表記揺れ
概要
『アーマード・コア』シリーズ14作目に当たるPS3、Xbox360専用ソフトで、2012年1月26日に発売。企画当初のナンバリングはアラビア数字の「5」だったが、後にギリシャ数字の「V」に変更された。初期のキャッチコピーは「全てを焼き尽くす暴力」で、製品版では「ここは、名もなき傭兵達の戦場」となっている。尚、100年後の世界を描いた続編として『アーマード・コア ヴァーディクトデイ』が2013年9月26日に発売されている。
世界観・設定
前作から世界観を一新し、ACの機体スケールを10mから7mへ変更。ACという兵器の定義が「企業の商品」から「過去に普及していた発掘兵器」に変化している。更にレーダーの廃止に伴うスキャンモードとリコンユニットによる索敵要素の導入や、ブーストチャージ(キックないしは体当たりによる直接攻撃)など、操作に関わる新たなシステムも導入された。
武器の属性について
本作では武器の属性がKE(Kinetic Energy=運動エネルギー)、CE(Chemical Energy=化学エネルギー)、TE(Thermal Energy=熱エネルギー)の3つに細分化されており、攻撃側の武器の威力が被攻撃側の防御力を下回っていると跳弾が発生し、与えるダメージが大幅に減衰(画面には「INEFFECTIVE」と表示)してしまう為、より慎重にミッションに応じた機体構築や武装の変更を行わなければならない。
オーバードウェポン
当初より話題となっていた規格外の特殊武装オーバードウェポンは起動時に画面にノイズが走り、常時熱によるダメージを受け続けるなどのデメリットがあるものの、(当てる事さえできれば)ボスクラスの大型兵器ですら瞬時に撃破し得る文字通り一撃必殺の威力を秘めている。
オンラインモード
ゲーム内容は従来のシリーズよりもオンラインでの対戦要素を強化した作品であり、最大20人のチーム、5人編成の部隊で領地の奪い合いを行える。また、一定の時刻になるとワールドマップの各地に出没する巨大兵器と戦うエクストラミッションが発生。ただし、先述の領地戦で一定の戦果を収め、チーム評価を上げなければ参加権は得られない。更にチームメンバーとは別に他のプレイヤーを傭兵として雇う事が可能で、領地戦や後述のミッションに同行させる事が出来る。冒頭でも解説した通り、サーバーが2014年2月28日をもって運営を停止した為、現在はこれらのオンラインサービスを受ける事は出来なくなっている。詳細に関しては下記のリンクを参照されたし。
【重要】 アーマード・コアⅤ オンラインサービス終了(ゲームサーバー運営停止)のおしらせ
オフラインモード
前述の領地戦から独立した従来からのミッションに関しては、ストーリーミッションとオーダーミッションの二部構成という独自のものになっている。ストーリーが過去の出来事を扱った大規模なミッション、オーダーが現在の出来事を扱った従来のような小規模なミッションとなっている。また、ストーリーミッションでは一定の金額を支払う事でアセンブルの変更や機体の修理&弾薬の補給を受ける事が可能。
ストーリー
【過去:ストーリーミッション】
かつての名は忘れ去られ、ただシティとのみ呼ばれる街。
その街の指導者である「代表」は厳しい隔離政策による独裁的な支配体制を布いていた。
市街への居住を許されなかった「存在しない人々」の住居である地下世界には絶望と諦念しかなかった。
「代表」の腹心であったある男がいかなる咎の故か市街を追われ、地下へと追いやられた。
いつしか彼は地下世界の人々の指導者となり、レジスタンス組織を築き上げ、
代表の支配を打倒するべく、地上への反抗作戦を実行に移した。
しかし、その情報は事前に漏れており、クーデターは失敗。
指導者は死亡し、壊滅的な打撃を受けたレジスタンスは地下へと逃げ延びるしかなかった。
一年後。
男の遺したレジスタンス組織は、彼の娘「フラン」へと受け継がれていた。
【現在:オーダーミッション】
シティでの戦いの後、ロザリィと共に各地を放浪していたフラン一行は再びシティ周辺へと帰還した。
シティは様々な勢力が入り乱れ、群雄割拠の状態へと変貌を遂げていた。
主人公達は新たな戦いへ身を投じる。
登場人物
【ストーリーミッション】
レジスタンス
ミグラント
シティ
企業
【オーダーミッション】
MoH
ゾディアック
ビーハイヴ
その他
登場機体
【ストーリーミッション】
【オーダーミッション】
【エクストラミッション】
関連タグ
不明なユニットが接続されました ミグラント描いてみた アーマードトースター