概要
『ラブライブ!シリーズ』のアニメ版に登場する秋葉原のTV番組のレポーター。
1作だけを見れば、非常にテンションが高いだけの、ただの名有りモブでしかない。
しかし、ラブライブ!のアニメ作品の壁を跨いだ唯一のキャラクターなので、シリーズを通して見ている人から見れば強烈に印象に残っているのではないだろうか。
担当声優は一貫して高森奈津美が務めている。
なお、3作目の『虹ヶ咲』、5作目の『蓮ノ空』に登場していない。スタッフや作品の方向性が明らかに違うため、(ある意味)当然だが理由は公表されていない。
無印
この時は、秋葉原にてスクールアイドルのハロウィンパーティが開かれており、そのインタビュアーとしてテレビに映っていた。さらに「みんな~はっちゃけてる~!?」と掛け声しており、言った張本人が一番はっちゃけていると言っても過言ではない光景に、μ’sの中でも比較的明るめな性格であるほのりんにこの三人はドン引きしていた。
劇場版にも、終盤のアキバのホコ天に各地のスクールアイドルを集めた大規模なゲリラライブの中継シーンでも登場している。
余談だが、テンションが高すぎてカメラに激突してしまう癖があるためなのか、カメラにアキバレポーターが寄った時、スタッフがタックルして足元に抱きつくというシーンがある。
サンシャイン!!
μ’sの解散から数年が経過していることが判明している続編『ラブライブ!サンシャイン!!』にも登場。
1期7話で千歌達が東京の大会にエントリーする際に1回、続く8話でも、千歌達に大会の集計結果を手渡すシーンでもう1回登場している。
こちらは前作の頃と比べると見た目も中身もおとなしくなった。こちらの方が素の彼女に近いのかもしれない。
2期でも7話の冒頭、Aqoursが結果発表を見守るところで数秒だけ出番がある。この場面はラブライブ!東海地区予選会場での出来事なので、もはやアキバというよりラブライブ!のレポーターと化している。
『サンシャイン!!』で「その後の姿」で登場した無印のキャラは、μ’sはおろかその母親達でも妹達でもライバルでも同級生達でもなくまさかのアキバレポーターだった。こうして無印から唯一の続投キャラとして視聴者の記憶に焼き付いたのだった。
スーパースター!!
ラブライブ!シリーズ第4作である『スーパースター!!』ではアキバレポーターに見た目と声帯がそっくりなシブヤレポーターが登場する。
1期10話にて、かのん達が地区予選の説明会へ訪れた際に司会を務める。
大会規定の説明を聞いてかのんがチェケラなポーズを取った際に、シブヤレポーターの即興ラップが始まり、初代を彷彿とさせる高いテンションを視聴者達に見せつけた。
2期10話の冒頭でヘリコプターに乗って会場をレポートするところで再登場。同話Aパート終盤のリモート会見が始まる場面で、いつも通りのハイテンションで司会を務めた。
続く11話のアバンタイトルで、Liella!に負けた事に不満を持ったマルガレーテにマイクを奪われるところが最後となる。
2023年現在、アキバレポーターとの関連性について公式には不明だが、視聴者の間では専ら同一人物扱いで通っている。本作はμ’sが存在していたことを仄めかす言動があるため、もしシブヤレポーターがアキバレポーターと同一人物である場合、ラブライブ!シリーズの5作中3作に出演したことになる。
余談
- 総作画監督の西田亜沙子氏がツイッターにて、監督による裏設定を明かしている。
- それによると地方出身であり、本格的なアナウンサー(報道系?)を目指してこの業界に入ったとのこと。しかしそのような仕事は回ってこなかったため、アイドルイベントのレポーターなどはかなり不本意なようである。
- 『サンシャイン!!』では同じような仕事を続けている間に色々割り切ってしまったのだろうか……とも推測できるが、この時点の設定は特にない。
- なお、それに対するスタッフ全員の反応は、「知らんがな」らしい。
- Aqours6th東京ドーム公演では開演前アナウンスの担当として声のみ登場した。また、ただ注意事項を届けるのに留まらず、煽りや実質的な開演アナウンス(浦の星交響楽団の登場)も行った。
- 中の人は別のアイドル作品では芸能プロと契約している正式なアイドル役を演じている。それだけでなく無印一期でもモブキャラ役で出演していた。アニメ次元でμ'sとAqoursの両方を見ているキャラのCVがアイマス声優とは…
- スーパースター!!第1話で主人公の澁谷かのんが髪をまとめて眼鏡をかけた姿が、あまりにも普段とは別人に見えたため、初見で同一人物だとわからない視聴者が続出した。そしてその見た目がアキバレポーターにもそっくりだったため、なおさら混乱を招いた。
- 同一人物かどうかについては何通りか考えられる。