのサイン。千歌役の伊波杏樹のサインには「ようちゃんにならってぇー…ヨーソロー!」と添えている。もちろん曜役の斉藤朱夏のサインにも「ヨーソロー!!」が書かれている。
・船内の注意板には千歌のイラストに「ヨーソロー…なんちゃって♡ 曜ちゃんに教えてもらったあいさつ♡」と書かれている。
・「リスアニ!TV 浦の星女学院放送委員会」第1回。黒板に書かれた日直はこの2人。セガコラボカフェといい始まりの日直はまずこの2人ということなのだろうか?(と思ったら第2回でも続投)
商品関連
主なもののみ記載
・『ラブライブ!サンシャイン!! ロングラバーストラップ』において千歌と曜の名前がお互いのイメージカラーで書かれている。対になってるのはこの2人だけ。
・『ラブライブ!サンシャイン!! つながる寝そべりラバーマスコット』は学年ごとにつながれているが、千歌の次に曜がつなげられている。
・のっぽパンとラブライブ!サンシャイン!!のコラボレーション商品の新パッケージで、キリンに乗っている千歌と曜。他のメンバーは、善子を除いてキリンを見上げている。
・『ラブライブ!サンシャイン!!アイスバー』では第2話で一緒にスマホを見ているシーンがオフショットシールとして紹介されている。
アニメ
TVアニメ版では他媒体よりも幼馴染という点が強調されている。
お互いを理解しあっているようで、千歌が困難にぶつかったときには曜が奮起させたり、暴走した際にはストップをかけている。逆にセンスがややずれている曜に千歌がツッコミを入れる事もある。
特に曜が千歌を支える姿は後述の通りアニメ雑誌にて”嫁”だといわれたことも。
表情や仕草が一致することも多く、日常パートでは絡みも多く仲がいい。
また、曜がスクールアイドルを始めた動機は、「千歌ちゃんと一緒に何かやりたい」である。
序盤では仲の良い描写の多い2人だが、梨子加入以降は彼女が物理的にも心理的にも千歌との距離をつめていく中で、千歌と曜との間に微妙に距離を感じさせる描写が目立った。
下記の2話ではそれがわかりやすく描写されている。
(アニメのネタバレ注意)
第8話「くやしくないの?」
今回の話は東京で挫折を経験し、現在のスクールアイドルの現実を知ったAqoursが決意を新たに0からのスタートを切った回である。
残酷な結果を突きつけられた千歌に、曜は「悔しくないの?」「スクールアイドル、やめる?」と厳しい言葉を投げかける。
結局本音をぶつけたのが梨子だったこともあり、表面上だけ見れば曜は大した役割を果たしていないように見えるかもしれない。しかし曜に問いかけられるまで、千歌はメンバーに心配させないためとはいえ無理に明るく振る舞っており、逃げていたわけではないものの自分の本心と向き合えていない節があった。実際千歌は結果の出た日は梨子にさえも本音を告げる事が無く、結果が出た直後は千歌の中でも気持ちの整理がついてなかった事が分かる。
言い換えれば曜が厳しい言葉を投げかけたことが、千歌が自分の気持ちを整理するきっかけになったともとれる(第13話の寸劇では千歌が本音を打ち明けたきっかけが曜の言葉であることがよりわかりやすく強調されている)。
特に曜は東京タワーのシーンで他のメンバーより早く千歌の本心に気付いていたかのような描写がある。前述のセリフも他のメンバーの驚いた反応や千歌との関係を見るに曜にしか言えないものだろう(曜役の斉藤さんもニコ生で同様の発言をしている)。
またこの2人の「やめる?」「やめない!」のやり取りはシリアス要素に一役買うだろうと予想していたファンも多くそれとは別に、この第8話は曜のセリフがそのままサブタイトルになっていた。
第10話「シャイ煮はじめました」
