概要
実在する蟹の一種の名前であるが、ここでは主にガメラシリーズの未登場怪獣について解説する。
ガラシャープやモンガなどと同じく、大映が倒産した事によりお蔵入りとなった蟹の怪獣。
1991年に発売されたレーザーディスクボックス『ガメラ永久保存計画』の特典映像『幻の次回作ガメラ対ガラシャープ』のラストに少しだけ登場した。
なお、未制作に終わってしまったアニメ作品『牙滅羅』に登場が予定されていた。
丸い体に鳥のような嘴、ロボットのような足が特徴。嘴があることから、カッパのイメージもあるのかもしれない。実際、後述のマルガラッパはカッパをイメージしている。
実在する蟹「マルコブカラッパ」の他にも、モクズショイがモデルだとされることもある。
名前について
名前の由来は、実在する蟹の一種であるマルコブカラッパそのままである。
マルコブカラッパが公式名称だが、ネット上では「マルコブガラッパ」と表記されている場合も目立つので注意。
雑誌などの媒体では、「マルコムカラッパ」と表記されていたこともある。
余談
- 破李拳竜の漫画『マンガボーイズコミックススペシャル 大怪獣ガメラ』には、マルコブカラッパをモデルにした怪獣である「フタコブカラッパ」と「マルガラッパ」が登場した。フタコブカラッパのデザインは、マルコブカラッパの没デザインの一つをモチーフにしている。
- カニモチーフの没怪獣は、マルコブカラッパの他にも「直立した6本脚の怪獣」が存在し、デザイン画も描かれていた。
- 名称が判明しているのは「ヤマトカラッパ」である。