概要は伊達じゃない!
逆襲のシャア終盤、アムロらロンド・ベルはシャアの野望を阻止すべくアクシズ内部に入り、アクシズを内側から爆破しようと試みるが、爆破によって2つに割れたアクシズは前部は爆破の勢いによって地球の重力圏から脱出したが、後部が爆破によってブレーキがかかったことで地球に落下しようとしていた。
シャアとのモビルスーツによる激戦を制したアムロはシャアの乗った脱出ポッドを抱えてアクシズに取りつく。
シャア「フフフフフフ‥ はははははは!」
アムロ「何を笑ってるんだ!?」
シャア「私の勝ちだな。いま計算してみたがアクシズの後部は地球の引力に引かれて落ちる。貴様等の頑張り過ぎだ!」
アムロ「ふざけるな! たかが石ころ一つ、ガンダムで押し出してやる!」
シャア「バカなことはやめろ!」
アムロ「やってみなければ分からん!」
シャア「正気か!?」
アムロ「貴様ほど急ぎすぎもしなければ、人類に絶望もしちゃいない!」
シャア「アクシズの落下は始まっているんだぞ!」
アムロ「νガンダムは伊達じゃない!!」
そう言ってガンダムのスラスターを全力で吹かすアムロ。
しかし、いくらνガンダムといえどもアクシズほどの超重量の前には全くの無力であり、アムロもそれは理解していたのだが…。
ブライト「ラー・カイラムでアクシズを押すんだよッ!」
連邦兵「ロンド・ベルだけにいい思いはさせませんよ!」
ジオン兵「地球が駄目になるかならないかなんだ!やってみる価値はありますぜ!」
アムロの行動を見て、それまで戦争をしていた者たちが次々とアクシズを押し返そうと一致団結するという奇跡が起きる。
それでもアクシズは押し返せず、無理をしすぎて爆発する機体も現れ始める。
そんな中、突如不思議な光が辺りを包み込みアクシズが落下を止めたのであった。
派生
ゲームによっては、アムロを特定の機体に乗せると似た台詞を聞く事ができる。
余談
「伊達」とは「豪華」「魅力的」「粋」といった意味で、転じて「見かけだけ」とか「中身が無い」という意味でも使われ、このセリフも後者の意味で使われている。