アバンで梨子にピアノコンクールのメールが来たもののAパートはギャグ風味で進んでいた。
しかしBパート間近になると空気が一変。
Aqoursの為にコンクールを諦めた梨子を千歌はピアノコンクールに出るようにすすめる。
これだけなら特に問題はなかったのだが、問題は2日目の夕食の時。
梨子がピアノコンクールを辞退したことを知って一人で悩んでいる千歌。
そんな彼女に気づいた曜は「どうしたの?」と優しく声をかけ励まそうとするが、千歌は「なんでもないよ」とその悩みを打ち明けようとはしなかった(一応励まそうとしてくれた事にお礼は言っている)。
直後、千歌の視線が梨子に向いていることに曜が気づいてしまうという意味深なカットが流された。
2人の距離
第8話で最終的に千歌の本心を聞き出したのは梨子だった。その会話の中で千歌は他のメンバーに遠慮しているかのような発言をしているほか、曜も千歌が自分の問いに答えず車に乗り込んでしまった時には声をかける事ができずにいた。だからこそ2人の距離感がうっすらと描写されていたとも言える。
また梨子は第8話で「みんな千歌ちゃんのためじゃなくて自分の意思でスクールアイドルを始めた」と言っているが、曜は千歌と何かをやりたくてスクールアイドルを始めている。(つまりスクールアイドルをやる理由が、他のメンバーと比べて千歌に依存している)。
曜は第10話でもメンバーの中で唯一千歌の様子がおかしい事に気づいているものの、千歌はまた曜に本心を隠してしまった。
また第10話は結局2人だけでほぼ問題を解決してしまい、(梨子の個人的なことではあったが)Aqours全体に関わる事を聞いても相談してもらえなかったことから、第1話からずっと千歌を隣で支え続けてきた曜がかわいそうだという声が曜推し以外からも一部であがっていた。
そのせいか特に第10話放送直後は「曜ちゃんが闇堕ちする」などと言われたことも……
このように回を重ねるにつれ、徐々に曜に寂しさを感じさせるような描写がされていった。(ただし曜が2人の行動に気づいていると判断できる描写は本編中皆無なのでアニメを見ていない方は注意)
そして第11話で2人の間にあった距離感の原因が明かされることに。
第11話「友情ヨーソロー」
これまで微かに描写されてきた2人の距離。とくに千歌と梨子が仲良くなれば仲良くなるほど、曜が千歌との間に距離を感じてしまっていた。
第11話ではついに距離ができた原因、そして2人の本当の気持ちが明かされる事になる。
この先、ネタバレにつき閲覧注意
梨子をピアノコンクールへ送り出すAqoursメンバー一同。予備予選で負けられなくなったと意気込みメンバーだが、その中で一人立ち止まって梨子の行った先をずっと見つめている千歌の後ろ姿を見て曜は曇った表情に。
その後のダンス練習の際、梨子がいないことでフォーメーションに違和感が発生してしまうのに気づく。振付を変えるという案も出たが、本番まで時間がないこともあって満場一致で千歌とすぐに息を合わせられそうな曜を梨子の代役にすることに決定した。
しかし改めて練習を開始するも中々息を合わせられない2人。部活が終わっても練習を続けた末、結局曜が千歌に合わせる形で何とか完成させた。
そんな時、東京についた梨子から千歌に電話がかかってくる。曜は千歌から電話を向けられても話すことが見つからず、逆に二人の仲が近くになっていることを痛感してしまうが、千歌の前では何とか笑顔で振舞った。
その頃、忙しくてダイヤがためていた仕事を手伝っていた3年生は、千歌と曜の名前が書かれた部活設立申請書を発見する。
その際のダイヤと果南の発言と練習中の様子から曜の気持ちを見抜いた鞠莉は、ぶっちゃけトークと称して曜の本心を聞きだそうとする。
