デュラクシール

でゅらくしーる

デュラクシールとはスーパーロボット大戦シリーズに登場するロボット、超魔装機の一つ。メカデザインはカトキハジメ氏によるもの。

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目次 [非表示]

1 概要

2 性能諸元

3 武装

4 関連イラスト

5 関連タグ

概要

初出は『スーパーロボット大戦EX』で、地上人召喚事件の際に、セニア・グラニア・ビルセイアが兄のフェイルロード・グラン・ビルセイア用に、地上からラ・ギアスに召喚された機体を参考に開発した超魔装機。

地上世界のモビルスーツにセニアが影響を受けたため、ガンダムタイプのMSによく似た外観になっている。

OGシリーズではヒュッケバインを参考にしたという設定に変更されたが、こちらではヒュッケバインシリーズの機体は召喚されず、データを参考にしたことになっている。なおヒュッケバインに目を付けた理由についてはセニア曰く「堅牢且つ柔軟性を持つフレームと高出力のエンジンでも耐えられる部分に注目した」とのこと。またOGサーガ魔装機神（DSリメイク）時には頭部のデザイン変更が行われており、ヒュッケバイン問題が影響したと推測される。

戦闘ではその巨体と両腕に備えられた鉤爪、そして両肩についたバインダーがビットのように機能することによって戦闘する。地上の技術を用いたため、武装も通常の魔装機とは大きく異なる他、MAP兵器を無効化することが可能。

初期デザインの設定画ではSD頭身でのみSDガンダム同様の瞳が描かれていたが、リアル頭身やゲーム中でのSD頭身では描かれておらず他の魔装機と同様の仕様になっている。デザイン変更後はリアル頭身時から瞳に相当する部位が最初から存在していて、SD頭身でも同様のデザインになっている。

フェイル機はマサキ・アンドー達によって撃破され、設計図はセニアによってアカデミーに厳重に保管されていたが、その後テューディ・ラスム・イクナートによって、改修を加えた上で2機が復元され、主にラセツ・ノバステ、カンツォート・ジョグ、ルビッカ・ハッキネンが乗り込んでシュテドニアス軍で運用された。

ちなみに当初は設計図に脱出装置は描かれていたが、フェイルロード・グラン・ビルセイアの覚悟から、建造時には脱出装置が意図的に省かれており(ちなみにセニアのあずかり知らぬ所で設計図からも脱出装置が意図的に消されており、彼女に非は無い)、大破時脱出不可となっている。それは改修・復元されたものも同じであり、テューディ・ラスム・イクナートがワザと省いたままだったのか気付かなかったのかは不明である。メタ的な見方をすると『魔装機神』制作時に「デュラクシールに脱出装置は無い」というイメージだけで、細かい設定を確認せずに脱出失敗を描いてしまっただけなのかもしれない。

魔装機神Ⅱではガエンが一時的に使用、魔装機神Fではガエンが使用していた機体を調整した上でセニアが使用している。

主人公の友軍として登場しながら敵となり、やがて開発者自ら主人公側の友軍機として運用するようになると言う、それなりに数奇な運命を辿っている。

スーパーロボット大戦OGムーン・デュエラーズでは、精霊の加護を失ったサイバスターに代わるマサキの搭乗機にする案が構想段階であったらしい。

後に改良型であるデュラクシールⅡが登場する。