曖昧さ回避
- アニメ『ゾイドフューザーズ』の主人公。⇒RD(ゾイドフューザーズ)
- アクションゲーム『アーマード・コアV』の登場人物。
- アニメ『マイリトルポニー』の登場キャラクターの愛称(略称)。⇒レインボーダッシュ
- 小説『怪盗クイーン』の登場人物。⇒RD(怪盗クイーン)
- アニメ『RD潜脳調査室』の略称。
- ヤマハ発動機が1973年から製造販売していたオートバイ⇒RD(ヤマハ発動機)
- ライマル大学の略称。
当記事では2について解説
RD(アーマード・コアV)
この戦いが終わったら、俺…
CV:浪川大輔/英:フレッド・タタショア
フルネームは「Ray “RD” Dominato」。ロザリィの部下の青年(海外版では中年男性)。実際は子分・丁稚(でっち)といった方が妥当な立場であり、彼女の所有する大型ヘリの操縦を任されている。根が素直なため、他人と対立する事が苦手で、常に周囲に流されがち。臆病な性格に起因するものか、危険を感知する能力に長けているのが、唯一の取り柄。しかし、その危機感知能力については、主任が「一種の天才」と賞する程であり、敵の増援に対しては特に敏感。
ロザリィと共にシティの代表と対立するレジスタンスに雇われ行動するが、ロザリィの危険を厭わない利益優先の行動に不信を覚え、死亡を偽装して企業側へ降った。そして、レジスタンスのリーダーの愛機だった「ヴェンデッタ」を修復・改修したAC「ヴェンジェンス」を駆りレジスタンスに敵対。恐怖の対象である主人公を幾度となく付け狙い、丁稚奉公関係であったロザリィのヘリを躊躇なく撃墜するという凶行にまで出た。
墜落の寸前に脱出し難を逃れた主人公のACを仕留めるべく最後の戦いを挑むRD。だが、シティの警備部隊や企業の戦力をことごとく退け、激戦を潜り抜けてきた主人公に敵うはずもなく死闘の末に燃えゆく機体と運命を共にした。死を前にしたRDの声はロザリィのもとを去る以前の臆病な彼のままであり、「死にたくない…」が彼の最期の言葉となった。
なお、企業側に寝返った時の彼は何らかの理由で自信を付けたのか口調が荒く、強気な姿勢を貫いている。また、彼の裏切りに至った経緯についてはゲーム中では直接描写されておらず、裏切りのタイミングや、裏切りに関する企業側の関与など不明瞭な部分は多い。
裏切った原因も主人公が自分が危険と感じたものをいとも簡単になぎ倒していくのを見て恐怖の対象が主人公に移ったからだと思われる(主任に「お前なら恐怖の対象を倒せる」と唆されたことが窺える描写がある)。主任にAC乗りとしての才能を褒められ唆されたが、実際に短時間でぎこちなくとも操縦していたため、才能自体はあったと思われる。