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目次[非表示]
  1. 古代ギリシア語で“言葉”を意味する単語で、転じて解説理論思想といった論理的概念を指す。“◯◯ロジー(logy)”および“ロジック(logic)”の語源
  2. 機動戦士ガンダムSEED DESTINY』に登場する組織(軍産複合体)
  3. アクエリオンシリーズのTVアニメ第3作目 → アクエリオンロゴス
  4. アクティヴレイドシリーズ → 犯罪ネットワーク・ロゴス


本項では2について解説する。

概要

ブルーコスモス盟主を含む10人の幹部で構成する組織で、ブルーコスモスの支持母体であるとされている。代表者は「代表」の肩書きで呼ばれる。

劇中、ロゴスとブルーコスモスは組織上の区別があいまいに描かれているが、これはC.E.70年代に入ってムルタ・アズラエルロード・ジブリールがブルーコスモス盟主とロゴス代表を兼任したためであり、恒常的なことではない。
『SEED DESTINY』における他の幹部格は、アダム・ヴァミリア、アルヴィン・リッター、グラハム・ネレイス、セレスティン・グロード、ダンカン・L・モッケルバーグ、ブルーノ・アズラエル、ラリー・マクウィリアムズ、ルクス・コーラーで、地球連合の実質的な権力を何らかの手段、手続きで手に入れていた。
また、大西洋連邦の大統領であるジョゼフ・コープランドは、先代大統領アーヴィングの退任後、ロゴスの後押しで当選したため、傀儡的な立場になっていた。なお、コープランド本人は穏健派として知られる人物で、選挙公約は「プラントも含めた地球圏統一国家樹立」であった事からも、プラントとの戦争に積極的ではなかった事が伺われる。

デストロイによるベルリン襲撃後、プラント最高評議会議長ギルバート・デュランダルから「死の商人」、「人類が戦うべき世界の真の敵」と断罪され、戦いの発端は「ザフトの脱走兵によるテロ事件」で開戦当初は完全にプラント側の不利であったにも拘らず、いつの間にか状況が大きく覆される事態になった。
ロゴスのメンバーは「魔女狩り」に等しい形で民衆に襲撃を受け、アダム・ヴァミリア、ダンカン・L・モッケルバーグ、セレスティン・グロード、グラハム・ネレイスが死亡、もしくはヘブンズベースへ逃れたものの、「オペレーション・ラグナロク」によって、ブルーノ・アズラエル、ラリー・マクウィリアムズ、アルヴィン・リッター、ルクス・コーラーが拘束された。更にはオーブ連合首長国を舞台に展開された「オペレーション・フューリー」ではジブリールの迎え入れと宇宙への脱出に加担したセイラン父子も相次いで死亡。そして唯一逃亡したジブリールも「レクイエム攻防戦」において死亡。拘束されたメンバーも法廷にかけられたため(どのような判決が下されたかは不明)、ロゴスは実質的に壊滅した。

なお、オーブの五大氏族であるセイラン父子はジブリールを迎え入れている事から、彼らもロゴスと少なからず関係していると思われる。ただし、報道されていた時の彼らの反応から、デュランダルが無関係な人間までロゴスのメンバーとして公表した可能性も否定できない。

ロゴスの歴史

ブルーコスモスがコズミック・イラに入って誕生したのに対しロゴスの歴史は古く、人類の有史以来存在し続けてきとされている。
軍産複合体とされている事もあるが、ロゴスは軍需産業兵器がこの世に出現する遥か以前から存在し、また軍需産業以外の企業関係者も含まれるので、「秘密結社」のほうが表現としては矛盾が少ない。
その長い歴史からも、地球圏内においてロゴスと繋がりの無い組織は存在し得ないと言っても過言ではなく、一般市民はともかく、各企業や国家のトップはロゴスの存在を知っていた模様。
オーブ連合首長国首相のカガリ・ユラ・アスハも同様で、デュランダルのロゴス打倒の演説を見ていた際には「彼等(ロゴス)のグローバルカンパニーと関わりのない国などあるものか!」と評している。実際、73年時点のロゴス幹部であるセレスティン・グロードとアルヴィン・リッターの運営する企業はセイランと密接な関係がある。

ロゴスの存在理由

劇中ではロゴスを「戦争を操る絶対悪の組織」としているが、実はそれだけがロゴスの本質全体を指し示しているわけではない。

ロゴスは「巨大な資本そのもの」という別の側面も持ち合わせており、さらには前述の通り、有史以前より存在し続けていた事から、現在は軍事だけではなく、金融科学医療食品等に大きく関係している世界中殆どの企業と繋がりを持ち、その企業の経営や活動維持において必要不可欠となる多額の運営費用の出資等も行っていたのである。

