概要
VF-11MAXLをベースに、サウンドフォースの一員となったFIRE BOMBERのベース兼ボーカルミレーヌ・ジーナス専用にカスタマイズされた可変戦闘機。
VF-19改と同様の音響装備やサウンドスティックシステムを採用し、サウンドブースターの使用も可能となっている。
ベースとなったVF-11MAXLは、メインエンジンをVF-16用の熱核バーストタービン「FF-3600J」に換装し、主翼をクローズカップルドデルタに変更する等の改修を行っている。さらにパイロットの個体差に併せて調整を行ったオーダーメイド機であり、統合軍全体で10機しか生産されていない貴重な機体である。
このMAXL改はパイロットであるミレーヌに合わせてバトロイド形態が極端なまでに女性的にアレンジされており、外装はほぼ全換装された結果、バトロイド形態の形状はベース機の面影をほとんど残していない。脚部もベース機から細くなっており、それに併せて熱核バーストタービンはFF-2099A改に換装されている。
また、VF-19改やVF-17T改と同じく頭部フェイスパーツに口を模したパーツを持つが、これは超高級車メーカー「フェリーニ・カロッツェリア」によって一枚板から念入りに打ち出された特注品である。