千歌と一緒にずっと何かをやりたかったという気持ちを明かす曜。しかし、中学校に入ってから徐々に千歌とのずれが生じてしまう。だからこそ一緒にスクールアイドルができた事が嬉しかったと話す。
しかし梨子が入って千歌と2人で曲作りや相談などをするようになり、さらに他のメンバーも次々と加入。それを見て曜は「もしかして千歌ちゃんは自分と一緒にいるのが嫌だったのでは?」と感じてしまっていた。
千歌は自分が普通である事をよく口にしていたが、
曜は曜で「要領がいい」と思われることに引け目を感じていたのだ。
そんな曜に鞠莉は「決め付けないで本音をぶつけるべきだ」と自身の経験を元にアドバイスするのだった。
翌日。そのアドバイスどおりに想いを伝えようとする曜だが、東京から梨子がみんなへのお礼に送ってきたシュシュにはしゃぐ千歌に結局伝える事はできなかった。
その夜。千歌にどうやって想いを伝えるか悶々とする曜。その時、梨子から電話がかかってくる。
戸惑いながらも電話に出ると、自分のポジションを変わってくれた事に謝罪とお礼を告げる梨子。
「自分の代わりだからといって(振りを)あわせなくていい」という梨子に、曜は千歌ちゃんの隣は自分ではなくて梨子ちゃんだと感じていた事を涙ながらに告げる。
そんな曜の気持ちを意外に感じた梨子は、かつて千歌が話していたあることを教えるのだった。
通話を終えた曜は、梨子に教えられた事実に驚く。その直後、自分を呼ぶ千歌の声が聞こえてきた。
1度は幻聴だと思ったものの、再び声がしたため見ると練習着姿の千歌。
「考えたけどやっぱり曜ちゃんは自分のステップでダンスした方がいい」「1から作り直した方がいい。曜ちゃんと私の2人で」と告げる千歌に、曜は梨子にもらったシュシュを手に外に出る。
さっき梨子から教えてもらった千歌の気持ち。
それは”千歌も曜からの誘いをずっと断ってきた事を気にしていた。だからこそスクールアイドルはなんとしても曜ちゃんと一緒にやり遂げる”と決意しているという物だった。
千歌の服に触れて汗だくである事に気づく曜。バスも終わって姉たちも忙しかったのだが、曜の様子がおかしいのが心配で自転車を飛ばしてきたのだという。この時、やや照れ隠しにも見える表情をしている。
ようやく千歌の想いを知った曜は、思わず千歌に抱き着いて文字通り押し倒した。
服が汚れるのも風邪を引くのも恥ずかしいのも構わずに曜はただ泣きながら千歌を抱きしめるのだった。この時、千歌は恥ずかしがりながらも嬉しそうに笑っている。
……余談だがこのシーンは曜役の斉藤さんがニコ生でアニメ全13話の名シーンのひとつとして挙げている。
そしていよいよ予備予選。今を全力で輝こうとメンバーとともにステージに立つ。
2人の想いは既に1つ。それを確かめるかのように目と目を合わせて力強く頷きあう。
そして挿入歌『想いよひとつになれ』で千歌と曜はダブルセンターを務めた。
この曲は、ラブライブ史上2度目、アニメ史上唯一のダブルセンター曲である。
この曲の特に『すれ違った後で同時に振り向いて ほらねホントは 一緒だったよ気持ちはね』はようやく一緒に打ち込めることに出会えた2人の気持ちを歌っているかのようである。
本当の気持ち(アニメ11話の解釈)
自分には何もないと思いこんでるが故に自分を普通であると卑下してしまった千歌。
なんでもこなせるようになったが故に要領がいいと思われることに引け目を感じていた曜。
幼馴染で同学年。いつも2人で一緒にいながらもある意味で遠い立場になってしまい、その距離にお互いに戸惑っていたのかもしれない。
実際千歌は水泳部で忙しい曜を誘うのを最初からあきらめていたし、曜もスクールアイドル部がかつて却下されていたことを言い出せなかったり、など第1話から微妙にお互いに遠慮しているかのような描写がある。
