概要
2006年ごろに企画されていたガメラシリーズのアニメ作品であり、同時期にカートゥーンネットワークで進められていた海外作品とは別の物である。また、これらとは別に、2014年にAnime News Networkが報じた、詳細不明のアニメ化作品の企画もあったとされる。
監督は米たにヨシトモを予定しており、昭和シリーズの敵怪獣だけでなくガラシャープやマルコブカラッパ、メカニックガメラ軍団なども登場するはずだったという。ザノン号の様な戦艦も確認できる。
『小さき勇者たち』の興行成績を受けて、『小さき勇者たち』の続編やもう一つのアニメ作品など、三池崇史による大魔神の企画と共に製作中止になったとされる。
- 三池崇史の企画は『大魔神カノン』に受け継がれ、三池は15年後の『妖怪大戦争ガーディアンズ』にて大魔神を復活させ、雌であり神でもあるガメラ(玄武)もスピンオフ小説に登場した(参照)。
余談
- 米たにヨシトモの作品である『ベターマン』に登場するベターマン・アクアは昭和シリーズのジグラに影響を受けている。一方で、『GAMERA-Rebirth-』に登場したリバースギロンにはベターマン・アクアを意識した部分が見られると国内外で指摘されている。
- 「牙滅羅」というスペルは、『小さき勇者たち』のトト・インパクトのネーミングの最終候補の一つの「牙滅羅魂」と共通している。
- 『GAMERA-Rebirth-』の「荷電重粒子砲」にも本作のコンセプトを意識した部分があると思われる(小中ガメラ)を参照。