「私ね、普通なの」
概要
ラブライブ!サンシャイン!!第1話で主人公高海千歌が自身を揶揄した言葉。
東京で幼少期からピアノに没頭してきた桜内梨子や運動神経に優れスポーツにおいては注目の的だった幼馴染の渡辺曜に対し、やりたい事や夢を持たずひたすら転機を待ち続けていた自分を「普通星に生まれた普通星人」と表現していた。
しかし中学を卒業しても、転機というべき転機は訪れずこのままでは普通星人を通り越して普通怪獣ちかちーになってしまうのではないかと危惧していた頃、高一の頃にたまたま来た秋葉原UTXの大型ヴィジョンで見たμ’sの映像(アニメ一期最終話の「START:DASH!!」)に刺激され普通な自分も輝きたいと思った事がスクールアイドルになろうと決めた大きなきっかけとなった。
前作の主人公高坂穂乃果が幼馴染二人を常に引っ張る側でクラスの人気者だったのに対し、常に幼馴染の曜を見守る側だった千歌は完全に真逆の存在である。
穂乃果がカリスマ性のある主人公だとするなら、千歌は分かりやすいほどの「成長型主人公」である。そのせいか大小含めてことさら普通である点が強調される。
しかし千歌はAqours楽曲の作詞も担当している。
1期終盤や他の細かな描写から、飛び抜けたカリスマ性というよりは、周りをしっかり見て解決を模索しようと努力する、地味ではあるが等身大で親しみのあるリーダー気質であることが窺える。
このひた向きさや一生懸命さからか、劇中で梨子からは「変な人」と評されている。
曜や梨子を中心として、殆どのメンバーに影響を与えている点から、穂乃果とはまた違った意味で、リーダーに相応しいといえるだろう。
ちなみに(第5話で唯一千歌に対するコメントが見られないといった事はあるものの)、今のところ登場人物から「普通」「地味」といった評価は受けていない。
ライバル登場!?
普通怪獣りこっぴー
アニメ2期1話では、長らく放置されてきた普通怪獣ちかちーに、新たなライバルが出現した。
その名も普通怪獣りこっぴー。
登場するや否や、いきなり「がお〜」とちかちーを威嚇したかと思えば、「ぴー!どかーん!!」と謎の爆発を起こし、さらには空に向かってあの宇宙人を彷彿とさせるポーズを取りながら必殺技の「りこちゃんビーム」を発射するという、闘争本能の塊のような怪獣である。
本人は普通怪獣と名乗っているが、ビーム系の必殺技があるあたり、どう考えても普通ではない。
普通怪獣ヨーソロー
アニメ2期6話では、遂に第二のライバル普通怪獣ヨーソローが出現、りこっぴーと一緒にちかちーへと襲いかかった。
謎の爆発を起こせたり、「ずどどどどーん!」とビーム技らしきものを放っている辺り、りこっぴーの同族であると見て間違いないだろう。
なお、内浦という限られたエリアに短期間で3体もの普通怪獣が出現し、さらに戦闘行動まで行っているという事は、怪獣学的に見ても極めて興味深い事例である。
赤い赤いあいつとかに目を付けられないと良いのだが……。
また、ヨーソローはセイウチ型の生物「うちっちー」に擬態する能力がある。同じ普通怪獣でも他の2体には擬態能力は確認されていないので、ヨーソローは彼女達とは別の星からやってきた可能性も否定できない。
余談
アイドルアニメの主人公、普通、輝きたがっているという共通点からアイドルマスターシンデレラガールズの島村卯月を連想した人も多いようである。
うづほのというタグがある事からもわかるように穂乃果と卯月のクロスオーバーイラストは結構投稿されているが、千歌はまさに穂乃果以上に普通の系譜という言葉がぴったりな存在だろう。
なお、バストサイズは数値的には穂乃果を上回っている。
関連タグ
ラブライブ!サンシャイン!!:登場する作品
高海千歌:CV兼スーツアクター
普通怪獣りこっぴー:ライバル関係
普通怪獣ヨーソロー:ライバル関係
普通:特急より停車駅が多いが、各駅停車とは限らないもの。