しかし本心ではお互いに一緒に何かに打ち込みたいと思っていた。
だからこそ曜が自分からスクールアイドル部加入を申し出たときには、千歌はものすごく嬉しかったのだろう。それこそ涙目になって抱きつくくらいには。
結局千歌には曜の本心が伝わって無いのでは、と不満を漏らすファンもいるが、第11話はそもそも曜が千歌との距離感に悩み、千歌に大切に想われているにもかかわらず、「本当は一緒が嫌なのでは?」と不安を感じてしまった話である。
そのため第11話は「千歌の本心が曜に伝わった」話として捉えるのが正しいかもしれない。
もっとも第12話で千歌が曜の変化に喜ぶ描写があることなどから、既に2人の本心は互いに伝わっているのだと思われる(ちなみに後述の通り第1話で曜は千歌に「一緒にやりたい」という部分は伝えている)。
第11話までは千歌から曜へどのような思いを抱いているのかいまいち不明瞭だったが
千歌は”曜と一緒にスクールアイドルをやり遂げる”と決意しており、この曲の歌詞や行動からも千歌が曜のことを大切に思っていることがわかるだろう。
余談、小ネタ
梨子の代理について、果南達は時間がないからという理由で曜を指名しており、千歌と梨子が練習した際にはかなり時間を必要としたのだと思われる。
それを描写からすると1晩で作り直して完成させたのだから逆に仲のよさを窺い知ることができるだろう。
・梨子は前述の千歌の決意をすでに聞いているためか、今回の会話で曜が嫉妬していたのを知って意外に感じたようだ。
曜が本心を隠そうとするせいもあるだろうが、千歌の本心を知る梨子から見ると2人の絆はかなり強力なものに見えるのかもしれない
・展開からかなまりと似ているといわれる事も。実際に鞠莉が似たような立場に陥りかけた曜に助言している他、梨子がダイヤと似たように2人の関係に大きく貢献しているなど、3年生と似たような状況に陥りかけていたことが分かる。
・2人で作り直した振りが練習時、つまり当初千歌と梨子がやる予定だった振りより密着度が高くなっている。デュオパートで密着背中合わせ、画面に隠れて見えないが恋人つなぎ、お互いの想いが通じ合ったかのように視線を合わせる、などようちか好きにはたまらない振り付けとなっている。想いが伝わった2人ならではの振りといえる。
・曜が考えていた思いを伝える妄想が、壁ドン、木の下、うちっちーで全速前進とほぼ告白のようにも見える。
・2ndPV恋になりたいAQUARIUMとは逆に、終盤で曜が千歌に抱きついている。
・千歌の家から曜の家(推定)までおよそ12.5km。曜が自分らしいステップで踊れていないのを気にして他っぽかったからという理由だけで、これだけの距離を自転車で駆け付けたのだから千歌のほうも中々に愛が重いのかもしれない...。(こちらの聖地巡礼動画によると、バイクでも30分かかるらしい
しかし前作でも「電車来ちゃった!」と叫んで海岸から駅までの約10kmをノンストップで走り抜ける人が居たので、スクールアイドルにとってはこのくらい屁でもないという説もある。ただし、曜が汗だくになった千歌の身体に気付き、それが自分を気にかけて自転車で走ってきたためであることを知って落涙していたあたり、やはり無茶をしていた(無茶をしてでも駆けつけたかった)という演出で問題ないと思われる。
ちなみに2ndシングルPVでは曜が恐らく自宅から千歌の家の近くの伊豆・三津シーパラダイスまで自転車で行っている(こちらは明るい時間帯だったが)。
・梨子から千歌の気持ちを聞き、千歌の行動からそれが本心である事を知った曜が「バカ曜」と漏らしている。それとは逆に第3話では千歌が自分のことを「バカ千歌」だと呟いていた。
