お前らがここに来る事はちゃ~んと計算に入ってんだよ。カラス野郎にふさわしい死に方もなぁ…
くっだらねぇッ!! 同じ犯罪を繰り返さないのが、俺の美学よ!
CV:大塚芳忠
概要
パラダイムシティに跋扈する犯罪者の1人。胸ポケットにスタンガンを仕込んでいる。
キザで伊達男を気取っているが、銀行強盗を企てていた所をロジャー・スミスに退治され逮捕される。
自分をこんな目に合わせたロジャーを恨んでおり、いつかそれを晴らそうと度々脱獄して現れる。
詳細は不明だが、メガデウスのインターフェイス関連のメモリーを持つ。また、有頂天になると(何故か)両足で拍手してしまう奇癖も持っている。
2ndシーズン終盤ではアレックス・ローズウォーターの取り成しにより正式に出られることとなり、ビッグファウやビッグデュオ起動に脅迫される形で(自身の死刑執行命令書を突きつけられて)協力することとなった(役目を終えて放り出された後は意趣返しとして、ドロシーにビッグオーの切り札を引き出す方法をそれとなく教えている)。
因みに、ロジャーのことを「カラス野郎」と呼ぶが、逆に自分は「チンピラ」「プロたる資格なき犯罪者」と言われる。
しかし、前述した通り最終回にドロシーに切り札を託し、ビッグオーが海中から再起をかけたのを見て、のけぞりながら大爆笑していた。やはり彼もまたこの街を愛しており、パラダイムの支配体制に不満を持っていたのだろう。
派生作品
- 『ありがひとし漫画版』
「ゴールド」と称される大物犯罪者。アニメ版のようなコメディリリーフ面もあるが、冷徹かつ残忍な計算の元、終始大物の格を崩さないプロの犯罪者として描かれている。
ウェインライト社と組んだ事件で一度お縄につくが脱走。ロジャーへの復讐を誓う。
終盤ではメガデウス以上の出力を持つロボット・「ギガデウス(ベックが命名)」を駆り、ロジャーとビッグオーを圧倒するも、戦闘の最中メモリーに取り憑かれて発狂。ロジャー(読者)に強烈なトラウマを残し行方不明になった。終盤で死亡したことが明かされた。
1期のみ参戦という都合もあり、ドロシー関係の原作再現を序盤にされるだけで中盤にあっけなく死亡。
第1次から完結編まで皆勤賞という快挙を成し遂げ、ティンプ・シャローンやカン・ユー、そして中の人が同じであるゲイツとおバカ漫才を繰り広げる。
ちなみに過去のトラウマ故に「俺は黒いロボットが大キレェなんだよ!!」と黒いロボットには嫌悪感を丸出しにしている一方、金色のロボットには大興奮している。
そして、何と『完結編』では遂に仲間になる。
乗機のベック・ザ・グレートRX-3は決して強いとは言えないが、ベック自身はエースボーナスによりスキル「強運」が「天才」に変わるという原作再現込みの憎い効果を引っさげてくる。
作中では必殺技をぶちかまそうとしている最中にOサンダーの速射で台無しになった自慢の合体ロボット「ベック・ザ・グレートRX3」であるが、必殺・風神は非常に凝ったアニメーション。スパロボZスペシャルディスクや第3次Zで是非堪能してみよう。