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エグゼクスバイン

えぐぜくすばいん

エグゼクスバインとは、第2次スーパーロボット大戦OGに登場するリアルロボットである。
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「凶鳥は三度死ぬ」



概要編集

カーク・ハミルロバート・H・オオミヤが開発したスーパー・パーソナルトルーパーエクスバイン・アッシュに大幅な改修を加えた機体。

機体名称の「エグゼクスバイン」はEXエクスバインの略であり、その名称から「ダブルEX」とも呼ばれる。また「ヒュッケバインシリーズの6番目(ゼクス)の機体」という意味も込められている。


ヒュッケバインMk-Ⅲの開発やRXR計画などで培われた技術が投入されており、ファングスラッシャーやリープスラッシャーの発展系である「T-LINKスライダー」を全身に装備し、ブラックホールエンジンとトロニウムエンジンを同時に搭載するなど、ヒュッケバインシリーズの集大成とも言える機体となっている。

Mk-Ⅲの開発コンセプトである「小型・高性能化したSRX」を受け継いでおり、武装面でその影響が見受けられる。


外部から取り付けたトロニウムエンジンとブラックホールエンジンの双方のエンジンを搭載しており高い出力を誇るが、機体の出力調整が非常に難しく、イーグレット・イングの強大な念動力によって外部から安定させているため、当初はイング以外操縦する事ができなかった。なお、トロニウムエンジンにはシュウ・シラカワが秘匿していた6個目のトロニウムを使用している。

上記2つのエンジンの他にプラズマ・ジェネレーターも内蔵するが、これは不安定な2つの動力炉が使えなくなった時のための非常用エンジンであると思われる。


初出作はエクスバイン・アッシュ同様『第2次スーパーロボット大戦OG』。

劇中ではアーマラ・バートンガリルナガンに攻撃されて大破したアッシュに、イング離れた輸送機から追加パーツを念動力で呼び寄せ装着するという離れ業で新生させていた。


次作『OGMD』では、イング以外のパイロットも乗れるようにマイルドチューンされて登場。

前作で、イングの念動力で無理矢理安定させていた機体を再調整して安定させている。

ただ、その固有武装のほとんどが念動力を要求するものであり、実質的に念動力者でなければ使いこなせない機体となっている。

そのため固有武装こそ最初から搭載されているが、シナリオが進んでパイロットの念動力レベルが上がってから本来の性能を発揮する機体となっている。


メカニックデザインはカトキハジメ


スペック編集

形式番号:PTX-DEX

分類:スーパー・パーソナルトルーパー

全高:19.2m

重量:68.1t

動力:プラズマ・ジェネレーター、ブラックホールエンジン、トロニウムエンジン

MMI:T-LINKシステム (ウラヌス・システム)

開発者:カーク・ハミルロバート・H・オオミヤ

製造:マオ・インダストリー


武装編集

ロシュセイバー

フォトン・ライフルS

グラビトン・ライフル

いずれもヒュッケバインMk-Ⅲと同じもの。アッシュから引き続き使用する。


T-LINKセイバー

アッシュから引き継いだ実体剣。

非使用時はストライク・シールドに収納された状態で背部に装備されている。

使用モーションはアッシュから大きく変化しており、敵に突き刺してから纏わせた念動フィールドを爆発させ背後から戻ってくる剣をノールックで掴むという、ヒュッケバインボクサー(OGS)のGソードダイバーとSRXの天上天下念動爆砕剣を掛け合わせたものになっている。

ちなみに、モーションを見るとストライク・シールドは背中からパージした後、アッシュ時と同じように左腕部分に保持している(腕部分のスライダーを攻撃に使用しているので、可能と思われる)。


T-LINKスライダー

ファング・スラッシャーなどの念動系投擲武器の発展型。

2つに折り畳める刃状の武器で、展開して回転させると後述するT-LINKレボリューターとなる。そのままの状態での刺突、蝶番の部分に内蔵されたビーム砲による砲撃、敵に突き刺した上で自機へ引き寄せる等々、多岐に渡る使い方が可能。


T-LINKレボリューター

全てのスライダーを展開して回転させながら敵に飛ばして包囲陣形「ローリング・フォーメーション」を取り、ビームを一斉に撃ち込む。

飛ばし形が某機動戦士に似ていると言ってはいけない。


ブラックホール・バスターキャノン

初代ヒュッケバインから受け継いだ力。その名の通りヒュッケバインの最強武装「ブラックホール・キャノン」の改良型にあたる。

ブラックホールエンジンとエグゼクスバインの心臓であるトロニウムエンジンの合わせ技によりオリジナルより火力は増している


T-LINKレボリューターで敵を包囲し、土星の環のように周回させる「サターン・フォーメーション」によって形成したエネルギーフィールドに閉じ込めてから砲撃する。

略称は「BBC」だが、やはりどこぞの放送局とは無関係。

なお、イングが使用すると戦闘演出中に脱ぐ


余談編集

背面に大型武器を懸架出来るという設定は後に初代ヒュッケバインに逆輸入され、「ジ・インスペクター(漫画版)」のヒュッケバイン008Lと「30」のヒュッケバイン30thは背面にブラックホール・キャノンを懸架していた。


関連タグ編集

第2次スーパーロボット大戦OG スーパーロボット大戦

イーグレット・イング エクスバイン エクスバイン・アッシュ

ヒュッケバイン パーソナルトルーパー

不死鳥:ファンの中では「凶鳥の血を継いだ不死鳥」とも言われている。


ヒュッケバイン30th…本機と同一且つ対極に位置する最新のヒュッケバインシリーズ。


バカラス大人の事情とあるキャラのそっくりさんから姿を替えられた共通点を持つ。

ビルトビルガービルトファルケン…同じく、どこぞの放送局のような略称の合体攻撃を持つ。

ティロ・フィナーレ…『魔法少女まどか☆マギカ』より。ブラックホール・バスターキャノンの発射までのプロセスが相手の動きを封じたうえで大砲を撃ち込むという、ティロ・フィナーレに類似したものとなっている。

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