・挿入歌のダンスシーンでは、千歌を水色、曜を蜜柑色(オレンジ)と相手をお互いのイメージカラーのスポットライトで照らす演出がある。
・実は第1話で2人とも第11話で判明した本心と似たような言葉を口にしている。
「千歌ちゃんと一緒に夢中で何かやりたいなぁって」「絶対すっごいスクールアイドルになろうね」
見返してみると面白いかもしれない。
その他アニメでの絡み
そのほか日常パートにおける2人の絡みを一部のみ記載。
OP 『青空Jumping_Heart』
・他のメンバーが白を基調とした衣装を着ている中でこの2人だけお揃いの水色の衣装を着ている。沼津のイベントで中の人たちもネタにしていた。
・なぜかCDジャケットの文字がこの2人のイメージカラーである水色と蜜柑色(オレンジ)になっている。
・「ちょっと待って」の部分では、曜が千歌の背中をたたき、「なんて無理」の部分でお互いに腕をバッテンにして向き合っている。(PVでは分からなかったが、イベントで中の人が踊っているので確認できる)その他にもダンスで対になる動きが多々ある。
・ラストの全員で駆け出すシーンで、2人で視線を合わせている。
ED 『ユメ語るよりユメ歌おう』
・登校中の千歌に真っ先に駆け寄るのは曜である。
・CDジャケットでは腕を絡ませている。
各話ネタ(前述の8話、10話、11話の小ネタを含む)
第1話
☆ お互いを呼んだ回数 千歌:7 曜:6
・春休みに二人で東京に行っている。ある意味この出来事が2人の運命を変えたとも言える。
・スクールアイドル部を立ち上げようとする千歌だが、曜が水泳部で勧誘できないのを残念がっている。
・危うく二人でバスに乗り遅れそうになる。姉の様子から曜も普段から高海家に出入りしてると思われる。
・千歌の熱意に押され、曜も一肌脱いで一緒にスクールアイドルの勧誘活動を行う(もしかしたら一緒にやりたかったのかもしれない)。
・果南の家に向かう途中、曜が千歌にクラスの子がスクールアイドルをやろうとしてダイヤに断られたことがあることを告白。曜いわく、「あまりにも夢中だったから言い出せなかった」とのこと。
・千歌が梨子に自分が普通だと語るシーンで幼いころの曜の飛び込みを回想している。幼い頃からのつながりを感じさせると共に、この2人の間にある何かを感じさせるシーンでもある。
・あきらめずにもう一度ダイヤの所へ行くという千歌に、曜も入部を決意。「小学校のころからずっと思ってたんだ。千歌ちゃんと一緒に夢中で、何かやりたいなって」
・このとき曜は申請書にサイン。そして嬉しさのあまり、千歌が曜に涙目で抱きつく。そして立派なスクールアイドルになることを宣言。最初に加入した希望なだけあって、加入の際に千歌が涙目になるほど喜んだのは曜だけである。
(その後、申請書を水溜りに落としてしまい二人で慌てる)
第2話
☆ お互いを呼んだ回数 千歌:2 曜:4
・一緒にダンスの練習。梨子の勧誘を「後もう一押し」と自信満々な千歌に、曜は「本当かなあ」とジト目。
・ダンスの練習でμ'sの楽曲を流していたのは曜のスマホ。一緒にやるという事でわざわざ曲を入れたのだと思われる。
・曜が描いてきた衣装案(制服ばかり)に千歌が的確に突っ込みを入れる。そのイラストの人物は全て千歌なのだが普段からそうなのかそちらには特に触れなかった。
・μ'sについて一般教養だと言い張るダイヤに二人でジト目。表情が完全に一致している。
・「前途多難すぎるよ~」と嘆く千歌に、曜は「じゃあやめる?」と聞くが「やめない!」と即答される。曜もわかっていたように「だよね~」と返していた。
・作曲をすることを承諾した梨子に詞を要求され二人で息ぴったりのミュージカル。
・千歌の部屋で作詞。第1話もだが曜はベッドの上に座っている。
