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殴り合い宇宙

なぐりあいそら

殴り合い宇宙とは、モビルスーツ同士の戦闘を超えた魂のぶつかり合いである。
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概要編集

元ネタは機動戦士ガンダム劇場版第三作・「めぐりあい宇宙(そら)」から。


ガンダムシリーズにおいて、多くはモビルスーツは武器を持って戦いを繰り広げるが、弾切れになる、武器が壊れる、などの理由でモビルスーツが素手での格闘戦を繰り広げられることがある。

初めから手に武器を持たない事を前提にデザインがされているジオン軍水陸両用MSや、掌に接近戦用の固定武装がある機体と言うわけではない、普通の機体同士で繰り広げる格闘戦である。

主人公とライバルキャラの最終決戦など、互いの信念を懸けた引くに引けない戦いであることが多い。


なお、機動武闘伝Gガンダムモビルファイターは格闘戦をコンセプトとした機体で、言わば殴り合いがデフォルトなのでここには含まないものとする。

尤も、それ抜きにしても「地球がリング」であるGガンダムは殴り合っていたのは専ら地上で、終盤にやっと出てきた宇宙戦はガンダムファイト終了直後で殴り合いをする必要性がなく、それよりもむしろ強力な必殺技をぶつけるのがメインだったため、文字通りの「宇宙での殴り合い」はほぼやってなかったりするのだが…


該当する戦闘編集

該当する戦闘があれば追記お願いします。



なぐりあい宇宙編集

実在の漫画作品。

一年戦争を舞台に、ニュータイプの素養を持つ地球連邦軍の女性ジムパイロット「マルグリッド・ハインリッヒ」と、オールドタイプでありながらも気合根性で彼女の前に立ちはだかるジオン軍の男性ザクパイロット「レツ・ヤジマ」が、戦いを通じて分かり合うというもの。


機動武闘伝Gガンダムにも関わった島本和彦氏とそうま竜也氏の合作で、「カズヒコ・ヨシカズ」・「ソーマ・レイ」の名義が使用された。

現在は単行本「ガンダムジェネレーション」・「たおせ カラオケ番長!!」の二つに収録されているので、興味を持たれた方は探してみては。


他のガンダム作品では・・・編集

類似したコンセプトのガンダム漫画として、曽野由大氏による一連のガンダムコミックがある。これは、主要なパイロットたち自体がボクシングや、居合いなど、実際の戦闘術に精通していたことが原因と思われる。特に、「俺ら連邦愚連隊」のラストバトルは、双方がボクシング畑出身ということもあり、実際のボクシングさながらの壮絶なものとなった。


また、小説版のジオニックフロントでは、マニピュレーターを保護する観点から、こういったMSの殴り合いは奨励されていないという記述もある(しかし、小説内ではソフィ・フラン少尉が敵MSのコックピットを、搭乗機の拳で貫くという荒業をかます描写も)


そしてPS2ゲーム「機動戦士ガンダム クライマックスU.C.」のエクストラモードにて「殴りあい地球」なるミッションが存在する。内容は格闘戦だけで敵と戦うと言うものである。


アーケードゲーム「機動戦士ガンダム 戦場の絆」では、パンチを格闘武装とするゾゴック射撃武装を一切廃しパンチのみで戦う事ができる


アーケードゲーム「ガンダムトライエイジ」では、相手の攻撃を防御した後(主に格闘で)反撃するアビリティ「武闘」があり、モビルファイター勢やビルドバーニングガンダムのような格闘メインの機体の他、νガンダムやサザビー、ウイングガンダムフェニーチェなど原作で印象的な殴り合いシーンがあった機体にもこのアビリティを持ったカードが登場している。

ν、サザビー、フェニーチェなどは動作も原作の再現になっている。


余談編集

2022年4月16日にガンダムベース名古屋にておっさん同士の殴り合いが発生し警察沙汰となり、ネットの一部では「ガンダムファイト」「殴り合い宇宙」などと言われてしまった事案が発生した。


関連イラスト編集

モビルスーツだけではなく、ガンダム作品のキャラ達が殴り合っているイラストや小説にも、このタグが使われることがしばしば。

喧嘩するアムロとシャア@UC0087コナンのOPのアレ


笑撃のラスト

同担拒否


関連記事編集

モビルスーツ 最終決戦 戦闘シーン

機動武闘伝Gガンダム モビルファイター 島本和彦

逆襲のシャア νガンダム サザビー

なぐりあい宇宙 (←表記ゆれ)

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