Just be myself!! 抱きしめたい
待ちわびた未来を 最上級の自分を
楽曲情報
概要
「アイドルマスターミリオンライブ!」に登場する、如月千早のソロ曲。
2014年9月24日発売の「THE IDOLM@STER LIVE THE@TER HARMONY 04」に収録されている。
「ミリオンライブ!」においては千早の2曲目のソロ曲。頭文字をとって「JBM」等と略される。
かつては「アイドルには興味ありません」とまで語り、プロデューサーや周囲にも突っかかった態度を取ることが多く、暗い過去を背負って孤高の歌姫としてただひたすらに全身全霊をかけて歌ってきた如月千早。しかし、765プロの仲間と共に歩み、更に「ミリオンライブ!」においてはシアター組の後輩もでき、仲間と笑い合えるほどになった。そんな千早が過去を乗り越え、しがらみから解き放たれ、ただ「ありのままに」、「自分らしく」(=be myself)歌ったのが本曲である。
以前の千早とは大きく変わり、前向きに伸びやかに自由に歌い上げる本曲は千早の成長の一つの到達点であるとして評価も高い。
また、千早の曲なので当然と言えば当然だが歌唱難易度も高く、特に最後の「Just be myself!!」はとてつもない高音域を要求される。
ライブなど
ASのソロ曲の例に漏れず初出から長い間披露機会に恵まれなかったが、2018年の「初星宴舞」にて遂に初披露を果たす。このライブでは「細氷」もソロ披露されており、演者の今井麻美氏いわく「笑顔の千早と、以前のような千早を両方ステージ上で表現したかった」とのこと。
シアターデイズ
2019年8月30日、メインコミュ第47話の楽曲として実装。タイプはFairy。
ステージは「White Vows」と同じもので、光に満ちたステージで本曲をのびのびと歌う。更に曲中でジャンプするなど、ある意味千早らしくない振り付けも。
なお、MMのコンボ数は727。
因みに実装日には今井氏が「アニサマ!」で「蒼い鳥」を歌唱しており、特異日として話題になった。
難易度
2M | 2M+ | 4M | 6M | MM |
---|---|---|---|---|
4 | 11 | 8 | 12 | 17 |
ミリシタメインコミュの楽曲の系譜
さかしまの言葉(第46話「どうか、届きますように」/白石紬(2回目))
↓
Just be myself!!(第47話「明日への軌跡」/如月千早)
↓
未来飛行(第48話「君がセンターである理由」/春日未来(2回目))
MV
Blooming Clover
本編には楽曲自体は登場しないが、2020年8月26日発売の7巻限定版CDにて、百瀬莉緒(CV.山口立花子)と桜守歌織(CV.香里有佐)の2名によるカバー版が収録された。
なぜこの曲?
Blooming Cloverのカバー曲として「ミリオンライブ!」のソロ曲が採用されるのは本曲が初めてであり(ミリマス以外なら「キラメキラリ」が該当)、この曲が千早にとって重要な位置付けであることもあって、本曲がカバー曲に充当されたことには一部から疑問の声も上がっている。しかし、本編の描写を紐解いていくと、この曲が採用された理由が考察できる。
まず百瀬莉緒だが、第19話(6巻)で「夜想令嬢」のメンバーに選ばれ、1週間連続公演最終日の目玉となる演劇公演の主要出演者として大きな任務を与えられる。しかし、演劇経験のなさから演技に自信を持てず、更に第20話(6巻)で同じく演技に悩む所恵美を救うことができなかったこともあって「今のままじゃダメ」、「新しいことをして変わらない」といけないと思うようになり、第22話(6巻)では代名詞ともいえるセクシーを封印するという行動に出る(第19話で過剰なセクシーアピールを歌織らに咎められたこともあるかもしれない)。
しかし、以降の仕事に全く手ごたえを感じられず、セクシーを解禁しようとしていた矢先、成り行きでヒーローショーの仕事を受けることになる。そこでは慣れないスーツアクターをしていたこともあり、猛暑と疲労の為にショー中に倒れてしまうが、子供たち(と可奈と環)の声援を受けて復活(※因みに怪人役である)。これと前後してファンらにセクシーな所が素敵と言われたこともあり、「みんなの応援に応えられる私でいたい」と自分を見つめ直した莉緒は、自分らしく今後もセクシーを磨くことを決意する。
続いて桜守歌織は、高い歌唱技術を買われて第7話(2巻)から765プロに加入し、第23話(7巻)の頃には高い歌唱力がSNS上で話題となり、なおも平常心を心がけることで高い実力を発揮していたが、プロデューサーから「(新しい自分を試している)莉緒たちを見習ってもいいんじゃないですか」と言われる。その真意は、勿論今の歌も素敵だが、たまには「遊びや回り道」に入って、「自分の可能性に挑戦」もしてほしいという意味であった。まさにその「挑戦」を経て自分を取り戻した莉緒らの姿を間近で見ていた歌織は、後の1週間連続公演6日目において今まで歌ったことのない情熱的な歌を息を切らしながら全身全霊で歌い上げ観客を魅了し、34話でその様子を録画視聴した可奈にも大きな感動を与えた。
そしてこの2人は、歌織は第11話(3巻)で感情が高ぶっていた自分を落ち着かせてくれたり、第23話でヒーローショーの人手が足りず困っていた大学生らを見捨てておけず助力を申し出たり、演技が分からないなりに複数のプランを用意し相手の意図を汲んで演技したり(この点は他メンバーやスタッフからも好評)する、自分にない長所を沢山持つ気さくで情に厚い莉緒が大好きで、一方の莉緒も立ち振る舞いに気品がありしっかりしていて歌唱力も高い歌織のことを尊敬しているという、互いに相手が意識していない相手の内面、相手の自分らしさに憧れる2人なのである。
回り道の末に自分らしさを見つめ直すことができた莉緒と、同様に自分らしさを捨てることで新しい境地を開いた歌織。他のアイドルも含めて「自分の新しい可能性への挑戦」をテーマにした第23~24話のテーマソングとして、かつての自分を振り払って新しい境地にたどり着いた千早のこの楽曲が相応しいということで採用されたのだろう。
余談だが、当の千早も「自分への挑戦」(?)ということでSR「アイドルの試練 如月千早」のようなネコ耳を付けた白猫のコスプレ衣装での仕事をさせられていたことが第24話で判明している。
また、後の第52話で千早本人が劇場公演に出演した際、シアターデイズの曲名SSR「Just be myself!! 如月千早」の衣装である「ビーイング・マイセルフ」を着用してステージに上がっている。(但し、歌唱した曲は本曲ではない)
試聴動画
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