・曜がスマホの機種を変えたことに千歌が気づき、2人でベッドの上でおしゃべりを始めてしまう。当然、梨子に二人とも怒られる。表情も一致。
第3話
☆ お互いを呼んだ回数 千歌:3 曜:1
・鞠莉に「部活として認める代わりに、ライブを行って体育館を満員にしろ(意訳)」という無理難題を押し付けられる。曜は千歌に「やめとく?」と聞くが、千歌は「やるしかないよ!」と難題を受ける。曜も嬉しそうに微笑んでいた。
・直後、全校生徒を集めても体育館が埋まらないことに気づく。またも曜は「諦める?」と千歌に問いかけるが千歌はやっぱり「諦めない!」と返す。
・梨子に「何でそんな言い方するの?」と聞かれ、曜は「こう言ったほうが千歌ちゃん燃えるから」と答える。現状この問いかけをしたのは千歌の家族を除けば曜のみであり、他の人には理解できない2人の絆ともいえる。
・美渡姉にライブの協力を頼むが失敗し「おかしい」とつぶやく千歌に「お姉さんの気持ちもわかるけどね」と曜が返し、千歌が「曜ちゃんお姉ちゃん派!?」と落ち込む。
・このとき曜は、千歌のベッドのそばで作業をしており、千歌のベッドが曜の定位置のようにも思える。
・さらに円卓をよく見ると、曜専用と一目でわかるサイン入りのマグカップがある。
・グループ名を決めるために各々案を出し合うが、その中で「スリーマーメイド」を提案した梨子をスルーして二人で準備運動を再開。開始のタイミングが完全に一致している。
・チラシ配りで人気者の曜を見て、千歌が「さすが曜ちゃん。人気者…」とこぼす。
・バスがなくなり家まで送ってもらう途中、志満姉が千歌を「飽きっぽい」と評したのを曜は「中途半端が嫌いなだけ」と訂正。志満姉も「そっか。さすが曜ちゃん」と納得している。
・ファーストライブをなんとか成功させた直後、「この成功はこれまでのスクールアイドルたちの努力と町の人たちの善意あっての成功だから勘違いしないように」と言うダイヤに対し、千歌は「わかっています!」と力強く返す。その千歌を見つめる曜も笑みを浮かべていた。
第4話
☆ お互いを呼んだ回数 千歌:0 曜:4
・部ができた事で喜び花丸とルビィを強引に勧誘しようとする千歌を「強引に迫ったらかわいそうだよ」と曜が止める。その後、千歌を練習へと促す。
・花丸とルビィが体験入部に来て部員が増えたと喜ぶ千歌に「体験入部だよ」と訂正し、落ち着かせる。
・千歌が花丸とルビィの話を聞かずに勧誘ポスターに二人の名前を書き足して、曜に「人の話は聞こうね」とツッコまれる。
第5話
☆ お互いを呼んだ回数 千歌:0 曜:1
・ランキングをあげるために堕天使衣装でアピールをしてダイヤに怒られた際、曜が「でも、一応順位は上がったし……」とフォローする。苦笑いもまったく同じ顔だった。
第6話
☆ お互いを呼んだ回数 千歌:0 曜:2
・町を紹介するPVの撮影中、千歌が生えてくる曜の如く下から顔をのぞかせる。
・海開きの日。早朝から2人でゴミ拾いをしている。梨子が起きた時には時計は午前3時半を示しており、とてもバスはないと思われるが……。
・挿入歌『夢で夜空を照らしたい』で、この2人だけ赤色のお揃いの衣装を着ている。梨子とルビィ、花丸と善子もそれぞれお揃いだが、この2人はお揃いの衣装はこれで2曲目。
・千歌の「心の中でずっと叫んでた。『助けて』って」という告白を聞き、他のメンバーは微笑んでいる中、曜だけは驚いたような表情をしていた。手に持っていたカメラも無意識に下げている。
この演出は一番身近で千歌を見ていた曜だけが千歌の変化に気づいたという演出だと監督が語っている。
第7話
☆ お互いを呼んだ回数 千歌:1 曜:2
・東京に行く途中、2人で乗り換えの相談をする。この時、残りの4人がやや離れた位置にいるのもあって、一瞬2人きりにも見える。
