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「ビッグファウ!アァァクション!」


概要

『ザ・ビッグ』と呼ばれるメガデウスの一種。

ビッグオーが『黒いメガデウス』と呼ばれるのに対し、こちらは『白いメガデウス』と呼ばれる。

ビッグオー同様、ビッグファウ自身が認めた『メガデウス・ドミュナス』と呼ばれる者でなければパイロットにはなれない。

作中でのビッグファウのドミュナスはパラダイム社社長アレックス・ローズウォーター

陸戦を得意とするビッグオーに対し、本機は水中戦を得意としている。

本作の実質的なラスボス機体である。


劇中では、合体メガデウス『ボナパルト』に引導を渡す相手として初登場。

ビッグオーを苦戦させたパワーと、サドン・インパクトの直撃にも耐えた頑強な装甲を物ともする事無く撃破してみせた。

その後、最終話(ACT.26)にてビッグオーと対峙、電磁バリアによる鉄壁の守りでビッグオーの攻撃を全て無効化し、強力な武装による猛撃で戦闘不能に追い込む等、圧倒的な力を見せ付ける。

しかし、最後はビッグオー・ファイナルステージの直撃を受け、電磁バリアごと吹き飛ばされ大破。左半身を失うも完全な破壊にまでは至らなかった物の、ビッグファウもまた戦闘不能となった。

そして直後、顕現を果たした最後のザ・ビッグ『ビッグヴィヌス』にアレックスごと“消去”される結末を迎えている。


性能

ビッグファウ!僕の全てをくれてやろう!

両手首がスクリューになっており、水中でも高速で動き回る事が可能。

しかし、『ザ・ビッグ』の中でも最高クラスのスペックを誇る機体の為、陸上・対空戦闘力においてもビッグオーを圧倒する程の強力な武装の数々を搭載している。

攻撃面では、スクリューの高速回転を利用したコークスクリューパンチ、複数のビーム砲による凄まじい火力を発揮出来る等、そのパワーはビッグオーの強固な守りを容易く崩してしまう。

防御面においても、機体を覆う電磁バリアはビッグオーの如何なる攻撃も防いでしまう程の強度を誇り、ラスボスに相応しい圧倒的な戦闘能力を誇る。


ただし、本編のビッグファウは完成された個体では無く、アレックスと内通していたパラダイムシティの外にいる勢力『ユニオン』が各地の荒野より発掘・掻き集めたパーツ一式(※ボナパルトの合体元である異国のメガデウスの一部として組み込まれており、残骸を回収される形でアレックスに引き渡された)より組み上げ復元・レストアした個体である。その為か外見のデザインがロジャーの脳裏に浮かび上がったメモリー内の個体と微妙に異なる。


ビッグファウ ドット絵

具体的には機体の要所にピンク・黒・金と、メインカラーの白が引き立つ色パーツを配した外装となっており、配色がほぼメインカラーで構成され無骨さのある他のザ・ビッグに対して高級感を感じさせる外見となっている。


更にパーツの組み上げ作業は、アレックスのお膝元であるパラダイム社内に秘密裏で建造されていた『メガデウス・ハンガー』で行われており、そこで機体の仕様を改変された可能性がある。現に武装構成が水中ではほぼ役に立たないビーム武装偏重である事、再起動に必要な充電量がパラダイムシティの全電力を注ぎ込んでも足りない燃費の悪さ等、無理な仕様変更が原因と思われる運用面での歪さが現れている。


武装

  • アーク・ライン

ザ・ビッグ共通の武装と思われる、両目より放つ白いレーザー。しかし本編の個体は後述するビーム武装を過剰に積んでいる事から未使用で、ロジャーの思い出したメモリー内に現れた量産機が使用している。


  • ビーム砲

肩背面から伸びる触手の先の砲台から照射される2門2基のビーム砲で、実質アーク・ラインの上位互換。触手は自在にしなる為、照準も360度全方向への対応が可能であり、ビッグファウの死角を無くす事に大きな役割を果たしている武装。威力も一発直撃させるだけで中破したボナパルトを爆破し、余波の高熱で残骸がドロドロに融解する程。

しかし逆を言うなら、ビッグファウが暴走した際にその過剰な火力が周辺に向けられる危険性も抱えている。事実、操縦時に抑圧していた幼稚な本性を爆発させたアレックスを見限ったビッグファウは、彼への当て付けとばかりにビーム砲を四方八方に乱射。事実上ボナパルトの後を引き継いで戦場となったパラダイムシティセントラルドーム内を破壊、ビル街をボロボロにしてパラダイム本社ビルを傾かせ、アレックスの城をみすぼらしい姿へと変えてしまった。


  • 両腕(スクリュー・アーム)

他のザ・ビッグ同様、強力な格闘武器となる。水中推進機構であるスクリューの高速回転を利用し破壊力を増したパンチやチョップを放つ事が可能で、その威力は両腕の盾を構えて防御姿勢を取っているビッグオーを容易く弾き飛ばし、頭部クリスタルや首の装甲に損傷を与えてしまう程。サドン・インパクトとは異なり、即座に発動出来るのが利点。

『衝撃波をパンチと共に叩き付ける』サドン・インパクトや、『高速回転する錘で装甲を穿つ』ビッグデュオ・インフェルノドロシー1、ボナパルトのドリル攻撃に対し、『パワーを込めた回転刃で装甲を削り砕く』為頑丈な敵相手では他のメガデウスやザ・ビッグよりも有効な格闘攻撃手段を有しており、ボナパルトに一方的なダメージを与えられたのもこの武装の特性が大きい。


  • コークスクリューパンチ

肘部分のブースターを点火、スクリュー・アームを質量弾として射出する。複数のビルをいとも簡単に貫く貫通力を持つも、元々が水中推進用の機構の為弾速は緩慢で迎撃される危険が高い。実際本編では射出した際ビッグオーに先端の拳を握り込まれて止められ、ストライク・パイルからの衝撃波により破壊されてしまった。

迎撃される危険性に加え、これを破壊されると推進機構と格闘武装とを同時に喪失してしまうデメリットが大きい事から、本来の仕様には無い復元時に組み込まれた武装の可能性がある。


  • ビッグファウ・キャノン

ビッグファウの切り札的武装。肩が割れた後、そのまま中から迫り出してくる大型のビームキャノン砲。シンプルだがそれ故に隙が無く強力で、ビッグオーを数発で戦闘不能に追い込む威力を持ちながら、速射が可能である。対空武装でもあるらしく、ACT.25では『ビッグファウ・イッツ・グランドフィナーレ』と叫ぶアレックスの操作でユニオンの爆撃機を狙って上空に連射した。


  • 電磁バリア

ビッグファウを覆う非常に強力なバリアー。ビッグオーのありとあらゆる射撃武装はおろか、サドン・インパクトの直撃すら完全に防いでしまう程の驚異的な防御性能を誇る。決戦時にビッグオーが緒戦でビッグファウに傷一つ付けられなかった大きな要因となっている。

操縦経験が殆ど無いアレックスに取っては相手へ絶対的優位を取れる武装でもあり、これで相手の攻撃を防ぎ切って自分だけ一方的に攻撃を加える合理的だが卑怯な戦法が可能。しかしこれを展開し続けるのとビーム武装を同時併用するのには相応な電力が必要なのが想像でき、本機の燃費の悪さの原因だと考えられる。

ビッグファウが水中専用機である事から、元々は水圧に対抗する装備だったとも推測される。


関連項目

THEビッグオー メガデウス アレックス・ローズウォーター

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