つまり裏を返せば、ロゴスという存在は地球圏における軍需から民間インフラに至るあらゆる事業を掌握・提供する大規模な既得権であった訳である。彼ら自身はその頂に君臨し、自由競争からは切り離された存在であったが、デュランダルの演説によって(多少バイアスがあるとはいえ)その内実が明るみに出ると圧倒的に多数な大衆の手によってその座から引き摺り下ろされる形となった。もっとも、人間の世界が特定の支配層とそれに振り回される多数の大衆層という構図が不変であるならば仮にロゴスを打倒したとしてもまた新たな支配層が後釜に据わる結果は避けられない。劇中においてアルヴィン・リッターの放った「我等を討ったとてただ奴らが取って代わるだけ」という台詞は端的にC.E.世界の本質を突いた言葉と言える。

劇中ではギルバート・デュランダルによる暴露があるまでは、一般社会にロゴスの存在自体が全く知られていない為、当然ながらロゴスの存在理由や本質、について知る者も皆無であった。
その事実を利用したデュランダルは、ロゴスを「戦争の元凶」というイメージを強調する形で定着させ、告発の際には「軍需産業複合体・死の商人」として公表した。結果、これまでのデュランダルの融和路線も手伝うこととなってロゴスの詳しい実体を知らない多くの民間側の人間達は、冷静に思考できないままデュランダルの発言を鵜呑みにしてしまい、「反ロゴス思想」に傾倒する事になってしまったのである。
一方、地球側からほぼ独立し、コーディネイターで構成された社会であるプラント側の場合は、当然ロゴスの影響力を強く受けてはいない為、必然的にロゴス壊滅による弊害もそれ程生じる事は無い。またユニウス戦役におけるプラント側の戦争責任を大幅に回避し、更にはロゴスに転嫁出来るメリットもあった為、プラント側の人間達は、最終的にデュランダルの「ロゴス打倒」という方針に賛同するに至った様である。

また、それによって「デュランダルに賛同しない物は全てロゴス」という思考停止の盲信状態が蔓延していくこととなり、支持しないラクスは偽者とまでなってしまう。同時に小説版でのシン・アスカのように「全てロゴスが悪いから自分は何も悪くない」という質の悪い自己弁護や責任転嫁といった軍人としてのモラルの低下をも誘発させていく。

ロゴスとブルーコスモスの方針

代々ロゴスの幹部格達は、様々な方面の産業の大物経営者達で構成されており、本来のロゴスはあくまでも「利潤確保を目的とする裏の業界団体」として結成されたものである。
しかし、いつの頃からは不明であるのだが、「資本主義」から「資本至上主義」に傾倒していったロゴスは、戦争をコントロールする事で莫大な利益を得る歪んだ方針に至って行く事になる。

プラント間の対立はおろか、地球連合加盟国間においてもお互いが仮想敵国視し合う状況が醸成されていたC.E.の政情においてはたとえプラントが滅びたとしても利潤を目的とした戦争が可能であり、地球圏において複雑化した権益構造の根深さが伺える。

ロゴス壊滅後の影響

原作では明かされていないが、小説版ではロゴスの壊滅後、世界中の企業と関わっていた事実が明らかになって、地球圏は未曾有の経済恐慌に陥る事になる。
デュランダルは、混迷となる世界の中で不安を抱えたまま生きる人々に、デスティニー・プランという手段で世界をコントロールしようとしていた為に、ロゴスの壊滅によって生じる事になる地球側の弊害も、予め予測した上で実行したのは間違いないと思われる。
C.E.のその後の時代において派生作品を含めてこうした経済事情の多くが語られる事はないが、作品によっては世界的な中央集権への不信と基幹産業の民生化が進み、人間のリバタリアニズムが進行していくことを示唆したものもある。

ロゴス打倒の思惑

プラント最高評議会議長であるギルバート・デュランダルの行動は多分に政略的な目的が含まれていたものの、ロゴスに掌握された理事国からプラントを庇護したという点では正当な行動をとった。また、ロゴスの思惑によって戦禍が拡大する中、被害に飲まれる地球国家や地域にザフトを駐屯させ、少なくともそこに住まう者には救済措置をとった。

当時のザフトにおいてトップガンであったシン・アスカはオーブ解放作戦において家族を亡くしているが、同作戦の指揮をとったムルタ・アズラエルもまたロゴスの一員であり、彼らが起こした戦争によって生まれた孤児がその打倒の尖兵になるとは皮肉な話であったと言える。

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