・秋葉原を原宿と勘違いしている千歌に、曜が声をかけて落ち着かせる。ツッコミを入れたのは梨子だったが、周りが見えなくなった千歌を一旦落ち着かせるのは、だいたい曜の役目である。
・実際にアイドルショップに入った描写がされているのはこの2人のみ。
・神社に行くからと巫女服を着た曜が「似合いますでしょうか?」と聞くと、千歌は「敬礼は違うと思う」と冷静なツッコミ。普段は遠慮のない2人の関係がうかがえる。
・イベント当日の朝。1人でUTX前にいる千歌に曜が真っ先に声をかける。「やっぱり。ここだったんだね」という台詞の通り、千歌の居場所がわかったのは2人で一緒に秋葉原を訪れていた曜だからこそである。
・全体を通して隣にいるシーンが多い。
第8話
☆ お互いを呼んだ回数 千歌:0 曜:8
・Saint_Snowのパフォーマンスに呆然とする千歌に、心配した曜が声をかける。
・東京タワーで千歌が曜に渡したアイスの色が(千歌のイメージカラーの)ミカン色。
・曜の部屋にある写真はほとんど千歌が写ったもの。ツーショットのみならず後ろ姿、影しか写ってないものまである。さらにボードに張られた写真はハートで囲まれていた。
第9話
☆ お互いを呼んだ回数 千歌:0 曜:5
・沼津にて行われる花火大会に招待されたが、出るかどうか、逐一曜が千歌に問う。
・千歌が出たいと言うと、一番に「ヨーソロー!賛成であります」と敬礼。
・千歌が果南について悩んでいると、中腰になって心配そうに見つめる。
・3年生のケンカを止めた千歌に、曜は「千歌ちゃんすごい!」と感心。
・挿入歌『未熟DREAMER』で果南の早着替えのカーテンがこの二人。
・部室の3年生を見守る千歌に曜が敬礼を返す。メンバーの並びが7話のUTXの時と似たような構図である。
・帰りと思われるバスの中で寄り添っていたのはようちかりこだが、千歌と曜はお互いに背中合わせで眠っていた。
・3人以上で一緒に話している時は、ほとんど曜が千歌の隣をポジっていた。
第10話
☆ お互いを呼んだ回数 千歌:0 曜:4
・ダイヤが無茶苦茶な特訓メニューを提案した際、2人で「そういえば海の家の手伝いがある」と逃げようとする。この2人と果南だけが話を受けていたようで付き合いの長さが窺える。
・その際に2人でまったく同じ敬礼とジト目を披露。
・合宿初日。2人で真っ先に海に飛び込む。
・ヨキソバを作るソースが無くなり、曜が千歌に取ってきてと頼む。
・騒ぎすぎて美渡に怒られそうになり寝る事を提案する千歌。曜がまだ9時台である事を指摘すると千歌は曜に詰め寄りその剣幕に耐えかねて「よ、よーそろー」と同意した。
第11話
☆ お互いを呼んだ回数 千歌:17(内、バカ曜1) 曜:20
・話の大筋は前述の通り。
・プール掃除中、デッキブラシにノリノリの曜にジト目。
・プールで滑ってしりもちをついた曜と微笑みあう。
・代役が曜に決まったとき、千歌は満面の笑みで嬉しそうにうなずいている。
・挿入歌でダブルセンターを担当している。
第12話
☆ お互いを呼んだ回数 千歌:2 曜:2
・冒頭ナレーション(善子)によると前回、曜は千歌と闇の契約を結び、闇の鼓動打つ悩みを抱え、最後は神々の黄昏(ラブライブ!)に堕天したらしい。
・梨子に「次は9人で歌おうよ。ラブライブで」と言った曜を見て、千歌が嬉しそうな反応をする。これまで千歌に引っ張られる形で動いてきた曜が自分から積極的な姿勢を見せてくれた事が嬉しかったのだろう。
・実際に千歌はスクールアイドルを”曜ちゃんと一緒にやり遂げる"と決めており、既に互いと一緒に何かをやりたいという気持ちが通じているようだ。
・学校説明会への参加希望が0という事実を受け、2人でかき氷を食べながら相談する。
