始めましょう、最後の勝負を。
概要
CV:小林沙苗
反抗作戦で死亡したリーダー、ジャック・バッティの一人娘。ただし、実の娘という訳ではなく、シティの代表と共に小規模な盗賊団に属していた時代に死んだ仲間の娘をバッティが引き取り、今日に至っている。
フルネームはフランシス・バッティ・カーチスであり、スタッフクレジットで確認可能。本作から数百年の歳月が経過したACVDにおいては、彼女の子孫と思われるマグノリア・カーチスが登場し、それを仄めかす描写も存在する。
また、劇中では一切名前を呼ばれておらず、ロザリィからは二人称で、レオンからは「リーダー」と呼ばれる程度である。RDに至ってはそもそも彼女と一度きりしか言葉を交わしていない。
父親の遺志を受け継ぎ、レジスタンスグループの新たなリーダーを務め、瓦解したレジスタンスグループを再興すべく奮闘しているが、現実的な判断力や冷酷さが決定的に欠けており、リーダーとしての適正を持ち合わせているとは言いがたいのが現状。彼女を補佐する人物にレオンがいる。
ストーリーミッションではシティでの戦いを通じて親しい人との死別、代表や企業との対決を経て成長していき、シティでの戦闘の最終局面では企業による無差別攻撃から市民を救出し、安住の地を求める為にロザリィらと旅をする事になった。
その後日譚となるオーダーミッションではロザリィ、主人公(=プレイヤー)と共にミグラントとして活動し、その過程でロザリィの意外な一面を知る。
ゲーム中では使われていない未使用のセリフではあるが、ミグラントとしてアウトローな世界に身を置いてからは自ら進んで「物資を奪いに行こう」と発言し、名声目当てに他のミグラントが襲い掛かってくるのを聞くや否や「そう言うことなら遠慮は要りませんね。叩き潰しましょう、そんな愚か者は」と発言するなど、荒事に対して抵抗を持たなくなっている。
その後の消息
明確な時期は不明だが、ゾディアックとの戦いの後にロザリィの姉ゴネリルの依頼でタワーの調査へと赴いた際にキャロル達企業と再び相見え、その際に企業側へと付いた案内役のアイザックを後の脅威となると警戒し、彼に対抗する為に別のタワーを見つける必要があると感じている。また、暴力によって支配地域を広げていくセサル・ヴェニデ率いるヴェニデに対しては、彼らに対抗しうる独自の勢力を確立する必要があると痛感していた。
その後、彼女は「サンドリヨン」と呼ばれる流浪の民達を率い、遥かな海を渡った先のFAR EASTのタワーへと到達した。
サンドリヨンの持つ汚染地域を抜ける「渡り」の技術は彼女により体系化され、後にFAR EASTのタワーの発見へと繋がる。
サンドリヨンの民達はタワーの技術を用いて安住の地を見出し、後のEGF(Ever Green Family)となる組織を作り上げているが、タワー調査後のフラン自身の消息は曖昧なものになった。その結果フランの存在は不確かな伝説となり、組織内で半ば神格化されていったという。
また、若き日の彼女とその仲間たちの戦いは、彼女の子孫達によって代々語り継がれている。理由は不明だが、子孫の語る内容は、シティの独裁に異を唱えるレジスタンスの話とは大きく内容を異にしている。
検索上の注意
なお、pixiv上において「アーマードコア フラン」のキーワードで検索すると主に東方Projectのフランドール・スカーレットに関わるイラストが引っかかってしまうので注意。たとえ「ACV」と入れていても彼女をあしらったゲーム中のエンブレムの画像等が出てきてしまう。その為、検索時には「フラン ミグラント」と入れるか、マイナス検索を使うと良い。