概要
その名の通り、“広義的”にはガメラを模したロボット怪獣を指す。
キングコングに対するメカニコング、大海獣に対するロボット大海獣(ロボット系怪獣の元祖とも言われる)、ゴジラに対するメカゴジラなどの主役となる怪獣と対を成すライバル系ロボット怪獣に該当するが、現状のガメラシリーズにおいてこれに当たるようなキャラクターは存在せず、あくまでファンの空想か創作の中で制作されているのみである。
とはいえ、一応これまでにこういうアイデアがなかったというわけでもなく、ピコピコブックスから出された「SF怪獣大百科」にはメカ・ガメラの姿が掲載されている。
余談
なお、徳間ガメラも、コンセプト段階では「歩くと脚から機械音がする」などの「生体ロボット」的なアイディアがあった。
2004年放送のアメリカのアニメ『Megas XLR』のシーズン1第7話に、ガメラの姿をした巨大ロボットが登場しており、しかも他の敵と比べて強敵に描かれている(日本に限らず、欧米の作品にガメラネタは多数存在する)。
映画『ANEMONE/交響詩篇エウレカセブンHE』に登場したガリバー・ジ・エンド、劇場版『ウルトラマンジード つなぐぜ!願い!!』に登場したギルバリスは、コンセプトアートも含めるとメカガメラと言われることもある。
なお、エイプリルフールネタとして、2000年代に『ゴジラvsガメラ』の制作決定というネタがあり、そこではM.O.G.E.R.A.に因んで「G.A.M.E.R.A.」が登場するというものがあり、当時騙された人もいるらしい。