・このときなぜか曜が千歌よりμ'sに詳しい。もしかしたら千歌のためにいろいろ調べていたのかもしれない。
・かき氷をいっぺんに食べる千歌を曜が心配する。案の定……。
・0から1に向かう事を決意した千歌たち。1度手を重ねた後、曜がみんなの指をつないで0から1にする新たなポーズを提案する。千歌も「それいい!」と喜び、再びみんなで円陣を組みなおした。
第13話
☆ お互いを呼んだ回数 千歌:1 曜:3
・第11話で一緒に食べられなかったアイスを2人で同じ席で食べている。
・内浦のことを紹介する際、Aqoursの成り立ちと軌跡を寸劇形式で伝えるのだが、かなりの場面で表情や動きが完全にシンクロしている。
・また、この寸劇では2人で活動を開始した事が分かりやすく描写されている他、寸劇とはいえ11話以降の2人の関係がより深くなっていることがわかる。
・特筆すべきは東京で0を経験した場面。曜の「やめる?」に対して、千歌が直接返答したかのように描かれている。
・その直後のシーンで1,2年の6人で並ぶのだが、最初に曜が列に並んだ後他のメンバーが入ってきてもまったくぶれずに終始視線を合わせている。
・円陣を組んで番号をかける。千歌の”1”に続くのはやはり曜の”2”であった。
・2人の絡みではないが、千歌ママが千歌に「今度は、やめない?」と聞いている。曜の「やめる?」と似ているのみならず、かつて千歌が曜の誘いを断り続けていたことと何か関係があるものと思われる。
・またその問いかけに千歌はしっかり「やめないよ」と返している。第11話で明かされた決意の現われだといえるだろう。
備考
・実は初期設定では曜が1年であり全くと言っていいほど接点が無かった。G'sでの連載開始に伴い2年になってもただのクラスメイト的扱いが多く、そういった意味では最初期では考えられないほど絡みが増えているといえる。
・千歌と曜がよくお揃いの衣装になることについては「職権乱用(曜)」と言われることがある。沼津イベントでは中の人も言及していた。
・G'sマガジンではお揃いについて直接的な言及はされてないものの、2人とも青空Jumping_Heartの衣装を気に入っているようだ。(但しG'sでは衣装製作はルビィがメインで行っている模様)
・アニメで千歌が作詞、曜が衣装製作と2人とも意外な役割が付与されている。
・浦ラジ!!!第20回では伊波さんがEDのプリクラで曜が善子と組んでいることに「嫉妬しちゃう」と発言したことも(もっともその直後に「千歌ちゃんだって浮気してんじゃん」と突っ込まれてしまったが)
・メガミマガジン2016年9月号にて。曜について嫁力を備えた女の子と評し、「寄り添う姿はまさに嫁」と書かれている。このようなG's含めたアニメ雑誌ではラブライブ!シリーズにおけるキャラ同士の関係について「大好き」という表現は今まであったものの
「嫁」と表現されたのはようちか(の曜)が唯一である。
(以下一部引用)
時には弱音を漏らす千歌にやさしく語りかけ、彼女を奮起させる事もある。そんな曜がいるからこそ、千歌は活躍できるのだ
この一文だけでもわかるように、
今後も曜が千歌にとってかけがえのない存在である事には変わりないだろう。
ちなみに千歌は率先力を持つ女の子と評されており
「思い立ったら全速前進!」と書かれていた。(どっかで見たようなセリフである)
余談
2023年7月1日に市制施行100周年を迎える沼津市の記念ロゴマークが2022年7月1日に決定、発表された際に見た目がようちかだと話題になった。外部リンク(沼津市100周年HP)
なお、投票による最終決定の際に案の一つとして公開された際も少し話題になっており、加えて市外在住者も投票できたため、決定に影響した可能性はある。