米たにヨシトモ
よねたによしとも
アニメーション監督及びアニメーション演出家。本名は『米谷良知』。
テレビアニメ『世紀末救世主伝説 北斗の拳』や『キン肉マン』などで制作進行と演出助手を務めたことをきっかけに、フリーでシンエイ動画をはじめとする各社の作品に携わった。初監督作品は『笑ゥせぇるすまん』である。
代表作の１つ『勇者王ガオガイガー』の大味な作風があまりにも印象深いが、本来はホラー作品やハートフル路線など、様々な作風を演出できる器用な人物。科学知識も詳しく豊富である。
監督を担当した作品には、片言の日本語を喋るアメリカ人、おかしな発明をする老年発明家らが必ずといっていいほど登場する。『食戟のソーマ』では、原作では普通に喋っていたはずのドナート梧桐田が、わざわざ片言に変更されるほどだった。
また登場人物名に共通点を設ける事が多く、『ガオガイガー』では動物、『ベターマン』では植物、『BRIGADOON まりんとメラン』では色、『笑ゥせぇるすまん』ではすべての登場人物が語呂合わせ、など意味する言葉がそれぞれ入っている。
例
獅子王凱 獅子
八七木翔 柳
マイク・ホワイト 白
謎のシンガー※-mai-名義で唄も歌っている。
ちなみに、彼がある意味最も活き活きとしているのはコメディ作品であり、絵コンテ担当として参加した『スペース☆ダンディ』では、シリーズ最狂の問題作である、第22話を手がけている。というかやらかしている。
- 『笑ゥせぇるすまん』
- 『2112年ドラえもん誕生』
- 『ザ・ドラえもんズ』シリーズ
- 『勇者王ガオガイガー』
- 『勇者王ガオガイガーFINAL』
- 『ベターマン』
- 『ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルて』
- 『BRIGADOON まりんとメラン』
- 『星の海のアムリ』
- 『Dororonえん魔くんメ～ラめら』
- 劇場版『TIGER&BUNNY』
- 『食戟のソーマ』
- 『バチカン奇跡調査官』
未製作作品
2006年ごろに企画していたガメラシリーズのアニメ案。
- 2014年ごろのロボットもの
自身のX(Twitter)にて2014年ごろに企画していたロボットアニメ。「ロボットによる変形合体アクション」「少年少女たちのタイムリープ」「12星座」が盛り込まれていた。
3分ほどのPVを作ったものの、お蔵入りになってしまったとのこと。
